2020年03月31日

薪作り 玉切り台(玉切り用馬) 製作

イベントの中止や自粛もあり
薪作りをする機会が増えるので
懸案だった玉切り台を作ることにしました

以前2×4でかなりガッチリした物を作ったのですが
これが重いのなんの…
常設するなら良いのですが、使う前から憂鬱になるような代物で、朽ちてきたのを機にプラスチックのボックスを加工して使っていました。

少し低い(腰が痛くなる)とか薪材の移動頻度が高いとか
間に合わせはロクなことがありません



2×4で何度か作ったので基礎的なサイズは弾きだしてあります



組み上げて完成!



のはずが大チョンボ



間違えて開けてしまった穴は、実用には影響ないのですが…
きちんと埋めておくことにします

ボンドを付けた割りばしを突っ込みます



ボンドは大袋から小分けして使っています
愛用のユースキン



飛び出した部分をカットして出来上がり
流石に12ヶ所もチョンボしてしまうと凹みます



2×4で製作した時の残りを使ったので少し長め
影響はないのですが、ディスクグラインダーで根本までカットしました。



適度な重さで凄く移動し易くなりましたが
ガッチリ感もそこそこあり使いやすそうです

これで作業が捗ること間違いなしです!  

Posted by 電脳工房 at 19:29Comments(0)工作室

2020年03月28日

ランチョンマット新調



ランチョンマットを新調しました

Colemanのカトラリーを持っていたのですが
長年お蔵入りしてきました
収納にひと工夫して使いやすくすれば良いかな?
マットとしてよりそちらがメインの目的です



そんな面倒な物、私が使うと思う?

そんな事を言っていた妻も
ポケットに一式入れ
こんな風にクルクルっと巻いておけると知ったら
何だかご機嫌になってくれました

多分… 使ってくれそうです



誤算だったのは4セットだと思っていたのが5セットだったこと
お値段の割にはペラペラでイマイチ感があったので
追加するのも気乗りしません

1セットは予備として再び封印です
果たして日の目を見ることは有るのでしょうか!?  

Posted by 電脳工房 at 08:00Comments(0)雑記帳

2020年03月27日

ガイロープ作り

信州焚火会では、今春から年会費制がスタートし、使用頻度が高い道具を備品として揃えていくことになりました。

先ずは大型のタープ
白羽の矢を立てたのはEVERNEWで輸入販売しているTATONKA

正確には、イベントの度に電脳工房の備品を貸与してきたのですが、もう一枚あれば横並びに出来るので同じ物にしました。
ポリコットンのレクタタイプはとても広く
丈夫で使い勝手も抜群です



残念なことに付属のガイロープと自在が貧弱なので
きちんとした物を揃えます

LOGOSのガイロープを切るのですが
ヒートカッターを使い解れないようにします

30mなので3.75m×8本にするのですが毎度2m余ります



抜けないようエイトノットで大きめのコブに



出来上がり



予算に限りがあるので、ペグケースの代わりにコットン製の袋を進呈することにしました。

ペグはsnowpeak
ガイロープはLOGOS
自在もsnowpeak
キメラですがこの組み合わせは結構気に入っています。

これで、雨も日差しもどんと来い!です。  

Posted by 電脳工房 at 19:33Comments(0)工作室

2020年03月18日

県警からの手紙



昨年、長野県警から手紙が届きました。

何も悪いことはしていないのですが
ドキっとしますね



中身は古物商の届け出に関するものでした

届け出期限までまだ少し間が有りますが
決算申告も終わったので松本警察署へ行ってきました

電脳工房は古物商の許可を得て
アウトドア用品等の下取り・買い取りを行っています
それに関連しての届け出です

松本市周辺にリサイクルショップは何軒かありますが
陳列されている商品を見ても
買い取り査定を依頼しても
ガッカリする方が多いと思います

そういうショップで買い取りNGになった物でも
きちんとお値段を出せるケースも多々あります

例えばスキレットやダッチオーブンはリセットできます

真っ赤に錆びていても大丈夫

ホワイトガソリン器具は古くても点火しなくてもOKです

サンドブラスト業務にも連携し
自動車
自動二輪車及び原動機付自転車
機械工具類

そのほか
事務機器類
道具類
も取り扱っています。

もちろん、調子が悪いj道具類、思い出の品の磨き上げや修理なども承りますので、どうぞお気軽にご相談ください。
  

Posted by 電脳工房 at 12:00Comments(0)雑記帳

2020年03月17日

南部鉄器(及源)のグリルパンをリセット(再生)

以前、中古のグリルパンを入手しリセットしました。
盛栄堂のCM-009、直径21cmの手頃なサイズです。

店舗で使用されていた物で、再生させる際の教材用です。



同じようなコンディションの物が、複数個手に入る機会はあまり無いので、思いつく限りありとあらゆる方法を試みて比較してみました。
重曹へ漬けたり、キッチンハイターへ漬けたり、焼き切ってみたり、その複合だったり。



結果はどれも惨敗でした。



油と焦げ付きが長年に渡って固着していった物は、なかなか思うようにいきません。



やはり、従来の手順が最適のようです。

サンドブラスターで焦げを落とします。
グリルパン本体を削らないよう、ガラスビーズという柔らかいメディアを使って施工したので、結構時間が掛かりました。

圧力等をコントロールすれば、錆だけを除くなんてことも出来るのですが、今回はどういう使い方をされてきたのか解らないので、しっかり無垢にしました。
流石南部鉄器、きめが細かくとても綺麗な肌をしています。



前の画像はフラッシュ撮影をしたのでぴかぴかですが、実際の見た目はこれが近いです。



複数個施工するので、差し当たっての錆止めに、タンニンとお酢を使って黒化させました。

この段階では、ダイソーの第二世代のスキレット(216円)のような、濃いガンメタリックといった感じの色味です。



炭火や焚火を使うのが常套手段ですが、今回はUuni3 Wood-fired OVEN(ペレットオーブン)を使い、実測500~550℃で施工しました。

市販の鋳鉄製品は見事に真っ黒ですが、一般的にはオイル焼きと言われる加工、南部鉄器の一部などでは塗装(カシュー)などと表示されています。

以前の国産鉄器は、漆にタンニンや鉄粉を混ぜるなどし、それを焼き付けていたようなのですが、かぶれ・コスト・供給の問題から、現在ではカシューで代替されることが多いようです。

カシューというと、塗装に使うイメージが強いので、毒性などが気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、その名の通りカシューナッツ由来の油ですから心配無用です。
そのカシューを塗ったり吹き付けたりし、高温で焼き付けるのでオイル焼きなのですが、工程的には焼き付け塗装とも言えますので、商品説明に塗装(カシュー)なんて書かれていてもビックリしないでくださいね。

Uuni3 Wood-fired OVEN(ペレットオーブン)で施工したのは、ハンドル部分も含め、全体をムラなく綺麗に仕上げたかったからです。



いつもはネギの青い部分を使ったりする事が多いのですが、自家用ですので今日は手近にあったヨモギを使いました。^^;



表面比較



裏面比較



Before クローズアップ



After クローズアップ

買ってきたばかりのLODGEのスキレットのような黒さになり、これだけご覧になった方は、元の状態など想像も付かないと思います。
これで、気持ち良く使えます。

うっかり錆びさせてしまった物
不本意にもこのグリルパンのようになってしまった物
ヤレているので格安で入手できるレアアイテム
その他、リセットしたいなぁ~って時は、こんな方法がある事を思い出してください。  

Posted by 電脳工房 at 12:00Comments(0)サンドブラスト

2020年03月16日

剥がして貼って



休み明けの今日はぐっと冷え
日がさしたり吹雪いたりの変な天気でした

3月は年度末ならではの仕事が多めですが
消防関係の車輌入れ替えに伴う表示変更もその一つです



移動すること40分
目的地は梓川消防署の安曇所
新島々から沢渡へと向かう途中です
松本市や安曇野市ってほんと広いですね



行燈の表示を剥がして貼り換え



天井の対空表示も一部貼り換えです

接着剤がべったり残るので、それを除去する作業が大半を占めます。

工具もあるのですが、傷を付けないようフィルムを剥がし、ケミカルとアルコールを使って接着剤を除去していきます。

一般の方は消防車に触れる機会などほとんど無く
まして対空表示などあることすら知らない方も多いと思います

こうして作業してみると、経年車輛でも隅から隅まで磨かれ、ピカピカだということに気が付きます。

こちらの出張所に限らず、何処へ行き、どの消防車や救急車を施工しても同様です。

税金が大切に使われているな… はもちろんですが

命に関わる仕事をされていて
気持ちを引き締め
万全の態勢で職務に臨まれている
そんなことを痛感し頭が下がる思いです

画像の映り込みからもそれを垣間見ていただけると思います

署員の皆さんお疲れさまです!  

Posted by 電脳工房 at 17:52Comments(0)カッティング

2020年03月13日

続・お子さんの遊び場所でお困りの皆さまへ




先日、焚き火台無償レンタルの記事を投稿しました。

その後、様々なニュースを見聞きしたり、お問合せいただいた方と話しをしましたが、焚き火に限らず平日の外遊びは少し難しい点もあると知りました。

屋外で遊ばせていると学習させていないと通報する人も居るようで、勉強嫌いで年中遊んでばかりいた私は、体育の授業の代わりだ!と反発したくなる気持ちもありますが、諸々考えるとそんな事ばかり言っていられません。

宿題をやらなければ学力に響くし
気晴らしにと遊ばせればその分どこかで埋め合わせをしなければならず
黙々と机に向かっていれば窮屈な子もいることでしょう

改めて学校教育って大切な(有り難い)場なんだなと感じさせられました。

最近妻とこんな話しをよくします

学生時代に戻ることができたら、もっともっと勉強する!

私は自信ありませんが、この歳になってもなお資格試験に挑戦している妻ならば、きっと言葉通り頑張ることでしょう。

やり直せたら
学校の先生とか
児童相談所の職員とか
子どもに関わる仕事に就きたいそうです

今さら資格は取得できないので、定年になったら趣味で楽しんでいるパン焼き&お菓子作りに本腰を入れ、いつか小さくても良いのでお店を出し、子ども食堂を併設して栄養がある物をお腹一杯食べてもらうんだ!と思い描いています。

煮物、きんぴらごぼう、肉じゃが、切り干し大根、ひじき… そんな料理が得意です。

さて、話を戻します。

お問合せいただいた方の多くは
週末楽しみたい
自宅または近所で楽しみたい
というご希望、もっともな内容です。

調整不足のため指定場所以外でのレンタルは難しいのですが、薪の提供のみ行ったり、可能な限り個別に対応するなどしてきました。



保管場所の薪は空になってしまいましたが、電脳工房店頭の信州焚火会/アウトドア倶楽部nature用にストックしてある薪が一気に乾燥が進み、そこからもう少し提供することができそうです。

乾燥させるのに1~2年掛かりますので、直ぐに追加することができず限りがありますが、出来るだけ頑張りますのでお気軽にご相談ください。

※焚き火台無償レンタル・薪の無償提供は終了しました。  

Posted by 電脳工房 at 12:00Comments(0)野遊び雑記帳

2020年03月10日

防塵マスクをお忘れなく!


先日、防塵マスクの買い替えをしました。

フィルターが欠品気味だったので、別の種類を新規に購入したのですが、肝心のプレフィルターが暫く待たされたうえ、発送予定日に6月に伸びる旨連絡がありました。
そうと知っていたら、少し待ってでも従来使っていた物に合わせれば良かった…

気を取り直しまして

ホームセンターなどでは、家電並みに手軽に購入できるサンドブラスター。
工具店などでも実際にお使いになったうえで販売している方は少ないため、粉塵に対する認識は非常に低く、注意喚起もほとんどされていません。

けれど、実際には大問題となっているアスベスト等と同レベルで考えなければならないもので、不用意な使用は塵肺という恐ろしい症状を招いてしまいます。

そのような状態を危惧し、電脳工房では「従来の集塵器から0を一つ取る」を目標に、価格と機能の両立を図った集塵器の開発に取り組み、実務でも使用して改良を繰り返し、初期モデルをリリースしたのが12年前、以来沢山のお客さまにご好評をいただいてきました。

集塵器が機能してくれているのでリスクは大きく低減されるのですが、より安全に作業いただくため防塵マスクの着用をお願いしています。

問題の多くは作業そのものより、ワークの出し入れ、メディア(研磨剤)の補充といった、何でもなく思える作業時に発生します。いくら性能が良いキャビネット用の集塵器を装備していても、それらの作業時は恩恵がほとんど無いためです。


前回のメンテナンスの際は、そういった作業の際に落下したメディア、飛散しキャビネットや壁へ付いた粉塵も念入りに除去しました。

折角真っ新の防塵マスクをおろしたので、作業後のフィルターを撮影してみました。



6時間ほどぶっ通しで作業した結果がこちら。
これが肺へ吸い込まれて行ったらと思うとぞっとします。

グラインダーなどを使っての切断・研磨作業
塗装作業
溶接作業
その他、サンドブラスターと同様これらの作業は以前よりずっと身近になっていますが、木工と違い毒性が高かったり水溶性でない粉塵が発生する作業も多く、大きな健康被害に直結しているものも多々あります。

リスクが少なからずある作業時は、どうぞ防塵マスク・防毒マスクを欠かさず装着してください。  

Posted by 電脳工房 at 07:00Comments(0)サンドブラスト

2020年03月09日

サンドブラスターのメンテナンス

電脳工房の1F工作室には
タイムレンタル(現在休止中)と販売している器具を試用いただくため
実機を並べています

先週末は月に一度の大掃除と念入りメンテナンスをしました



中型機
サイズ的にも使いやすくコスパに優れたモデルです。

ガラス工房やバイク・車に関連する企業だけでなく、工業系の高校・大学、生涯学習センターや、個人で製作やレストアをお楽しみになっている方まで、幅広くご愛顧いただいています。

アウトドア系では、コールマン昭島アウトドアヴィレッジ店さんにも導入いただき、サンドブラスト加工サービスや、ノベルティグッズの製作なで活用いただいています。

関連記事は こちら をご覧ください。

直圧式サンドブラスターは
セラミックノズルとパッキンの交換 ※摩耗時
スクリーン保護フィルムの交換 ※視界が悪くなった時
以外は、割とメンテナンス周期が長く、ほとんど手が掛からないのですが、今回はスクリーン保護フィルムと併せ 上部開口扉 のパッキンも交換しました。

上部開口扉 というのは、電脳工房が独自に企画した商品で、市販の填め殺しの上部窓が開閉できるようになります。

DIYで組立いただくもののほか、取り付けるだけの完成品も準備しています。

ワークの出し入れが楽になり、開閉時のメディア飛散を抑えることができるだけでなく、スクリーン保護フィルムの交換も衛生的に行うことができます。



擦れて見え難くなったスクリーン保護フィルムは剥がし、クリーニングして貼付します。
貼付の際は角を少しめくって仮止めし、離型紙を横方法へ引っ張り徐々に張り付けていくと綺麗に貼れます。

次はパッキンです



まだヘタっていませんが、春先は何かと忙しいので、今のうちに交換しておくことにしました。



ヒートガン(ドライヤー)で温め、接着剤をユルくすると綺麗に剥がせます。



スクリーン保護フィルムもそうなのですが、剥がし始めや熱し加減が今一つな所は接着剤が残ってしまいますので、IPA(イソプロピルアルコール)などを使ってクリーニングします。
お手元に無い時は、マニキュアの除光液も有効な物がありますので、お試しになってみてください。



これで気持ち良く、そして効率的に作業ができます。



同じように小型機もメンテナンスしました。  

Posted by 電脳工房 at 14:00Comments(0)サンドブラスト

2020年03月06日

年に一度のお楽しみ



九州のみかん農家の友人からせとかが届きました

毎年この時期のお楽しみです



昨年はせとか15kgと不知火5kgをお願いしたのですが
今年は不知火を作らなかったとのことで10kgにしました



いそいそと持ち帰ろうかと思ってドキリ!

3月に入ったので天気が良い日はバイク通勤を再開していることをすっかり失念



念入りに整備してナンチャッテステッカーを貼った通勤快速です



軽トラで帰ろうかどうしようか思案したのですが

凄いぞBENLY!スポっと入ってしまいました



せとかで作ったマーマレードは格別に美味しいんです

薪ストーブで作ると一層美味しい気がします



皮が溜まっていないので今週末はお預け

とりあえず電子レンジで即席マーマレードを作り
日曜日の食卓でいただきま~す  

Posted by 電脳工房 at 18:00Comments(0)雑記帳