GWのキャンプに備え、先日ツーバーナーのメンテナンスをしました。
力強く良い感じに炎が上がり絶好調
快適な2泊3日に…
のはずが、最終日の朝、突然赤火が出始めました。
そういえば前夜、時折息をつぐような音がしましたっけ。
ホワイトガソリン器具では良くあることで、大抵はジェネレーターを交換して一件落着なのですが、決して安いとは言えないパーツなので、長年使っている方はクリーニングして何度も使います。
私も使い始めの頃から、何個捨ててしまったことでしょう。今思えば凄く勿体ない話しです。
赤火が出始めると一気に悪化します
火力を弱めても出るようになったら、早々にメンテナンスしないと鍋釜が煤だらけになったりします。
原因の見極めはサブバーナーを点けて判断することが多いです。
サブバーナーで赤火が出なければ、ジェネレーターではなくバーナーリング等の問題です。
今回は、サブバーナーでも僅かに赤火が出ていたので、ジェネレーターのクリーニングも行いますが、メインの原因は他にありそうです。
ジェネレーターを外すとクリーニングロッドに錆が浮いていました
実用に影響があるほどではありませんが、気分が悪いので磨いておきます。
超極細コンパウンドとショプタオルの出番です。
クリーニングロッドの先端にはニードルがありますので注意して作業します。
このニードルですが、メンテナンス関連の記事で時折、消火の為の詮のような物だと勘違いして投稿している方を見かけますが、燃料を止めるのはタンク近いダイヤル部で、先端のニードルは噴射部分(ジェット)の詰まりを除く物。
使用時にダイヤルを回すとニードルが動き、詰まりを随時解消してくれます。
MANASLUなどのケロシンコンロにはニードルが添付されており、調子が悪くなったらジェットにそれを差し込んで清掃するのですが、それを半自動でやってくれているという訳です。
ジェネレーターの清掃も行い元に戻して点火
最初よりかなり改善されましたが、やはり原因はジェネレーターだけではありませんでした。
次はバーナーリングのクリーニングです