2025年01月21日
木崎湖キャンプ場閉場 (2025.01.28まで営業)
2025年がスタートして間もない1月16日
Xの木崎湖キャンプ場オフィシャルから、閉場のアナウンスが発信されビックリしました。
様々な憶測が飛び交っていましたが、1月20日投稿で閉場する主たる理由が明らかにされました。




(Xへの投稿より引用)
思えばこのところ、動画のスタートが倒木から始まっていたので、これは大変だなと気に掛かっていました。
チェンソーを担いで始末しに行こうかなとも。
実際にはリスクが大きく動くことができませんでした。
湖面へ向かって倒れている木は良いのですが、他の木やバンガローに引っかかっている物は「かかり木」といって、伐採のプロの事故の中でも事故が非常に多く厄介です。
木を伐採するときは、受け口という切れ込みを入れて木が倒れる方向をコントロールし、反対側の少し上に追い口を入れていくのですが、これが腕の見せ所ではあるものの、重心の見誤りなどもあり思っていた方向へ倒れてくれず、かかり木になってしまうことがあります。
普通に伐採していても意図しない方向に倒れて自身や一緒に作業していた方を下敷きにしてしまい、大怪我や時には死亡に至ることもあるのに、動きの予測がし難いかかり木の処理は非常に危険です。
コスト削減や木崎湖キャンプ場のように針葉樹が密集しているところでは、こういう作業方法が一番効率的に思えるので、実際の林業の現場でも多用されているようですが、ほんの数メートルの庭木の枝を落とした際、少し体に当たった程度でも思いのほか大きなインパクトがあるのに、巨木が向かってきたらと思うとキュンとなってしまいます。上の方でなく地面近くの短い部分でもです。
一番安全とされているのが、チルホールという器具を使って引っ張る方法で、時には幹に巻き付けておき、クルクル回すようにして位置をズラすこともあるようです。
指導(造園業だそう)しているような人も居ますが、伐採時ではないにしてもヘルメットを被らず適切な距離も取っていないので恐ろしいです。
装備を見れば運動靴・ただの滑り止め付きローブで、チャップス(現在本業は法的にチャップスか専用のパンツ装着が義務付けられています)やフェイスガード or ゴーグル(失明防止)も装着していません。

妻が主宰する信州焚火会の薪活では、最低限CLASS1のグローブ、ブーツ、チャップスの装着を義務付けています。

枝葉がある物を処理する時はフェイスガード(画像はヘルメット一体型) or ゴーグル

太い枝を処理する時は上着も
CLASS1というのはこういう性能を有したウェアです
ここまで装備していても伐採は怖いもので、木崎湖キャンプ場の状況を見ると、プロに依頼するのが賢明というか当然に思えます。
所有者が負担するのか、運営者が負担するのか…
閉場後は整備するとのことですが、伐採され丸裸になってしまうと日影がなくなり夏場のキャンプやウォーターアクティビティも少しキツくなるでしょう。
この先どうなってしまうのでしょうね

画像は2012年4月
キャンプブーム以前の梅雨明けまで何時行っても空いていたのに加え、仁科三湖に春が訪れる前だったので、貸切状態でカヤックの進水式をした時のもの。
Xの木崎湖キャンプ場オフィシャルから、閉場のアナウンスが発信されビックリしました。
様々な憶測が飛び交っていましたが、1月20日投稿で閉場する主たる理由が明らかにされました。




(Xへの投稿より引用)
思えばこのところ、動画のスタートが倒木から始まっていたので、これは大変だなと気に掛かっていました。
チェンソーを担いで始末しに行こうかなとも。
実際にはリスクが大きく動くことができませんでした。
湖面へ向かって倒れている木は良いのですが、他の木やバンガローに引っかかっている物は「かかり木」といって、伐採のプロの事故の中でも事故が非常に多く厄介です。
木を伐採するときは、受け口という切れ込みを入れて木が倒れる方向をコントロールし、反対側の少し上に追い口を入れていくのですが、これが腕の見せ所ではあるものの、重心の見誤りなどもあり思っていた方向へ倒れてくれず、かかり木になってしまうことがあります。
普通に伐採していても意図しない方向に倒れて自身や一緒に作業していた方を下敷きにしてしまい、大怪我や時には死亡に至ることもあるのに、動きの予測がし難いかかり木の処理は非常に危険です。
コスト削減や木崎湖キャンプ場のように針葉樹が密集しているところでは、こういう作業方法が一番効率的に思えるので、実際の林業の現場でも多用されているようですが、ほんの数メートルの庭木の枝を落とした際、少し体に当たった程度でも思いのほか大きなインパクトがあるのに、巨木が向かってきたらと思うとキュンとなってしまいます。上の方でなく地面近くの短い部分でもです。
一番安全とされているのが、チルホールという器具を使って引っ張る方法で、時には幹に巻き付けておき、クルクル回すようにして位置をズラすこともあるようです。
指導(造園業だそう)しているような人も居ますが、伐採時ではないにしてもヘルメットを被らず適切な距離も取っていないので恐ろしいです。
装備を見れば運動靴・ただの滑り止め付きローブで、チャップス(現在本業は法的にチャップスか専用のパンツ装着が義務付けられています)やフェイスガード or ゴーグル(失明防止)も装着していません。

妻が主宰する信州焚火会の薪活では、最低限CLASS1のグローブ、ブーツ、チャップスの装着を義務付けています。

枝葉がある物を処理する時はフェイスガード(画像はヘルメット一体型) or ゴーグル

太い枝を処理する時は上着も
CLASS1というのはこういう性能を有したウェアです
ここまで装備していても伐採は怖いもので、木崎湖キャンプ場の状況を見ると、プロに依頼するのが賢明というか当然に思えます。
所有者が負担するのか、運営者が負担するのか…
閉場後は整備するとのことですが、伐採され丸裸になってしまうと日影がなくなり夏場のキャンプやウォーターアクティビティも少しキツくなるでしょう。
この先どうなってしまうのでしょうね
画像は2012年4月
キャンプブーム以前の梅雨明けまで何時行っても空いていたのに加え、仁科三湖に春が訪れる前だったので、貸切状態でカヤックの進水式をした時のもの。