トリマ(木工具)の修理

電脳工房

2024年06月02日 07:20

youtubeが全盛だったこから、それを参考にDIYされる方も増え、以前はプロの道具だった物を使いこなしている方も沢山いらっしゃいます。




トリマもその一つで、くり抜いたり板や角材の角を化粧したり、様々なシーンで活躍してくれます。

電脳工房でも看板材の加工のほか、七輪テーブルの製作などで重宝しており、費用対効果としてはかなり高い方だと思います。


使っているのはマキタのかなり古いモデルですが現行商品です


テンプレートガイドという金属製のパーツを組み込んで使うことが多いのですが、先日ちょっと無茶なことをしてしまい、パーツを壊してしまいました。


本体の回転軸とテンプレートガイドの間を開けなければならないのですが、普段使っていない厚さだったため、もう一息というところで刃が届かず、少し押し込んだら接触してしまい、摩擦熱で溶けてしまうという情けないミスです。


工具や金物で困った時は、安曇野市高家にあるエチゼンさんにGO!

周辺のどのホームセンターや金物屋さんより、きめ細かいサービスとリーズナブルな値段で、少しマニアックな注文にも応えてくださいます。
今回のパーツもあっという間に届きました。

修理といっても部品交換で、融けた部品だけ購入することも出来たのですが、全体的に経年劣化していたのでASSY交換しました。

先ず目に付いたのはパーツの高さを固定す部分
レバーからツマミになり操作し易くなっていました


融けた部分は貫通していた部分はえぐれているだけになっていました。

削りカスが直接部材に触れないので、恐らく部材との間に破片が挟み込まれ、トリマが浮いてしまったり部材に傷をつけるといったことが減るのでしょう。


細かいところではネジ

色だけでなくワッシャーが抜けないようになっています
このワッシャーをよくポロリとやってしまい、今回の交換時も一個見失って画像には三個しか写っていません。
細かいところですが、こういう改良は大歓迎です。

2,000円弱でリフレッシュし、ようやく作業に取り掛かることができます。

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