2020年06月17日

3Dプリンターとカッティングマシン

先日、3Dプリンターを購入し2階の工作室へ配置しました。
3Dプリンターといっても業務用ではなく、少しグレードが高いエントリーモデルというレベルの物です。

メインで使っているPCと同じ物を予備機として購入してあったので、それと併せてデスクへ置きました。残念ながら「置いただけ」です。

想定していた以上の大きさだったので、寸法的には置けるのですが、扉の開閉からパソコンの操作まですべてに支障が出てしまいまうので、デスクの増設かラックの製作が必要です。

試運転もままならない状況なのですが、更なる機材の追加です。

電脳工房には現在、5台のカッティングマシンがあります。
2台は大型機とその予備機
3台は中型機とその予備機2台です
予備機はデバイスドライバーがWindowsXPまでしか提供されておらず、致し方なくスタンドアローンで運用していました。

カッティングも密度が高いものですとかなり時間が掛かるのですが、面付けされていると延々動作し続けます。
予備機といっても故障や整備している時だけでなく、そんな時にも活躍してくれるので使用頻度も結構あり、何かと不便を感じてきました。



そんな事もあり、Windows10対応の最新モデルを新調しました。

大は小を兼ねるとか、大きい事は良い事だなんて言葉もありますが、Rolandのカッティングマシンについてだけ言えば、中型機はカット圧もかなり掛けられ、カッティング精度は同社大型・入門機と比べても高くバランスが非常に良いので、細かいカットやサンドブラスト用のゴムマスクのカット時はこれ一択です。

前回入れ替えたモデルは、カッターを移動させるベルトが切れてしまい、歴代一番の操作性だったのですが泣く泣く引退。そんなになるほどの使用頻度でした。



現役バリバリの調子が良いカッティングマシンですが、業務レベルになると不便なので工作部屋へ引っ越したという訳です。

大型の予備機もWindowsXP迄なので、何れ横並びでで配置して切替機で使い分けられるようにする予定です。

スタンドアロンでの運用なのでネット接続は無く、何かあったら3Dプリンターで使うWindows10機を操作し、USBメモリーで移す事になりますが、そういう機会はあまり無いと思います。

工作室は14畳ほどあるのですが、作業台も置き予備マシンがいつでも使えるように運用したいと思っています。

願わくば10mm厚程度のアクリル板・MDF・コンパネもカットできるレーザー加工機も設置したいですし、使い慣れている2D-CADで即戦力になるのですが、サイズや出力など悩ましいことが多く、投資額も大きめなのでなだ先の話しになりそうです。

この工作部屋は、一般の方がCADや3D-CADで設計した物を、自ら工作機械を扱い加工できる場所に出来ないかと漠然と考えており、特にこれからの社会を担う学生さんたちが、興味を持つ切っ掛けになればなんて思ったりしています。

工業高校でもなければそういう機会はなかなか無いのですが、加工できる環境があれば張り切って設計できるかな?

小型の機材をお持ちの方がもう少し大きい物をと思った時、お役に立てるんじゃないかな?

結構真面目にお人好しなことを考えているのですが、入れ替え時に店頭に置いてあったカッティングマシンを見た友人が、そういう子たちが育てば忙しい時にバイトを頼めるしねと一言。

何だか興醒めする一言でしたが、WIN-WINになるならばそれもありかな?ほとんどの作業がテレワークで済みますしね。  

Posted by 電脳工房 at 11:00Comments(0)工作室

2020年06月16日

Windows 10 が遅い!を解消

買ったばかりの頃は早かったのに、パソコンが日増しに遅くなっていく。

起動にも時間が掛かるし動作も緩慢

色々インストールしたからかな?
ゴミが溜まっているからかな?

Defrag(HDD最適化)をしても
ディスククリーンナップをしてもダメ

そんな方も多いと思います

HDDをSSDへ装換しようか再インストールしようか…

そんな憂鬱な症状も、もしかしたら「Windows 10の高速スタートアップ」を無効にするだけでも解消するかもしれません。

古くからパソコンを使っている方の方が陥りがちな見落とし部分なのですが、Windows終了時にメモリやCPUなどの状態を保存しておき、次回起動時に高速起動させるこの機能が仇となり、何かしらバグっていてもその状態を保存し、次回もそれで起動してしまい延々それを繰り返してしまうのです。

高速スタートアップを無効にすることで、クリーンにスタートできるという訳です。



[SHIFT]を押しながら再起動



暫くすると見慣れない画面が出てきますので、ここで「PCの電源を切る」

すると、次回起動時に高速スタートアップが無効な状態で起動します。

これで解消すれば御の字ですが、しばしば再現するようでしたらこの機能自体向こうにしてしまうのが賢明です。



設定


システム


電源とスリープ→電源の追加設定


電源ボタンの動作を選択する


現在利用可能でない設定を変更します



掘って彫って掘り下げて、ようやくたどり着きます。

「高速スタートアップを有効にする」このチェックを外せば完了です。

起動は遅くなってしまいますが、通常動作にまで影響を及ぼす時は、無効にしてしまうのも手です。

遅くてイライラしている方は、Defrag(HDD最適化)とディスククリーンナップと併せて、先ずは[SHIFT]+再起動をお試しになってみてください。  

Posted by 電脳工房 at 10:54Comments(0)雑記帳

2020年06月15日

火吹棒作り



電脳工房では、FIRESIDE社の人気商品、ファイヤーブラスターを取り扱っています。

ファイヤーブラスター詳細



平たく言うと火吹棒
熾火から焚き火を再開したり、うっかり薪を継ぎ足しそこなった薪ストーブで、煙を最小限に薪を足したり、炭火を熾すのにも重宝します。

DIY好きの方は自作したり、フリマサイトでは自作された模倣品をしばしば見かけることもありますが、FIRESIDE社の物は完成度が高く、無理なく息を吹き込めるのにパワーは強く、口へのアタリも違和感が無く、何より使っていてとても気分が良い商品です。

と、言いながら、今回は昔ながらの火吹棒の製作についてです。

FIRESIDE社の製品は、子どももワクワクする物も多く、キンドリングクラッカーと並んでこのファイヤーブラスターも、キャンプへ持っていくと格好の餌食になります。

キンドリングクラッカー詳細

普通に使っている分には微笑ましく、先端は熾を弄るのにも適していますのでそこまでは問題ないのですが、他の遊びに気を取られると放置したり、時には焚火へ差し込んだまま何処かへ行ってしまう子もいます。

指導しても子どもがワラワラ居る時にはキリがありません。
そういう時は、昔ながらの火吹棒が大活躍です。
金属が使われていないので、火へ突っ込む子どもも居ません。



最近、竹を売っているお店はあまりなく、青竹を乾燥させるのも割れたりカビたりで容易ではありません。
数少ないチャンスはロール状で販売されているカーペットや絨毯を新調する時。芯にしっかり乾燥させた竹が使われていることが多く、しかも節の部分を削って均してあることもあります。

今回も、後生大事にとっておいたそんな竹を加工しました。



バリが出来るだけ出ないよう、マスキングテープでカットする部分を一巻し、テーブルソーで適当なサイズにカットします。



口を付ける側をバリ取りや紙ヤスリで整え
寸切棒や鉄筋を突っ込んで節を取り除き



もう一方へ穴を開けて完成です

穴の大きさは竹の太さにも左右されますが、吹き込んだ時僅かに抵抗がある程度。
抵抗が強すぎる(穴が小さすぎる)と疲れてしまいますし、大きすぎるとパワーに欠けます。
FIRESIDE社のファイヤーブラスターは、この辺りが絶妙です。

今回加工した竹は直径20~30mmØ程度
4mmØで丁度良い案配でしたので参考にしてください



あれだけ長かった竹も、一節ずつロスが出るので、出来上がったのはこの三本。
短いのは七輪用にして、残り二本は娘のところへ嫁いでいく予定です。

妻がそろそろカーペットを変えたいと言い出しています
カーペットの色より、芯材の方が気になって仕方ありません(笑)

そう言えばウチのも有ったぞ?
なんて方がいらっしゃいましたら、ぜひお作りになってみてください。結構いい仕事をしてくれます。

加工でお困りになることがありましたら、お気軽にご相談ください。  

Posted by 電脳工房 at 13:48Comments(0)アウトドア用品

2020年06月04日

キャンプでかき氷&アイス

今週末、信州焚火会がようやく活動を再開します。

長野県での新型コロナウイルスの感染者数は、終盤は市町村別の人数になりましたが、それまでは保健所の管轄での人数だったので把握し辛く、実際の数字は電脳工房周辺(松本市・安曇野)では合わせても1名でしたので、本当に皆さん真面目に自粛されていたというのが率直な印象でした。

妻が主宰する信州焚火会やアウトドア倶楽部 natureも例外ではなく、街から離れた少人数での薪作りを除いての活動はぐっと堪えてきました。

再開といってもしばらくは地元周辺、出かけても県内~新潟方面にとどめ、「新しいキャンプ様式」を皆で考えていきたいと思います。

手洗い用の石鹸
消毒用のアルコールスプレー
そして先日入荷したアルコールジェルでの手指消毒
距離を保てない時のマスク着用
それから…

何より、顔が見渡せる程度の人数で、メンバー間の信頼関係が築かれているグループでの活動というのが力になると思っています。

しばらくは、窮屈なことも多くなりがちで、食事も皆で作るのはしばらくお預けです。
少しくらいはイベント性を持たせることができないかな?せめて参加予定の7人のおちびさんたちだけでも。



ということで天気に恵まれそうなこともあり、今回はかき氷をやることにしました。

~昨年の様子~



予行演習でも好結果。



suaokiの小型ポータブル電源で電動かき氷器を稼働させたのですが、キャンプ本番でもふわっふわのかき氷がどんどん出来上がるので、あっという間に行き渡りました。

出発してから5時間半。7月の結構暑い日でしたが氷はカッチカチでした。



更に8時間半近く経過した18時半頃いただいたアイスは、周囲が少し融けている程度で子どもたちも大満足。



大人はメンバーさんの差し入れで少し贅沢なかき氷を楽しみました



そして夜



なんと、13時間経過した就寝直前でもしっかり凍っていました。



活躍してくれたのはLOGOSの氷点下シリーズ

-16℃と倍速がありますが、こういう用途には-16℃に軍配です。

氷点下シリーズほかLOGOS製品

電脳工房では今年も6/1から、完全凍結済みで直ぐにお使いいただける氷点下パックを準備しています。数に限りはありますが、困った時にはNETSHOPで在庫をご確認ください!

こんな調子で楽しんでもらえるよう、氷を準備しシロップを買っておきましょう。
フルーツ缶と三ツ矢サイダーでフルーツポンチ風なんてどうだろう。

子どもたち、喜んでくれるかな?  

Posted by 電脳工房 at 17:30Comments(0)雑記帳