2024年01月27日

災害への備え ポータブル電源 ENERNOVA smart300 ソーラーパネル 充電編




バッテリー充電器で車載バッテリーを充電し続け、smart300の残量は35%になってしまいました。

今度はソーラーパネルでsmart300への充電を試みる晩なのですが、実際の運用を想定して車載バッテリーへの充電も並行、いわゆるパススルーで使ってみました。

最近流行りの停電時に瞬時に切り替えるUPS方式とは違い、smart300でのパススルーは一旦バッテリーを介してから出力する、スマホなどと同じ方式ですので、ポータブル電源(バッテリー)の事を考えると決して良いとは言えないのですが、消費電力20W台のバッテリー充電器程度でしたら許容範囲だとしても差し支えないでしょう。


上がEENOURの100Wパネルに付属していたアダプターで、同社のポータブル電源とのマッチングは問題無いのですが、smart300に適合する物が無く、下の発電量自体は不満だらけのENKEEOの50Wパネルに付属していた物を使いました。


充電をスタートすると40W台前半

ソーラーパネル内蔵のマグネット(二つ折りにした時の開き留め)がボディーにくっついてしまい角度が今一つだったのが原因です。


デッキブラシで僅かに煽っただけで80W台で発電してくれるようになりました


出力側のバッテリー充電器は僅かに消費電力がダウンしていました


消費電力<ソーラー発電ならばメリットも大きいのですが、夕方になると国道を挟んだ向かいのお宅の、一際背が高い庭木の陰がちょうどソーラーパネルを直撃する位置にあるので、14:30頃様子を見に行くと発電量は20W程度までダウン。

このまま繋げていてもポータブル電源を虐めるだけなので、ソーラーパネルの接続はここで終了させました。

車載バッテリーを充電しながら35%→53%に回復

この間3時間くらいでした

小型ソーラーパネルでの充電も確認が出来ましたが、特筆すべきはsmart300ではなくてEENOUR 100Wの効率の良さ。
晴れていれば1月でも80W以上発電してくれるのですから頼もしいです。

ただ、どんな組み合わせでも使えるよう、複数種がセットになったアダプターを買い足しておいた方が良さそうです。

  

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2024年01月26日

災害への備え ポータブル電源 ENERNOVA smart300 ソーラーパネル 準備編

HIACEにはMAX250Wで発電してくれるソーラーパネルを積んでいますが、汎用性という点ではポータブルタイプのソーラーパネルに軍配が上がります。

かといって大規模な物は搬送や設置など様々な制約が出てしまうので、精々100~200W程度が妥当で、消費量をそれに合わせたり運用上の工夫をすることが肝心になってきます。


夏場の太陽が真上にある時期は、ルーフの上に載せてしまえば発電量を稼ぐことができます。

しかし、晩秋~初夏の時期は陽が傾いているので一工夫する必要があります。

奔放に広げられる場所ならば良いのですが、なかなかそういう訳にはいかず、まして、万が一災害に見舞われた時は狭隘するスペースで最大の効果を得なければなりません。


そこで登場するのがこれ

ロープとS字フックです


パネルの両端へセットしておけば、キャリアやルーフのレインモールなど、様々な所へぶら下げることできます。


風が無い日はつっかえ棒
風が有る日はロープを張ってブロックなどで固定
下が土ならロープを張ってペグで固定
少し太陽へ向けただけでも、発電量は大きく変わってきます。


以前、車載のソーラーパネルで検証したことがあり結果は倍増。ポータブルタイプでも同じことが言えます。

発電量が少ないポータブルタイプですが、ちょっとした工夫で一気に効率的になります。

さて、それでは実際にENERNOVA smart300をチャージしてみます!

  

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2024年01月25日

災害への備え ポータブル電源 ENERNOVA smart300 小型バッテリー充電器

ディーゼル車はグロープラグという物を使って余熱したり、プラグの点火ではなく圧縮で発生した熱で燃焼させるなど、ガソリン車に比べて始動時の電力消費量が著しく多く、万が一バッテリーを上げてしまうと普通車はおろか、ハイエースを始めとする同じクラスの車でブーストしても始動できないことがほとんどです。

車中泊や万が一の災害時での運用は、エンジンを掛けることなく室内灯を点灯させたり、ドアの開閉でドアランプやルームランプを点灯させる頻度も増え、イザ始動させたい時にセルが元気なく回り掛からないなんて事も想定しなくてはなりません。

実際に、少しバッテリーが弱っているかな?という状況で、うっかりマップランプを点けっぱなしにしてしまい、気が付いたら後の祭りなんてことを何度かやってしまっています。


昨年バッテリーがダメになり交換したのを機に、手軽に充電できるようカプラーを設置したのですが、始動に至らなくてもセルが多少なり回っている状態ならば、小型の充電器でも1~2時間充電すれば何とか始動させることができます。


SUAOKI S270は動作確認済ですが、ENERNOVA smart300 でも念のため動作確認をしてみました。


23W程度で安定して充電してくれました

この充電器は時間が掛かる代わりに、諸々負担を掛けずに黙々と充電してくれるのですが、ハイエースのセルが回らくなるまで放電させてしまうと、三日三晩掛けてようやく満充電になるという感じです。

ですから、smart300の残量が71%で10.1時間充電できるという表示になっていますが、放電しすぎてしまっていると焼け石に水。そもそも、ハイエースの130サイズのバッテリーに対してsmart300の容量は、子どもが大人に相撲を挑むようなものです。

どうしてもダメならば車載している大型のポータブル電源を使えば良い話しなのですが、電気式毛布の投稿でも触れたように、この程度の消費電力の器具を長時間運用する時は、小型のポータブル電源の方が効率が良いケースが多く、何より手軽で邪魔になりません。

当分満充電の緑点灯にはならないと思いますが、日中繋げっ放しにしておいたらセルの回りが凄く元気になりましたので、期待通り保険が一個増えてくれたようです。
  

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2024年01月24日

災害への備え ポータブル電源 ENERNOVA smart300 FFヒーター 高所モード


前回、FFヒーターの動作確認ができましたが、今度は高所モードでの確認です。

これは、このポータブル電源固有の情報というより、設置したFFヒーターをポータブル電源で運用する際の共通情報という感じなのですけれど。

さて、都会の方には馴染が無い高所モードですが、ハイランドモードと呼んでいるメーカーもあります。
コロナの家庭用ファンヒーターは500m以上と1,000m以上(MAX1,500m)の2段階で設定できる物が多く、中には1,500m(MAX2,000m)という製品もあります。
私の自宅や勤務債で使っているダイニチの家庭用ファンヒーターは、高地モードの設定が無く、サポートページを見ると1,300m以上の高地で使わないようにと書かれています。



昨年末、コロナのファンヒーターを修理したのですが、背面の送風用ファンの他に燃焼室の下に送風用ファンがあります。

このファンで燃焼用の空気を送っているのですが、酸素量が薄くなる高地ではファンの回転を速めて送風量を増やして調整するそうで、高所モードの設定=燃焼用ファンの速度設定と言えます。

同時期に修理やメンテナンスしたダイニチとアラジンにはこの構造が無かったので、必然的にモード自体無いのでしょう。

私が購入した廉価なFFヒーターはハイランドモードが装備されていて、500m以上の高地ではそれを使うよう説明書に書かれていました。

住んでいる松本市は標高500m超え、自宅は標高700mに届く手前ですから、高所モードでの運用は必須です。
設定しなくても点火/巡行運転しますし、燃焼用の吸排気は車外ですので全く気にならなかったりします。
しかし、標高が上がれば上がるほど酸欠状態が酷くなるわけですから、不完全燃焼でススが増えるのは目に見えています。


左の縦に3つ並んだボタンの上と下を長押しするとハイランドモードのON/OFFができます
モニター右上の山マークがハイランドモードに設定された状態です


点火プロセスではノーマルのMAX235Wに対してMAX227Wでしたが、これは誤差の範囲内と言えるでしょう。


巡行運転はノーマルモードと同様、42W程度で安定していました。

FFヒーターとしては定評があるべバストヒーターは、標高1,500mまではそのまま、標高1,500mを超えて2,000mまでは高所対応スイッチを入れることで稼働できるようです。
投稿されている諸々をまとめると、高所対応スイッチを入れると、燃料の量を減らして濃度を保つようで、コロナの空気量を増やすのとは反対の動作をするようですね。

このFFヒーターの場合はどうなんでしょう

燃費は変わらないのでしょうけれど、家庭用のファインヒーターほどきめ細かく動作しませんので、6段階ある能力設定で、同じモードで動作させた場合、通常モードとハイランドモードでは吹出温度が同じなのか違うのかなど好奇心は尽きませんが、今回はこの辺にしておきます。

  

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2024年01月23日

災害への備え ポータブル電源 ENERNOVA smart300 FFヒーター


昨年ハイエースへFFヒーターを設置しました

車中泊やキャンプはもちろん、冷え込んだ朝は燃費が悪いハイエースの暖機運転時間をエンジン保護のための最低必要限にし、FFヒーターを運転させた方が遥かに省エネになります。

古い車なのでドアが凍って開かなくなることもありますが、リアハッチだけは開くことが多いのでFFヒーターを運転させると、暫くして開けられるようになります。

万が一の災害時も、電力はソーラーで確保できるので、灯油さえ何とかすれば暖を採ることができ、すし詰めにすれば軽く10人は収容できますから、暖房としては非常に効率が良い類に分類できると思います。

すっかり無くてはならない器具になっているFFヒーターも動作確認してみました


先ずはDC12V

やはりダメでした

定格の120Wを超えていますので、このポータブル電源が悪いのではなく、使える物の方が根性があるというか、無茶しているというか… です


次は、AC-DCアダプターを介して動作させてみました。


ピーク時235Wに達していました

DC12Vでは落ちるわけです


巡行運転が始まると42~43Wで安定して動作していました

数字の上では7.5時間以上使える勘定になります


容量が半分程度しかないS270で5時間27分使うことができましたが、まだ本格的に寒くなる前の10月半ばのテストですし、今回は短時間での検証なので暖まった時のセーブが考慮されていませんが、最低でも7.5時間ということになりますので、例えば車中泊での就寝時間中は暖かく過ごすことができます。

前回テストしたEENOUR P1500とsmart300を一覧へ追加しておきます

EENOUR EB120 ×DC12V 〇RoyPow(36~39W)

EEOUR EB180 ×DC12V 〇RoyPow(36~39W)

EENOUR P703 ×DC12V ×RoyPow

BLUETTI EB70S 〇DC12V(23~40W) RoyPowは未確認

SUAOKI S270 〇DC12V(不明) RoyPowは未確認

EENOUR P1500 ×DC12V 〇RoyPow(30W台前半)

ENERNOVA smart300 ×DC12V 〇RoyPow(42~43W)



  

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2024年01月22日

災害への備え ポータブル電源 ENERNOVA smart300 ビルジポンプ






3年半前に一式購入して以来、自宅温泉のために活躍してくれているビルジポンプですが、イザという時には水の確保にも役立ってくれるので、ENERNOVA smart300でも動作確認をしておきます。

汲んできた温泉を浴槽へと送る時は、車のシガーソケットを使うことが出来ますが、川や湧水などから取水する時は、車載のタンクが受けになりますから、取水場所ではポータブル電源頼みになります。


直近の穂高温泉スタンドを利用


自宅へ戻って浴槽へ。他のポータブル電源と同様、92W程度でソツなく動作してくれました。

このポンプは結構パワフルに送水してくれますので、サクションホースを使ってきましたが、平べったくなり巻きとることが出来る送水用ホースも試し、調子が良かったらポンプをもう一個買っておけば、気軽に車載することが出来るかな?
  

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2024年01月21日

災害への備え ポータブル電源 ENERNOVA smart300 電気敷毛布

寒い季節のキャンプや車中泊ではすっかり定番化しつつある電気敷毛布ですが、人気があるだけあって比較的省エネな暖房器具です。


以前、EENOUR P703で検証した人感センサー付きのコタツですが、定格600Wに対して10W台~630Wくらいまでを行ったり来たりし、3時間51分で45%を消費しました。
単純計算ですが、平均して約83Wで動作していたことになります。
コタツを出し始めたばかりの11月半ばですが、ファンヒーターやFFヒーターをハイランドで使わなければならない地域。JAも松本ハイランドという名称ですから、真冬の時期は都会の最低気温が当地の最高気温なんてことが当たり前で、桜の開花も踏まえると一ヶ月早く冬が訪れ、一ヶ月遅く春になるという感覚ですから、十分寒い季節と言えます。

以前も記事にしましたが、ポータブル電源は非常に便利な道具というだけでなく、このように家電の消費電力を見える化してくれるという点も大きなメリットと言えます。

ヒーターの熱量をコントロールするのではなく、フルパワーで暖めて、設定した温度になると切る、良くある間欠運転を繰り返す器具ですから、寒い季節になると間隔は短くなっていきますので、当然消費電力も増えていきます。
今年も暖冬傾向ですから本気で寒い日が限られてしまうと思いますが、チャンスが有ったらそんな日の消費電力も把握しておこうと思います。

さて、電気式毛布もコタツと同じような動作をします。


EENOUR P1500の投稿で触れましたが、この日は初心者が2組参加されたので150Whの小型モデル、SUAOKI S270を電気敷毛布用に貸し出しました。

長野県北部では降雪予報も出ていたコンディションで、雪が多い地域なので心配していたのですが何とか参加いただけたのですが、焚き火の暖がとても心地良いくらい冷え込みました。

電気敷毛布は2/3以下で設定してくださいと言ってお渡ししたのですが、2組とも夜中に暑くて目が覚めたと言うくらい十分暖が取れ、大雑把なゲージは残量が掴みにくいのですが、少なくともカラッポではない状態でした。

稼働時間は8時間程度。S270空っぽにしていたとしても消費電力は19W弱です。


さて、ENERNOVA smart300はどうでしょう。

新年最初の日曜日。今年は暖冬傾向で、この日も氷点下にならない比較的暖かい日だったので、目盛りを中程にしてテストしました。



1W(恐らく本体の消費で電気式毛布は0W)と50W弱を行ったり来たりする間欠運転はコタツと一緒です。


22:33にスタートして目が覚めたのは5:53

7時間20分稼働させて46%消費していました。単純計算ですが消費電力は約18.6W程度の勘定になります。
暖を採る器具としては、かなり優秀な部類に入りますので、キャンプや車中泊で人気が有るのも道理です。

最近流行りの高出力・大容量モデルはインバータ部など自身を動作させるのにより電力を消費しますので、電気敷毛布のように小さめの電力を長時間使うような器具は、小型モデルの方が有利な場合も多く、平時でしたら奔放に使っても問題ありませんが、充電を意識しなければならない時は、その差が大きく響いてきます。

まだ検証出来ていないのですが、もしかしたら高出力・大容量モデルで電気式毛布のような物を使うより、それで小型のポータブル電源を充電して使った方が効率的かもしれません。

車へ避難し、暖を採るためアイドリングでヒーターを使い、ガソリンスタンドは長蛇の列というのは散々目にしてきましたが、今回の能登震災でも同様の光景を目にしました。

インフラ(電気)が消失し、車の走行充電もガソリンの入手が困難。
そうなるとソーラー発電はとても頼もしいのですが、日照時間が少なめな地域や季節は、必ずしも十分な発電量を得られるとは言えません。

全国平均日照時間

パーソナルを前提にすると、ポータブルタイプのソーラーパネルを使うのが現実的で、私が使っているEENOUR社の100Wのソーラーパネルはかなり優秀で80W以上で発電してくれますが、他社の50Wタイプは太陽へ向けようが何しようが15~20Wしか発電してくれません。
同じように100Wタイプなのに半分も発電してくれないという話しは珍しくありません。

国内の平均日照時間は5.2時間程度とされていますが、その時間ずっとMAXで発電してくれる訳ではありませんので、考え方とすれば80Wで発電してくれるEENOUR社の100Wパネルは、電気式毛布を一晩(8時間)稼働させるためには、コンディションが良い時に2時間(以上)充電。50Wのパネルならば3.2時間(以上)。この位が限界かなと思われます。

20W程度しか発電してくれなければ、8時間(以上)掛かりますので、一晩の消費電力など到底賄えないことになります。

備えるという意味では、消費電力がより少なく、ソーラーパネルの発電量も様々なシーンでチェックするなど、そのスペックにも注目してみましょう。
  

Posted by 電脳工房 at 07:20Comments(0)防災用品雑記帳

2024年01月20日

災害への備え ポータブル電源 ENERNOVA smart300 開封

令和6年能登半島地震で被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます

電脳工房ではアウトドア用品を取り扱っていますが、それに関連して防災用品も扱っており、近隣の自治体等にも納品をしています。

防災用品といいましても、尾西やサタケをはじめとする備蓄米や非常食だでなく、普段はキャンプなどの趣味や日常生活で使えるけれど、イザという時には頼りになる道具に主眼を置いています。

さて、その防災用品ですが、自治体などで備蓄するのには予算や保管場所など諸々の制限による限界があり、また、備えた物が必ずしも使えるという訳ではありません。
広報をはじめとして私どものような販売店も、常々家族が5日間(以前は3日間と言われていました)過ごせるだけの備えをと口にしてきましたが、多くのご家庭ではそういう状況に無いことは言うまでもないと思います。

大雪が降ったり停電をした時に、手軽に食べられるパンやカップラーメン、ペットボトルの飲料が店頭から一気に姿を消すのが何よりもそれを表していると言えます。

大規模災害で甚大な被害に及んでしまった時に出来る事はより少なくなってしまいますが、それぞれの備えが国や自治体の支援以前に融通として活用され、中継ぎとなることはとても大事なことだと考えています。
先に書きました通り、自治体などに納品することもありますが、必ず口にするのは賞味期限切れを5年に一度くらい一気に入れ替えるのではなく、年に1/5程度を消費しながら入れ替える「ローリングストック法」を意識してくださいということ。
それから、それを通じてより多くの方に防災用品を備えたり、各自の生活環境に合った物を選んで欲しいということです。
これは、自治会で頑張ってあれこれ積むのではなく、捻出された限りある予算で購入した物は、防災用品というよりも製品見本としてより大きな価値を生み出す物で、各家庭での効果的かつ十分な備えをする切っ掛けにして欲しいという思いです。

今一度、過去の憂うべく災害から学んだことや、私どもが実際に確かめた情報などを順次掲載し、何らかのヒントにしていただければと思っております。

最初におことわりしておきたいのですが、ここ数年頻繁に投稿しているポータブル電源やソーラー発電に関連する記事で登場する器具類は、電脳工房で扱っている物はほとんどありません。

災害に乗じた商売をしようとしているのではなく、純粋に私自身や家族、縁がある方たちの力になれればという思いであるという点をご理解いただき、色眼鏡で見ずにお付き合いいただけると嬉しいです。


さて、今回到着したのはENERNOVA smart300という機種です。



AC100 300W(サージ350W) 296Wh という私が持っている中ではSUAKI S270のAC100 100W(2口合計150W) 150Whの次に小さいポータブル電源。出力や容量はS270のちょうど倍くらいです。


正直なところ、全く興味が無いブランドだったのですが、年末にfacebookの広告でSALE情報が流れてきたのが切っ掛けになりました。

年明けのこの広告では、19,900円が抽選で最大5,000円のクーポンが当たれば14,900円で購入できるというものですが、年末のSALEでは元値が15,900円になっていて、5,000円のクーポンが当たり10,900円になるという甘い話し。
年末のご祝儀価格なのか、もしかしたら設定間違いだったのかもしれません。
本当にそうならば嬉しいのですが、Facebookの広告ですから信用なりません。

色々調べたのですが公式サイトやFacebookの企業ページには矛盾が無く、PAYPALでの決済もできるということだったので注文してみたという次第です。

自宅や会社の環境は有る程度整っているので、次に必要になるのはもっと大規模な2000W/2000Whクラスやその連結かな?なんて漠然と考えていたのですが、先日の停電で自宅の冷蔵庫や照明は賄えたものの、懇意にしていただいている燐家の奥さんのところは大丈夫かな?とか、娘や息子の家にも有った方が良いよなという感じ、幾らあっても困らないという感覚での購入です。

私のように、SUAOKI S270からスタートし、やがてもっと高出力・大容量の物をとなっても、このクラスの物は手軽に持ち運びできるので何かと重宝します。切っ掛けとしてはたとえ現在の14,900円でも痛い出費ではありません。

購入時気になったのは
充電サイクル1,000回とありますが、一般的なリチウムイオンを使ったポータブル電源と同じく、500回程度だと考えるのが適当でしょう。
一番ネックになるのは60Hz限定モデルだということ。幸い長野県は60Hzエリアなので問題ありませんでした。


ACとDCアダプターが付属していますので、シガーソケットからも充電できます。


SUAOKI S270とのサイズ比較。

結構大きくなりますが、DC12Vを使う時にアダプターが要らないのは便利というよりむしろ、S270が面倒だったという方が正解でしょう。
使用頻度を考えると、その分コンパクトで良いとも言えるのですけれど、smart300くらいのスペックになると内蔵の方が有り難いです。


先ずは満充電

72Wで安定して充電していましたので、空っぽからの充電は最短で4時間ちょっと。
流行りの高速充電モデルと比べるとゆっくり目ですが、私はこの位の速度に慣れていますし、バッテリーへの負担も少なく、何よりこの程度ならばEENOUR P1500をソーラーで充電しながら、パススルーで充電しても負荷が少なくて良いかな?


天板がワイヤレス充電器になっているので妻のPhoneを乗せてみました

充電表示にInが追加されました


InとOutが交互に表示され、iPhoneはMAX8Wでチャージしていました。

場所や機種を少し選ぶようで、少しズレると数値が落ちますし、私のTORQEは良い場所を選んでも2W~3W程度、外れると充電ランプは点いているけれど0W表示という感じでした。


そして充電完了

追々、身近な家電などを使ってレポートしたいと思います。

  

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2024年01月19日

シェラカップにピッタリサイズのタッパー


シェラカップを収納して便利に使っています

購入した当初はシェラカップを2個押し込んだり、雑誌の付録の小さいサイズのシェラカップを入れ子にして使ったのですが、スタッキングは両刃の剣といいますか、面倒で使い勝手が悪くなってしまうこともあります。


結局面倒になりシェラカップ単体で使っていたのですが、CanDoへ行った時にこんな物を見つけました。

シェラカップにピッタリサイズのタッパーです

キャンプや車中泊で食べ切れずに余ってしまうことって結構あります。
そんな時はタッパーやジプロックを使ってクーラーボックスで保存するのですが、このタッパーを使えば手間も洗い物も減らすことが出来ます。


同じスタッキングでもラップも不要で完全では無いけれど密閉性があるので重宝する事間違いなし!

黒猫チャコと一緒に出掛ける時は、餌用・水用の容器をそれぞれ持って行くのですが、ここへ一回分のご飯やおやつを入れておけば、あれこれ開ける手間も省けそう。

なんて思いで購入したのですが、果たしてこれは一軍入りすることが出来るのでしょうか!?
  

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2024年01月18日

チェアーポケット 車内へぶら下げて重宝

私はどちらかと言えばアンチ百均
「良い物を長く使う」を信条にしているからです

それでも中には、キラっと光る逸品に巡り合うこともあります。

筆頭は何時買ったかも忘れるくらい長年重宝している皮むき(ピーラー)
普通に市販されている物、オールステンレスの物、ビクトリノックスの刃が斜めになった物まで色々なタイプを使ってきましたが、いつも手に取るのは百均で購入したありきたりの物です。
今使っている物は、少し前に切れ味が少し落ちてきたので、砥石で研いだら復活したので引き続き使っています。

夫婦で出かける時は、時短で研いだお米をジプロックへ入れ、規定量の水で浸漬(浸水)させながら現地へということも多々ありますが、連泊や人数が多い時はお米を持っていきます。

そんな時に時に活躍してくれるのがこれです
冷蔵庫で保管しておけばお米の鮮度も保てます

この収納袋もアタリでした

ありがちなペカペカ感も無く、難を挙げれば口元のベルトがもう少し丈夫だったらと思うのですが、破損したらしっかりしたベルトに挿げ替えれば大丈夫。

カセットボンベと入れるより、普通に収納袋として使っています。

買い足そうと思ってセリアへ行ったら、4店舗回ってようやく見つかったのは一個だけ。
コストが合わなくて廃盤になってしまったのかな?それともニーズが無かったのかな?


陳列棚をくまなく探していて目に入ったのがこれ
チェアーポケットという商品で、椅子のパイプへ取り付ける小物入れです。

発売から結構経っているようで、何しろアンチ百均ですので購入前に調べたら、なかなか評判が良い商品でした。

カセットボンベの収納袋と同じタグが付いていましたが、開封と同時に剥がしてしまっています。


購入を決めたのはシェラカップがピッタリ入るサイズだったから
押し込めば2個重ねて入りますし、使っているうちに馴染んできて出し入れし易くなると思います。


マジックテープで高さを調整できます。

耐荷重は500gですから十分です。


黒猫チャコ用はここ


私たち夫婦用はスライドドアを開けたら直ぐ手が届く場所

こうしておけば湧水などを見かけた時に気軽に飲むこともできます

購入して間もないのですが、すっかり一軍入りしています。
  

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