2023年11月30日

ポータブル電源解説 EENOUR P1500 災害?キャンプ? 何に(どこで)使うか


前回は「何を」使うかでしたが、今回は「何に」使うかです。

太陽光発電の売電価格が下がり、折角設備投資しても回収するのが難しくなってしまいました。
太陽光の利用は経費節減も大きな動機付けの一つですが、それがままならないとなると、蓄電して使うという方に目が行きます。

ポータブル電源は高出力・大容量化が進み、専用バッテリーを連結し増設できるモデルも増えています。


EENOUR社のフラッグシップモデル、F2000もその一つで、2048Whの増設用バッテリーを最大7個まで増設し、16384Whまで増やすことができます。

完全なオフ・グリッドは無理だとしても、グリッドパワー切替器を上手に利用して、深夜電力やソーラー発電でポータブル電源へチャージした電力を、商用電力と切り替えながら有効活用すれば、日々の生活に取り込みながら万が一の災害に備えるという点で、電力の節約以上にメリットがあることでしょう。


今では生活や仕事に欠かせなくなったパソコンなどの電子機器ですが、これらの停電に備えたバックアップ電源としても有効です。

雷が鳴ったと思ったら瞬間停電が発生し、一日の作業がパー!になってしまった。どうしてあそこでバックアップを取っておかなかったんだろう!?なんてことも無くなります。
こういう運用も、万が一の時には冷蔵庫へ繋ぎ変えて食材をキープしたり、スマホの充電や生活に必要な最小限の家電を動かすエネルギーとして活躍してくれます。
本体だけでしたら、キャンプや車中泊へ持ち出すのも少し頑張れば出来てしまいます。

主に災害対策として考えるならば、出力が大きく増設できるモデルを選択することになり、そこへのチャージはやや規模が大きいソーラーパネルか、商用電力やその深夜電力を有効活用してということになるでしょう。

近年起きた大規模な災害を見ると、家屋というものが必ずしも安全な場所とはいえず、そこへの大規模な投資が有効ではないケースも多々あります。

家屋の倒壊や津波により、家を離れなければならない様子は再三目にしてきました。

熊本の震災の時には、余震を心配する方たちが家へ戻れず、緑地帯でテントも張らずゴロリと寝ている姿を目にして衝撃を受けました。
冒険家の野口健氏が、コールマンジャパンの全面協力のもと、テントやシュラフを発注してテント村を開設したということは、アウトドアに興味が無い方の耳にはあまり届かなかった感もありますが、車の中で過ごしたことによるエコノミークラス症候群になってしまったという話しは、報道などで記憶に残っている方も多いと思います。

それを考えると、災害対策という点では、家屋での電力を確保するというよりも、テントや車で使える電力の確保の方がより効果的ではないかという考えも出てきます。

ここで考えなければならないのは、平時に商用電力で便利にチャージできる状況だけでなく、ポータブル電源が空っぽになってしまった時、どうやってそれをチャージするかということです。

テントならばソーラーパネル。車ならば走行充電も加えることができますが、災害時はガソリンや軽油の調達も困難になりますので、やはりソーラーパネルは欠かすことができません。


EENOUR社のF2000は、最大1000Wのソーラーパネルを接続することができます。

同社のソーラーパネルは100Wタイプを使用していますが、発電効率が非常によく、天気が良い日は80W以上で発電してくれます。
EENOUR社の現行モデルは最大400Wですが、単純に掲載しても320Wということになります。
1000Wきちんと繋げれば、2048WhのF2000も、2.5時間くらいで満充電できてしまう!?と期待してしまいます。

しかし、400Wのソーラーパネル一枚でも、3.03×0.8mというサイズ、畳にすると1.6枚分ありますので、その2.5倍の規模となると、かなりの場所を必要としますし、効果的に発電させようとすると、太陽の移動に合わせて向きを変えていかなければならず、容易でないことは想像に易いと思います。

災害時の備えとしてはあれば安心ですが、普段使いということを考えると、精々200W/400Wのパネルを一枚ということになります。

全国の平均日照時間は1,897時間だそうで、一日にすると5.2時間程度です。
MAXの発電量を多めに見て80%程度としても、160W/320Wということになりますので、832Wh/1664Whしか確保できないことになりますし、朝から晩までそれだけ発電してくれる訳ではないですし、太陽の向きや雲などによる影響も多々あります。




太陽の位置という点では、このように角度を変えられるようにしなければ効率が落ちてしまう車載より、自由度が高いソーラーパネルの方が有利ですが、展開や撤収の手間があり保管場所も考えどころです。
常時車載していると結構邪魔になりますし、家で保管しておいて万が一家屋の倒壊や水没というようなことになれば使うことができません。

考え出すとキリがありませんし地域性もあります

私が拠点にしている信州の中信地区は、アルプスの山々に護られている感が強く、台風や強風による被害は極めて少ないです。
海無し県ですので津波の心配もありません。
一部地域は川の氾濫による影響を受けることもあり、カヤックでのダウンリバーでお世話になった終着点も、増水で流されてしまったマレットとゴルフ場跡地だったりしますが、会社や自宅の周辺はその心配がありません。
突き詰めていくと、一番怖いのは地震と土砂崩れです。
断水・停電・家屋の倒壊や埋没


断水は雨水貯水で対策




普段は時折温泉スタンドで購入して自宅温泉を楽しみつつ、万が一の時には湧水や綺麗な川からポンプで汲み上げで何とかなります。

燃料は幸いプロパンガス地域なので、それが使えればコンロで調理することができますし、キャンプのために備蓄しているホワイトガソリンやカセットガス、ケロシンコンロやランタンもありますので灯油も使えます。




お風呂もガス給湯器なので、貯水や汲上水をお風呂へ移し、ポータブル電源で稼働させれば沸かすことができます。

キャンプや車中泊の装備も、そんな風に普段使いできることを意識しながら選んでいるのですが、普段使いしていれば不具合にも気付き易く、イザという時に使えなかったということも無いですし、消費量を何となくでも把握できているだけで、効果的な運用もできることでしょう。

残るは家屋に留まれなくなった時のこと

車が頼りになりますが、車中泊メインの仕様にした後も、テント泊に備えて小型のテントやタープは常時積載しています。
ポータブル電源は1000W/1800Whの物を積載し、ソーラーパネルはMAX250Wを発電してくれる物をルーフの上へ。
先ほどの数値を当てはめると、最大でも1300Whしか確保できませんので、容量が大きな物を積んでいればその分初期の余裕は出ますが、数日経てばあまりその差は出て来なくなってしまうので、1500Whクラスで良いやという考えに至り、それが今回F200など2000W/2000Whクラスではなく、1500W/1500WhクラスのEENOUR P1500に決めた理由の一つでもあります。

貯めるのは大変ですが、使う時はあっという間です。

主目的が
節電するため
万が一の災害時に家屋での使用する
生活に組み入れて日常使い
完全に防災用品として普段は待機
災害時に車やテントでの使用する
車中泊やキャンプで使用する

前回の何を使うのかで選んだ、最低限使いたい物で最大出力の見当がついたと思いますが、それと併せて目的に合わせて容量の見当をつけると、機種が徐々に絞られてきたのではないでしょうか?  

Posted by 電脳工房 at 12:00Comments(0)雑記帳EENOURP1500

2023年11月29日

ポータブル電源解説 EENOUR P1500 最大出力の選択


EENOUR社のポータブル電源P1500を購入しました。

2023年の春先にリリースされたモデルなので、youtubeやブログでは色々紹介されていますが、案件や広告収入をアテにした通り一遍の説明が多く感じられたので、何時もの如く実用してのレポートを順にお届けしたいと思っています。

それに先立ち、機種が増えて益々選びにくくなってしまった感があるポータブル電源の、基礎的な部分に触れてみたいと思います。

バイクの教習所でCB400に乗ると、何となくHONDA寄りになりがちだったり、日本で最初に販売されたことから、マーキングフィルムの総称としてカッティングシートという中川ケミカルの商品名が通称となっているように、「最初に気に入った」「最初に触れた」ブランドというのは贔屓にしがちで、ポータブル電源もJACKERY社やECOFLOW社は先行ブランドの強みや効果的な宣伝で大きなシェアを手に入れています。

特にEcoFlow社のX-Boost機能は、600W機のポータブル電源で1,300Wのドライヤーや湯沸器が使えるといった類の謳い文句で、まるで魔法の道具のような印象を与え、Bluetti社の電力リフトやUGREEN社のU-Turboといった後続の同等機能搭載機種を抑えて人気を博しています。

もちろん、他の機能やデザイン的な面も、ユーザーの心を掴んだのでしょうけれど。

今までも何度か触れてきましたが、この機能は簡単に言えば自動調光器で、湯沸器から1,300Wの要求があった時に瞬時にそれを判断し、調光機能で600Wにダウンさせて供給し、使えるようにするというものです。

あっという間に直ぐに沸くはずの湯沸器が、旧来のモデル程度の能力で倍の時間を掛けて沸かすことになります。

また、モーターや電熱などを使った単純な器具でしたら使えますが、マイコンで制御されている物などは器具側で異常だと認識したり、機能そのものが要求電力が足りずに動作しないという事も多々あり、この辺りは市販のサイリスタやトライアックを使った調光器でも同様です。

本来は使えない物が使えるというのは有り難い機能なのですが、700Wを1,300Wに引き上げる機能では無く、能力をダウンさせて使えるようにしているので、発売当初にこの機能が搭載されているのを知った時、誠実にその辺りを説明すべきだと違和感を感じました。
今でこそ、その仕組みを御存知の方も増えましたが、細かい説明を何となく回避していたことで、まるで魔法の道具のような印象を(一部の)ユーザーに与え、シェアを伸ばしたと言っても過言ではありません。

決して嘘偽りがある訳ではないので、率直に言うと「上手く売ったなぁ」という感じで、技術面もさることながら、営業サイドのテクニックに感心するばかりです。

EENOUR社のEB120やEB180で、必要な時にはトライアック調光器を使って1,000W以下に調整して使っているので、好意的な言い方をすれば自動でそれをやってくれれば楽で便利ですし、そうでなければ、そういう器具を使う機会はさして無いので、リーズナブルな調光器で十分ですし、故障リスクやコストを考えると外付けでも良いと言えます。

各社それぞれ工夫を凝らし、デザインや機能に力を入れているので、長所・短所もあれば個性もあり、現在は選り取り見取りという感じで迷われる方も多いと思いますが、正直なところ、選んだ物はどれも便利に使える(それの仕様に合わせて使うようになる)というのはほぼ間違い無いですし、ならば迷わず予算が許す範囲で入手して便利を手に入れましょう。そんな風に考えます。

私はSUAOKIからスタートしましたが、もう少し容量とスタミナがある物をと思いEB120を購入したのですが、シンプルながらも使いやすい、もとい、シンプルで単機能だからこそ使い易くタフに働いてくれるそれが気に入り、間もなく発電機を購入してこれまた気に入り、その後EENOURブランドで埋め尽くされていったという感じなのですが、最初に購入したのがECOFLOW社やJackery社の製品ならば、それらの製品を称賛していたかもしれません。

ですので、ポータブル電源に限っていえば、ブランドイメージだけでなく

信頼:タフでアフターがしっかりしている
用途:大は小を兼ねない
環境:充電や使用する環境を見渡してみる

といった辺りも、考えを及ばせると見えていなかった所も見えてくると思います。

信頼性はユーザーレビュー等にお任せすることにして

先ずは用途について

先日、信州焚火会で温泉と焚き火三昧の贅沢な遊びをしてきました。


寒い季節のキャンプが不慣れなお母さんとお嬢さんはテント泊

軽バンの方は暖かい静岡県からゲスト参加


日中の気温も一桁で、最低気温3℃の温泉&焚き火が楽しい陽気になりました。

寒さ対策で電気式毛布を持って来ていただき、SUAOKIのS270という極めて小型のモータブル電源を貸し出しました。

MAXで使うと朝まで持たないので、目盛り3/4程度でお使いくださいといってお渡ししたのですが、朝起きたら揃って暑いくらいでした!と、快適に過ごされた様子。

ポータブル電源の残量も1/4程度あり、十二分に役目を果たしてくれました。

S270のスペック
AC100 100W×2口 ※2口合計150Wまで
40,540mAh

mAhとWhが混在して解りにくいのですが、mAh×0.0037でWhに変換することができます。
40,540(mAh)×0.037=約150Whです
単純計算ですが150Whというのは、100Wの電球を1.5時間光らせることができ、1,500Whでしたら15時間ということになります。

一般的な電気式毛布は40~55W程度の物が多く、例えば40Wですと150÷40=3.75時間しか使えないことになります。
ゲージを3/4程度に下げても精々5時間というところでしょう。
しかし実際は、ずっと定格で運転し続けるのではなく、温度を調整しながら間欠運転をしますので、朝までぽかぽか過ごせるという訳です。

温度センサーはコントローラーに内蔵されている事が多いので、そのコントローラーをシュラフや布団の外へゴロ出しにしておくか、中へ入れるのかによっても制御が変わってきますので、アテが外れないよう試用したのと同じ状況で使用する必要があります。

また、間欠運転をしますので、使用電力が0になる時間があります。
ポータブル電源によっては、一定時間電力消費が無いと、省エネのために自動的にOFFにしてしまう物があったり、その時間を設定できる物もありますので、レビュー参考に相性を確かめたり、ポータブル電源の仕様を確かめれば万全です。

このように、300Wh程度までの小型のポータブル電源でも、寒い季節のキャンプや車中泊での、電気毛布使用使用は十分事足ります。

スマホなどの充電もという事であれば700Wh前後の中型があれば安心です。
ドライヤーもくるくるドライヤーの類でしたら650~700Wの物がほとんどですので、このクラスでしたら使うことができます。

電子レンジや湯沸器をというニーズがあれば、1500W以上のモデルをお勧めします。
我が家は1,000WのEB120/EB180をメインで使っていますが、1,300W必要なドライヤーや湯沸器はトライアック調光器で1,000W以内に調整したり、定格内の物を使用し、電子レンジはあれこれ試してMAXの600Wではなく500Wの中温にセットし、なおかつポータブル電源を長野県の60Hzではなく50Hzにセットしてギリギリ使えています。
ギリギリというのは、短時間1,060Wくらいになるのですが、2分までは定格を超えて使える機種なので、その間に定格内に納まって連続稼働させられるという状況です。
機種によっては60Hzの高温でも普通に使える物があるそうなのですが、4機種試して唯一使えた物がこのような状況でした。

何も気にせず使いたいならば1,500W以上をお勧めします。

それらが必ずしも必要かといえばそうでも無く、車中泊の際は食事を済ませて就寝だとか、コンビニを上手に使うなどすればそれで済んでしまいますし、300Wや700Wの軽量・コンパクトなモデルは、大型機に無い便利さでもあります。

また、出力が大きくなればなるほど、インバーターなど本体を稼働させるための消費電力も大きくなりますので、容量が大きくなったからといって、期待した時間通りに使えるという訳でもありません。

後述しますが、運用環境によっても選択肢は変わってきます。

先ずは

最低限使いたい物
使えたら便利な物
折角購入するのだから使えたら嬉しい物

に分類し、それぞれの定格(消費電力)をチェックしてみましょう。

家電は日進月歩ですので、ポータブル電源の出力と睨み合わせながら、買い替えを検討するのも良いかもしれません。
ポータブル電源での使用を大前提で考えるならば、DC12Vで使用できる物を選ぶと、ポータブル電源内部のDCからAC100へ変換するインバーターを使用しない分消費電力が少なくなります。

ただし、一般的なポータブル電源は、12V/10A(120W)が多いので、それに適合するかどうかも重要です。
車のシガーソケットやバッテリー直ならば使えるけれど、ポータブル電源のシガーソケットでは使えないということもあります。

実際にSUAOKIのS270は

DC12V 9-12V/10A(120W) MAX15A(180W)

でDC12Vは小型なのに頑張った数字。


EB120/180でエラー停止してしまい、AC-DCアダプターを使わなければならなかったFFヒーターも、何ら問題無く動作してしまいました。

言い換えれば、小型のポータブル電源で使えるのに、大型のポータブル電源で使えない物もあり、それが精々150Wくらいの物で、AC100に比べてDC12Vはかなり貧弱だということです。

つづく  

Posted by 電脳工房 at 18:00Comments(0)EENOURP1500

2023年11月29日

使い捨てカイロより13倍暖かいはなし (2)


さて、ここからが本題です。


電熱ベストの話題でも触れましたが、首筋や背中を温めると効果的に暖を感じることができます。

ところが、布団やシュラフで就寝する時は、靴や靴下を脱いでしまうので、足元が寒くて寝られないとか目が覚めてしまうということがあります。
私と妻は、靴下を履いて寝るとどうにも心地が悪くて目が覚めてしまうので、足元の暖は対策必須です。


根っからのキャンパーなので冬場は焚き火を欠かすことが無く、焚いた炎は暖を取ったり、眺めたり弄ったりして楽しむだけでなく、調理に使ったり、トライポッドへ大型のケトルを下げておき、沸いたお湯で暖かい飲み物を作り、最後は湯たんぽへというのが常、余すことなく活用していました。

先日の温泉&焚き火キャンプでも、そんな調子で湯たんぽを活用したのですが、スタイル変更で車中泊ベースにし、RVパークなどの利用が増えることを考えると、焚き火でお湯を作ることが困難になるのは目に見えています。

電気ポットを使えば何とかなりますが、お湯を沸かすのには思いのほかエネルギーを要するので、水で割るので半量としても、(湯たんぽ二個で)5L近くを沸かすとなるとポータブル電源の負担も並大抵ではありません。

湯たんぽのためだけに電源サイトにして、500円とか1,000円とかを払うのか?とか、そんなのちっともエコじゃないぞ!とか、そもそも車中泊やキャンプの装備って、万が一災害に見舞われインフラが乱れた時のことを意識しているのに、電源サイトって違うじゃないかとか、諸々考えた末に辿り着いたのが、やはりベンジンを使うタイプのカイロでした。

インスタントカイロを貼れば良いのでしょうけれど、一個二個では到底足りるとは思えないですしゴミ問題がついてまわります。

インスタントカイロも使用後に脱臭や除湿として使ったり、環境配慮型(塩化ナトリウムではなく塩化カリウムを使用)の製品は土に撒くと土壌改良になるなど、二次利用もできるそうですけれど、パッケージのビニール袋を開ける度、ちょっとした罪悪感のようなものを感じていました。


善は急げで購入したのがこれ
昔からあるハクキンカイロです

これまで記事にした通り、ベンジンを使うタイプのカイロは、バーナー(触媒)の仕様変更や入手できなくなったことが原因でお蔵入りしてしまったのですが、ハクキンカイロは長い歴史があり、他の製品よりはずっと安心&長く使えることでしょう。

今年100周年だそうです


サイズは大きく分けて3種類
STANDARD(24時間)/PEACOCK GIANT(30時間)/mini(18時間)
ジャイアントとかminiだとかいっても、それほど大きな差はありません。

私は昔ながらのSTANDARDを選びました


24時間タイプといっても、インスタントカイロのように固定ではなく、入れるベンジンの量によって変えることができます。

バーナー部を外し、付属のカップを取り付けてベンジンを入れるのですが、1カップで12時間、MAXの2カップ入れると24時間という案配です。


最初は浸みこみが悪いのでゆっくり入れないと溢れがちですが、数回使用するとすっと入っていくようになります。

説明書には入れ終わったら逆さにし、カイロの中央部を数回押して余分なベンジンを出すと書かれています。

2カップ(満タン)にしなければさほど必要ではないと思いますが、ヘビーユースしている時に何となくベンジンが残っているかな?という状態でこれを怠り、ズボンの前ポケットへ逆さに入れて作業をしていたら、太ももの付け根にベンジンが染み出してただれてしまったことがあります。

使い切ったり所定の作業をすれば良いのですが、面倒くさがっての入れ過ぎは要注意です。

あとはバーナーを戻し、ライターの炎でバーナーを数秒温めるだけ。
触媒による反応なので炎が上がることはありません。
直後からどんどん暖かくなっていき、ピークの暖かさに達すると揉んだりしなくても(笑)ずっとその暖かさをキープしてくれます。

メーカーはインスタントカイロの13倍暖かいと公示していますが、本当にその位の熱量を感じることができますし、それ以上に長時間安定した暖かさというのがベンジンタイプの大きなメリットです。

ベンジンは原油から抽出しますので、化石燃料を消費するという点では考えものかもしれませんが、ここ数日暖かいということもあり、ファンヒーターを使わずカップ一杯のベンジンで過ごしています。

カップ一杯で12.5cc、ファンヒーターよりずっと燃料の節約になっていますし、500ccのベンジンが実売800円程度ですから一日あたり40円、とてもリーズナブルです。

思い起こせば3.11の直後、東北の方たちが寒い思いをしていることを考えたとき、目の前で焚いているファンヒーターが凄く申し訳ないような気持ちになり、その日から使うのを止めました。
信州は使いに比べると秋は一ヶ月早く、春は一ヶ月遅くやってくる感じで、電脳工房周辺では桜の見ごろが4月の中旬、小高い所へ行くとGWに桜吹雪という感じで、まだまだ寒い日がある時期です。

どうしても寒さが厳しい時は夕方頃からベンジンタイプのカイロを使い、夜はそのまま布団の中へ放り込んで就寝、起きる頃空になっているなんて使い方をしていたことを思い出しました。

さすがに翌年からはやっていませんが、輪番停電や節電要請に応え、電気の消費を控えめにしていたのに、今ではすっかり元に戻ってしったどころか、折角LEDが主流になったというのに、時折クリスマスイルミネーションを紹介する際、LEDで消費電力が少なくなったので、以前の〇倍電球を増やせましたなんてことをニコニコしながら伝えているのを見たりすると、日本のこの先を憂いてしまいます。

阿寺渓谷入口や高ボッチへ向かう途中のメガソーラーを見た時、得も言われぬ気持になりましたし、景観や環境を全く配慮せず増えていくメガソーラーは断じて反対ですが、屋根上発電や日進月歩の蓄電技術を出来るだけ活用し、万が一の災害への備えと併せ、エネルギーの節約を考えていけたら良いですね。

太陽光パネルやリチウム電池の廃棄も大きな問題を抱えていますが、それらにも注目しながら。

最後になりますが、こちらは 「ハクキンカイロ 非公式ファンサイト」 です。

どの位昔からか記憶にありませんが、記憶になくなるほどずっと前からあり、諸々検証されています。
興味を持たれた方は、ぜひご覧になってみてください。
推奨燃料以外の物を使って(使い続けて検証している)レポートされていて、中にはアウトドアマンにはお馴染みのColemanのホワイトガソリンなんかもあります。

私が試したことで、ここの投稿に無いものといえば、日立方式でバーナーを外せば中断できるのですが、そのままではベンジンが揮発してしまうので、バーナーが冷えるのを待ち、ラップを挟んで軽く装着しておくということくらいでしょうか。

ラップの素材はポリ塩化ビニリデン(PVDC)ですが、華陽物産さんの資料では〇印になっていますので、素材的には大丈夫だと思いますし、破れさえ気を付ければきちんと中断できています。  

Posted by 電脳工房 at 07:00Comments(0)雑記帳

2023年11月28日

使い捨てカイロより13倍暖かいはなし (1)

天気予報に雪のマークが出始めました

寒暖差が激しく日中は暖かい日も多いのですが、冬将軍は直ぐそこまでやってきています。

今日はカイロの話しをしたいと思います


昭和30年代あるいはそれ以前にお生まれの方は、こんなカイロをご覧になったりお使いになった方もいらっしゃると思います。

カイロというより懐炉と書いた方がシックリくるかもしれません。

私は馴染が無いのですが、豆炭あんかや豆炭炬燵を使っていたという方もいらっしゃるでしょう。
妻もおじいちゃんが豆炭炬燵を使っていて、姉妹でよく暖まりに行っていたそうです。

私は学生時代に愛用していたのですが、大人になって本体を見つけ懐かしくて購入、なかなかの熱量に満足してアウトドアではこれを使おうなんて思っていたのですが、付属の燃料が無くなり購入しようと思ったのだけれど、どこを探しても見つからず困惑しました。


ようやく見つけて大人買いしたのですが、本体の触媒はまだ新しいのに、完全に燃えているような状態でとても使えるような代物ではありませんでした。

相性の問題なのか何なのか…

随分前の話しですが、未開封でこうして残っているといるのが、どういう物だったのかを物語っています。

こんなカイロが全盛だった頃、突然我が家に登場したのが、オレンジ色の収納袋に入った日立のベンジンを使う丸いカイロ。
乾電池を模してデザインされた点火装置を押し当てて点火するタイプの物です。

この丸形が優れていたのは、ドーナッツ型のタンク中央にバーナー部があり、クルっと回して触媒とタンクの穴をズラすと中断できるところです。当時は子どもだったのでそうなのかぁ程度にしか思わなかったのですが、今手元に有ったらどの程度節約できるのか、ハカリに置いて揮発具合を確かめていたと思います(笑)

やがてインスタントカイロ(使い捨てカイロ)という、今ではお馴染みの物が発売され、世間はそれ一色になっていきました。

若い頃使った記憶が無いのは、東京へ上京したので、信州に比べてはるかに暖かく必要が無かったからでしょう。

そしてUターン

インスタントカイロも使ったのですが、お高いブランド品は懐に響くのでなかなか買えず、リーズナブルな物を行き当たりばったりで購入するので、熱量そのものに不満、暖かい時間が短い、温度にムラがあるなど散々な思いをすることが多く、やがてハクキンカイロに酷似したベンジンを使うタイプが、ZIPPOのブランド名を冠して販売されるようになったので、飛びつくようにして購入しました。

使い倒して、使い倒して…


触媒がダメになった物から良さそうな所だけを取り出し、百均で購入したZIPPPOもどきのライターを改造。


ヒャッキンカイロなんて名前まで付けて、指先しか暖まらないのに使ったりしていました。

ところが、ある時突然この触媒が、石綿に絡ませたような物からフェルトへ塗布したような物に変わり、熱量や耐久性が今一つという感じになってしまいました。本当にとほほという感じだったのを覚えています。

その頃、我が家に初めて登場した日立製品と同じような構造の物がColemanブランドでリリースされたので幾つか購入しました。


本体は何処へ行ったやらですが、点火装置だけは残っていました。

日立の乾電池を模したような遊び心はゼロの武骨なデザインです

本体の行方が判らないのは単純な理由で、Colemanga廃番にすると同時にバーナー部(触媒)が入手できなくなり、ただのゴミになってしまったからです。

そんな訳で、しばらくベンジンを使うカイロとは疎遠になったのですが、野遊びでは焚き火をしたり、衣料品の素材が飛躍的に良くなったりで、必要性自体が希薄になり、どうしてもという時はインスタントカイロをという感じになりました。

モバイルバッテリー一体型のUSBで充電するタイプの物も使ったりしましたが、持続時間が短いうえ熱量もさして無く、モバイルバッテリーとしても容量が微妙だったので、寒がりの妻でさえ使わなくなってしまいました。

そして、現在活躍してくれているのが電熱ベスト。

モバイルバッテリーの価格もぐっと下がり、大容量化が進んだということもありますし、ソーラーパネルでポータブル電源へ充電し、そこからモバイルバッテリーを充電するので、(機器の代金を度外視すれば)とってもエコでイザという時にも役に立ってくれるということもあり、重宝しているアイテムです。


先日もこんな記事を投稿し、お勧めしているアイテムでもあります。

つづく  

Posted by 電脳工房 at 12:00Comments(0)雑記帳

2023年11月27日

レンジ台の想定外のトラブル


ラックを製作し


FFヒーターも設置


MAX250Wでチャージしてくれるソーラーパネルも好調


更にソーラーパネルもしっかり太陽光を受けられるようにして、概ね満足が行く環境が整いました。


ところが、本格的に寒くなりはじめ、FFヒーターを稼働させるようになったところで問題が発覚しました。

セカンドシートを常時フラットにして使えるようにし、いつでも就寝や仮眠できるようにしたら実に快適になったのですが、それと引き換えにセカンドシートが定位置になっていたポータブル冷凍冷蔵庫の常設場所が無くなってしまったのです。

FFヒーターを稼働させなければ問題無いのですが、稼働時に荷物を近接させると温風の出口を塞いでしまったり、荷物そのものに影響を与えたりしてしまうので、スペースを空けて置く必要があります。


コンプレッサーの稼働音を少しでも和らげるため、出来るだけ就寝場所から離すと必然的にこんな場所になります。

買い出し… リアハッチを開けての出し入れはセカンドシートより便利
飲み物… セカンドシートをフラットにしていると直ぐ手が届く
FFヒーター… 熱風の影響もほとんど無し


良いことばかりのように思えたのですが、先日信州焚火会のメンバーと温泉車中泊し、電子レンジやその中へ収納しておいたポットを使おうとしたところ、なんて事でしょう!電子レンジの扉を開閉することができません。


ポータブル冷凍冷蔵庫の蓋を開ければ開閉できるのですが、都度となるとなかなかの手間ですし、冷気を逃がしてしまうので精神衛生上あまりよろしくありません。

やれやれ…

EENOUR社のTAW45Lは内蔵バッテリーで、車のエンジンを切ると自動的にDC12V(シガーソケット)からそのバッテリーへ切り替わるので、買い出しなどで数時間車から離れても安心、特にソーラーパネルを積んでいない車ではとっても便利なので出番が多めだったのですが、この煩わしさはどうにかしなくてはなりません。

最近のポータブル電源は、AC100がパススルー運用できる物が増えてきたのですが、DC12Vも対応してくれれば良いのにとブツブツ言いながら、EENOUR社のS42と入れ替えました。


TAW45LやCA45と比べると機能面では物足りなさを感じますが、コンパクトで軽量なので車中泊時は良いかな?

FFヒーターを使わない時期ならばFFヒーター側に振れるのでTAW45LorCA45、寒い時期はS42を使うことになりそうです。


立ち上がりで40W、巡行運転で30W、すっかり冷えると25W程度だったので、消費電力も全く問題ありません。

行き当たりばったりの製作ではなく、この辺りをきちんと考えないとダメなのですが、考え出すと製作がひたすら先送りになってしまうので、DIYアルアルということで… その内にまた良いアイデアが浮かぶかもしれません。  

Posted by 電脳工房 at 12:00Comments(0)雑記帳EENOUR EB120/180

2023年11月22日

おやつはカール

先週末、旧知の友人に会うため大阪へ行ってきました。

妻の友人からお土産のリクエストがあり…



2017年8月生産分をもって、販売地域が関西地域(滋賀・京都・奈良・和歌山)以西の西日本地域に限定されてしまったカール。

前回はSAやPAで見かけたけれど、やけに高くて購入を見送ったのですが、今回はドンキへ行ったら山積みになっていました。


当時はチーズ味とカレー味が人気を二分していたけれど、今は「チーズあじ」と「うすあじ」の二種類のようです。

若い方は知らないかな?なんて思っていたら以外に喜んでくれ、チーズあじが圧倒的な人気でした。

またお土産に… と、言いたいところなのですが、次回はカールが嵩張るので諦めた、海産物やコストコ商品を積んで帰ってきます(笑)

これまた懐かしい牛乳石鹸は妻の好み
置いていない所が増え、あっても青箱だったりするのですが、カールを探していたら目に入ったので即カゴへ。



良い石鹸です。
  

Posted by 電脳工房 at 10:00Comments(0)美味い物

2023年11月21日

タイヤの装着位置

2023/11/20


新規購入したタイヤに、装着位置の指定があったのでおや?と思いました。

タイヤの中にはより水がハケやすいよう設計され、回転方向が決まっている物があります。


BRIDGESTONEの場合はこのような表示がされていて、ローテーションをする時も前後を入れ替えることは出来ますが、左右は入れ替えることが出来ません。

DIYで交換している方の中にはそれを御存知ないのか、時折回転方向が違っている車を見ることがあります。

プリウスでもVRX2を履いていたのですが回転方向など無かったはず。
バランスウェイトが少ない物をフロントに指定しているのか?ならば左右の指定は不要です。
気になって購入した店舗に訪ねてみると…


何の目安ですか!!(笑)

ホイールの保証書や細かい説明書が添付され、回答も実に速やかに来ましたので、丁寧に販売されているショップだと感じましたが、これは無用の長物でした。


BRIDGESTONEではこの辺りの解説にVRX2が使われていました

ショップに問い合わせたのも、この図にあるように左右でパターンが変わってしまうので、何かその辺りも関係するのかな?と混乱したからなのですが、何処へ使ってもパターンが逆になっても、水ハケには影響が無いと書かれています。

しかし、今までこの辺りは全く気にしていなかったのですが、気が付いてしまうと気持ちが悪いものですね。

回転方向の他にもINSDE(内側)/OUTSIDE(外側)の指定がある物もあります。

これらは、サマータイヤや高性能(高額)なタイヤだけでなく、廉価な海外産でもあるようですので、DIYでタイヤ交換をされる皆さんは、交換の際に念のためチェックしてくださいね!  

Posted by 電脳工房 at 12:00Comments(0)雑記帳

2023年11月21日

電動空気入れ


軽トラがやってきて以来予備車になってしまい
折角だから移動施工車にしようと決めたCLIPPERですが
その後軽トラがエンジンブローで廃車になってしまい、改めて軽トラを購入しようか、CLIPPERを搬送車として使い倒そうか迷っているうちに冬になってしまいましたが、ハイルーフ車なので移動施工車にしなければ勿体ない感じがして、軽トラックを別に調達する方向で検討しています。

迷っていたというより、中古車価格が高騰していて、軽トラは今は買い時では無いと判断していたというのが正直なところですけれど。

資材や薪を運んだりするので、見栄えや年式は二の次、四駆だったら他はあまり拘らないという感じなのですが、本当にタマが少なく値段が高いので困ったものです。

本題に戻りまして


このCLIPPERもエアー調整をしました

時々エンジンを掛けたりして維持には努めてはいたのですが、エアー調整は二の次になっていて80kPa程度まで落ちてしまい、流石にこれはダメでしょうということで。


エアーホースがギリギリ届くかどうかというだけでなく好奇心(後述)もあり、以前通販で購入したエアホークプロを使いました。

ショップジャパンで1万円くらいだったかな?

もっと小型の物やバッテリーのスタミナがある物も多数出ているのですが、このての物はバッテリーがダメになった時、交換用バッテリーが廃番になっているとか、ビックリするようなお値段で新しい物を購入した方が良くなったりするのが常なのですが、DC12Vでも使うことが出来るのが決め手になり購入しました。

結構割高でしたが、ゴミになってしまうよりはずっとマシです。

購入時に記載が見当たらなかったのですが、届いたバッテリーを見ると1.5Ah(1,500mAh)と書かれていました。
今どきはかなり小さめの物でも2,000mAh、6,000mAhくらいの物も普通に出回っていますので、容量はかなり少な目と言えます。
バッテリー自体はインパクトドライバーなどと同じくらいのサイズなので、持っただけでもスカスカ感があります。

グリップ部分も空洞でしょうから、一言で括ると性能以上にサイズが大きいという感じです。

バルブへの接続はネジを回して固定状態で使い、圧力設定をしたらそのまま放置すれば良いのでますので、グリップは握りっ放しにしている必要は無く、一般的に販売されているポータブルタイプで良いのにというのも正直なところ。

保管しておきイザ使おうとすると放電していて、致し方なくDC12Vでという感じで、リチウムイオンなのに一昔前のNi-cdのような状態が腹に据えかね、最新の物を購入しようかと考えたりしていました。

今回はタイや交換を決めた段階でチャージしておいたので満充電。
エアーを充填するという実用より、1,200mAhという容量的に物足りなく感じるスペックは、どの程度まで実用できるのかという興味から充填スタート!

ハイエースクラスのタイヤでも、適量まで難無く充填できるのは確認済なのですが、小さいとはいえ軽トラックの80kPaまで落ちてしまったタイヤを4本、規定値まで充填してもまだまだ元気でした。

思っていたより実用的で少し見直しました。

これならば、知人・友人がDIYでタイヤ交換をする時に貸し出してあげることも出来ます。

エアーゲージで確認したら、圧力も概ね同一の数値を示していました。


もう少しコンパクトだったら、キャンプ時も便利に使えるのに…
  

Posted by 電脳工房 at 06:00Comments(0)雑記帳

2023年11月20日

タイヤ交換

先週末、関西へ行く用事があり木曽路を走っていたら、ハラハラと雪が降ってきました。
出発前にタイヤを交換していこうかどうしよかと迷ったのですが、予報では積雪するほどでは無かったので交換せずに行ったのですが、奈良井宿~木曽福島は積りこそしなかったものの結構激しく待っていて、運転していた妻は終始緊張した面持ちでいました。

今週末は軽井沢方面での出張施工が控えており、降雪の予報も出ているので例年よりかなり早めの交換を決めました。


C-HR用のスタッドレスを新調


普通車なので侮っていたら、HIACE用より大きくて結構な重さ。久しぶりの筋肉痛に見舞われました。

回転方向も無ければパターンが特殊でも無いのに、四輪全てに装着位置が指定されていました。
え!?来期は前後のローテーションも出来ないのでしょうか?
現在照会中です


七つ道具を準備して交換開始

先だって、オフロード車のタイヤが外れて不幸な事故が起きました。
どこをどう見ても締め足りないとかではなく、ほとんど締めていなかったと思われる事故なので、過敏になる必要はありませんが、インパクトだけに頼らず最後は十字レンチで確認します。

トルクレンチも持っているのですが、かれこれ3年ほど検査していないので、今回は使用せず十字レンチを使いました。

検査は外部へ出す方法もありますが、持っている友人複数名と相互に誤差確認をします。
時にこれがドツボにはまり、どれが本当に正しいのか判らなくなることがあるのですが、結構前からディーラーやスタンドで交換してもらうと、最後にトルクレンチで締め、カチっと鳴るのを確認するよう促されるのですが、それとて定期的に検査に出しているのか怪しいもので、実際にオイル交換を毎回購入したディーラーへお願いしていたのに、回数にして10回ちょっとでドレンのネジを切ってしまい、カチっと鳴るのをきちんと確認したのにと言っていたので、トルクレンチ自体検査したのは何時かと聞いたら検査していないとの回答がありました。
仕方なくワンサイズ大きくネジを切って貰ったのですが、次の交換時にそれもダメになっていると言われ、整備を他社にお願いするようになったなんてことがあります。


プリウスの時はフロントのスポイラーが邪魔をして、台へ乗り上げて作業していたのですが、C-HRはそのままジャッキアップ出来たので交換作業は一気に短縮できました。


交換後はタイヤをしっかり洗い来春の出番まで保管です


一気にやってしまわないと面倒になってしまうので、HIACEのタイヤも交換しました。

まだまだ山は有るしそれほど古くもないのですが、比べてみるとゴムの固さが全く違います。
Good-Yearは元々少し硬めの印象があったものの、利きは決して悪くなかったので好印象でしたが、妻の車は毎度Bridgestone一択、今回もこれにして正解です。

皆さんもそろそろ交換ですか?

最近はセルフも多くなり、エアー調整もままならないという方もいらっしゃることと思います。
コンプレッサー+エアゲージ
電動デジタル
コンプレッサー+デジタル
電脳工房には複数の工具がありますので、DIYされる方は綱い易そうな物を選び、交換前に適正なエアーにしていってください。

交換してからスタンドへ行かれるという方もいらっしゃると思いますが、一歩間違えるとカーブする時などに一気に抜けて思いがけない事故に繋がったりしますので、ご遠慮なくお使いください。

事前に連絡くだされば、ガレージジャッキやインパクト(AC100電動・DC12V電動・エアーがあります)を使い、当店駐車場へ換えていって頂いても構いません。

何れにしても、早めの交換、適性空気圧、きちんとした締め付けが肝心です。

整備工場やスタンドが混んでいて交換できないとか、空気圧チェックを後回しにするなんて事が無いよう、当店でよろしければ便利にお使いください。
  

Posted by 電脳工房 at 18:00Comments(0)雑記帳

2023年11月14日

温冷庫蔵出し


何時購入したのかすら覚えておらず

記憶を辿ると軽く10年は経っていると思うのですが、DC12V/AC100の2WAY温冷庫をずっと保管していました。

今でこそ電動冷蔵庫/電動冷凍冷蔵庫が一般的になり、ポータブル電源の普及もあって愛用されている方も多いのですが、当時は出掛ける際は給電手段が乏しく、割と使い難い道具の類でした。

言い換えれば先進過ぎた道具なのですが、当時定価で48,000円もしたこれは、給電の難と蓋のロック機構が渋くなってしまったことから、長らく日の目を見ることがありませんでした。

強冷5℃/保温60℃というスペックで、自動販売機の缶飲料は55℃にセットされているのが一般的だそうですから、スペック的にはまぁまぁと言えます。

菌類は20〜40℃でもっとも活発に繁殖、お弁当などの保温に適した環境は55~60℃とされていることが多いので、スペック通りなら朝作ったお弁当をお昼にあたたかくいただくとか、日中買い出しに出かけて夕食でいただくなんてこともできます。

現行モデルは-9℃(夏場は-3℃)/65℃だそうですし、更に省エネも進んでいることでしょう。


先ずは保冷ですが、最新のポータブル冷凍冷蔵庫に慣れてしまっているので、音は大きく感じますし、消費電力も60W台ですので倍くらい。我が家では保冷としての出番は無さそうです。


一方保温は音が小さく、30W台をキープしていますが、中の物がしっかり暖まると20W台前半まで落ちますので結構省エネです。

信州焚火会の集まり、温泉入り放題イベントへ出かける際、ペットボトルを3本入れていったのですが、午後のまだ暖かさが残っている時はもう少し熱ければ!という感じだったのですが、気温が下がり焚き火の炎が本格的に嬉しくなってきた時間帯は、上がる湯気と暖かい飲み物でほっとすることが出来ました。

熱い飲み物をふーふーしながら飲みたい方には物足りないと思いますが、お子さんでも火傷を心配することなく飲むことができる暖かさという感じです。


先日設置したFFヒーターを夕方3時間+夜間10時間、この温冷庫を車のシガーソケットから切替て17時間。1,800WhのEENOUR社EB180の残量は2目盛でした。
日中晴れてくれれば、ソーラーチャージで連泊でも大丈夫そうです。


温泉入り放題ということもあって常時体はぽかぽか。冷たい物を飲みたいなんて時もあったので、今まで通りポータブル冷凍冷蔵庫を積んでいき、電子レンジで温めれば良いかな?なんて思ったりもしますが、思い立ったら手軽にほかほかのお弁当を食べ、暖かい飲み物を飲めるなんてのも良いかもしれないし、蒸しタオルを入れておけば休憩中に顔に被せてリフレッシュできるかもしれない。

今まで保温ということを考えたことが無かったので、どうやって活用すれば良いのかすら解っておらず、しばらく楽しみながら試行錯誤してみます。

そういえば夕食は、シャトルシェフを丸ごと積んでおでんでしたっけ。
タッパーへ入れて保温しながらダシをシミシミさせるなんてことも出来そうですね。

とりあえず最大の評価点は、結構な省エネと、吸排気が上部に集中しているため、今回のようにキャンプ用品や薪を積んでいく際、それらを塞いでしまう心配がほとんど無かったことです。  

Posted by 電脳工房 at 12:35Comments(0)雑記帳