2023年02月08日

銅の親子鍋



電脳工房が後援している「信州焚火会」が、国営アルプスあづみの公園からの依頼で焚き火イベントを監修するにあたり、先週末妻のパン焼き小屋から道具類を出していたら、購入したままになっていた銅製の親子鍋が出てきました。

何故か錫引きされていないこれを、どこでどうやって入手したのか記憶にないけれど、ズッシリした質感はプロに向けて作られた物なのでしょう。

錫引きしないと酸化して十円玉のような色になってしまうので、その内にやろうと思っていたのだけれど、ムラになるイメージしか湧かず、適した錫が容易に入手できないというのを理由に、お蔵入りさせた記憶だけが残っています。

洗浄・脱脂→フラックスを塗る→火にかけ頃合いをみて錫を入れて溶かす→真綿で薄く均一に広げる→余分な錫を水をはったバットへ払う。
言葉にするとこれだけの事なのですが、そう簡単にはいかないようです。
ここで挑戦して経験値を上げるのも手でしょうし、しくじっても修正できるし、正直使い始めると気にならなくなると思います。
実際、妻が愛用している銅製の小さいミルクポットは、錫引きが削れて薄くなり、ムラになっているけれど気にせず使っています。

銀座バードランドの親子鍋が、20年以上の歳月で、すっかり錫引きが落ちてしまっているそうですが、引き直さないところを見ると不自由していないのでしょう。

さぞかし念入りに磨いているかと思いきや、スポンジたわしで普通に洗っているだけだとか。

このまま使ってみようかと、魔が差しそうになっています。



冷蔵庫には美味しいノニタマゴもある。
※画像はCOCOpanモーニングでハムエッグを作った3年前のもの

そういえば、先週末イベントを手伝いに来た孫が、たまごガチャを楽しみに風沢舎さんの自販機へと向かったけれど、終わっていて思い切り凹んでいたと言っていたっけ。

脱線してしまったけれど

やっぱり錫引きに挑戦してみようか

先ずは小ロットの錫を探さなければならない。鉛混じりの錫、いわゆるハンダならば沢山あるのに。

前回はここでとん挫したけれど、今回は頑張ります!

並行して、練習用にフリマやネットでヤレた銅製品を探てみよう。
  

Posted by 電脳工房 at 10:18Comments(0)雑記帳