EENOUR ポータブルスポットクーラー QN650 購入

電脳工房

2022年05月11日 12:00

電脳工房がバックアップしているグループの一つに、信州焚火会という長野県松本市/安曇野市を中心に活動する集まりがあります。

四季を通じて活動していますので、冬のスノーシューやわかさぎ釣り時の防寒対策、炎天下での熱中症対策は皆さん工夫され、何ら心配することなく活動してきました。

ところが、昨年大人が一名、熱中症気味になり途中退席されるという事態が発生してしまいました。



お借りしている薪活&焚火場での遊びでしたら、ミネラルや水分をしっかり取り、それでも負けそうになったら車のエアコンでクールダウンしたり、近くの水路へ足を突っ込めば随分違うのですが…



この日は整備(草刈り後の片付け)がメインだったので、タープを張ることもできず、逃げ場がない場所で自己管理に委ねるという状況でした。

参加者のほとんどが大人だったので安心しきっていたのですが…

逃げ場がない場所での作業時、冷気を直接当ててクールダウン。
イベント開催時、シェルターやスクリーンタープへ引き込んでの逃げ場作り。
そんな時の対策も事も考えた方が良いかな?と漠然と考えていました。

そこで検討したのがスポットクーラーなのですが、ポータブル電源での運用も視野に入れると消費電力の関係で機種はかなり絞られ、更に室内で直接冷気を当てること前提にした物が多く、結局行きついたのはお気に入りのブランド、EENOUR社のQN650というモデルになりました。

家庭用エアコンを稼働させると室外機が熱気を放出するので外へ設置するのですが、スポットクーラーを室内で運用すると冷気を直接当てた部位は涼しいけれど、本体から発する熱気で室内温度は差し引きゼロどころかむしろ上がってしまったりします。

屋外で顔に当ててクールダウンさせるだけでしたら良いのですが、シェルターやスクリーンタープへ引き込んでとなると排熱方法を考えなければいけません。



その点、EENOUR社のポータブルスポットクーラーはそういう使い方も想定され、冷気を発する送風ダクトのほか、熱気を排出する排気ダクトが準備されており、それぞれ伸縮性が高いフレキシブルホースになっているので柔軟性高く配置ができる。最終的な決め手はその辺りでした。



もっともらしい事を言っていますが、一番の目的はこの子のため。

昨年6月25日に推定一ヶ月で保護したので、今月25日に満一歳になります。
キャンプや車中泊に制約が出ることは解っていたのですが、消えそうな小さい命を前にしたらそんなことは二の次になり、今では我が家はこの子を中心に回っています。



以来、キャンプにも何度か行き、臆病なので車やテントへ引きこもりがちですが、その中で過ごすことやハーネスにはすっかり慣れ、今年も一緒にあちこち旅をすることになりそうです。

扇風機に比べると音はそれなりに大きいので、RVパークでの車中泊などでも周囲の状況を見極めなければならないですし、近接する利用者が居るキャンプ場では、就寝時間帯に使うことは出来ませんが、就寝時間帯になっても暑さが酷いような所へは行きませんし、そもそも我が家にあるポータブル電源では精々半日しか稼働させられませんので、暑さが酷い日中の数時間運用ということになるでしょう。



そして到着。チャコは中身より荷造り紐の方が気になって仕方がないようです。

暫くの間は、袖触れ合った隣のキャンカーなどに、「この音気になりますか?」と尋ねることになりそうです。

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