2022年06月08日
EENOUR TAW45L ポータブル冷凍冷蔵庫 冷却能力
2022/06/04
2022/06/04
2022/06/04
2022/06/05
これまで、仕様についてレビューしてきましたが、いよいよ実際の冷却性能や操作方法に触れてみたいと思います。

先ずは性能チェックですが、空っぽでテストしても冷却部の温度がしっかり下がっていても、質量が低い空気を幾ら冷やしても、開閉の度に温度が乱高下してしまいます。
見渡したらラベルレスの1Lボトルがあったので、それを並べて冷却スタート!

結論から先に言いますと、大小ストレージを何れも-20℃にセットすると、日中の室内温度20~25℃と割と低めだったこともあり、ECOモードでも-17~-20℃をキープします。

入れておいたペットボトルはカッチカチに凍って庫内狭しと膨れ上がり、危うく取り出せなくなるほどでした。
注1:膨張する食品や飲料を入れる際は余裕をもって

この位しっかり冷えていると、時には-21℃を示すこともあります。
冷却能力としては十分及第点を与えられると思います。
購入前に各所で情報を集めた際、あまり冷えないとか、思ったほど冷えないというレビューを散見しました。
しっかり検証してみると、その多くが勘違いや過度な期待があったのではないかと感じました。レビューはカテゴリーによってはそういう物が多めになったりしますので見極めが大変ですね。
注2:予冷はしっかりと
注3:予冷の際は質量が高い物を先に
質量が低い物をしっかり冷やしてあっても、質量が高く冷えていない物を入れると、折角冷えた物も温めてしまいます。
注4:出来るだけ冷えた状態で入れる
コンプレッサー式ですので、ポータブルタイプとしては冷却能力は高いのですが、暖かい物を短時間で冷やすほどの能力はありません。ストレージの設定温度と同じ又はそれ以下の温度で保管されていた物を入れるのが理想です。
何れも家庭用冷蔵庫でも同じことが言えますが、普段奥さん任せでビールやおつまみを出す程度しかしていないと、こういう事って気が回らない事もあるかもしれませんね。
普段家庭用冷蔵庫は設定した温度で常時冷えている状態なので、買い物から帰ってきて足す分には影響が少ない(注3の状態)のですが、ポータブルタイプですと必ずしもそうならないこともあります。
注5:より冷やしたい物は周囲へ(この機種の場合)
家庭用の上開タイプの冷凍庫と同じく、ポータブル冷凍冷蔵庫はストレージの周囲へ冷媒を取りまわして冷やしています。
上のペットボトルの画像は全て凍っている状態ですが、急速に冷凍されて白く濁った部分と、じわじわ冷凍されて透明度が高い部分で、それがお判りいただけると思います。

もっと早い段階の画像です。こちらの方が判り易いでしょうか。
小ストレージ側も早めに凍っていたのですが、小ストレージを-20℃に設定していた状態ですので、冷蔵庫並の5℃程度に設定した時にはどうなのかというあたりの検証はまたに機会に。ひとまず、上下面に沿わせるのば無難のようです。

この時の温度は大ストレージは-8℃
水を凍らせたり氷をキープすることは出来る温度ですが、-18℃以下を推奨されているアイスクリームは少し厳しい温度といえます。
このような状態の所へアイスクリームを入れてゆるくなったと言うのも酷な話しです。
注3で予冷の際は質量が高い物を先にと書きましたが、正にそれが出来ていない状態で、
注6:食品を理想の状態でキープするためには、その食品の要求温度をきちんと把握する。
ことが肝心だといえます。
例えばキャンプやイベントへ出掛ける際、飲み物用の氷と-18℃以下が推奨されているアイスクリームを持っていこうとするならば、先に質量が高い氷を入れておき庫内温度が-20℃近くを指している状態で、移し替えるなり買い求めるなどしてアイスクリームを入れるといった工夫です。
言葉にするとややこしく思えてしまうかもしれませんが、ちょっと意識するだけで結構使いこなせます。
家庭用冷蔵庫は買い物から帰ったらひとまず冷凍庫へ放り込み、使う時まで放置というケースが多く、その間の温度変化など気に留める方も少ないと思いますし、もとより庫内温度が表示されない機種も沢山あります。
それに対してポータブルタイプですと現在温度がしっかり表示されますので、状況が把握し易い反面過敏に反応してしまう方もいらっしゃることでしょう。
一度ゆるっとなったアイスクリームも、数時間後にはカチカチになっていて気が付かない(気にならない)なんて事もあると思いますが、ポータブルタイプは中身を使うことを前提に持ち運びますので、入れたり出したりの周期が短くなりがちですので、冷やすための工夫がより必要になります。
さて、ここまで書いた何れも、EENOUR TAW45L ポータブル冷凍冷蔵庫に限ったことではなく、全ての類似製品にもいえることですし、家庭用冷蔵庫でも同じように意識するだけで節電や食品の衛生や安全にもつながることです。
最後に、傾向として同じ温度に設定していても、小ストレージの方がより冷えやすいようで、それが構造的な事に起因するのか、単純にストレージのサイスからくる事なのか、使っているうちに解ってくると思いますので、機会がありましたら追ってレポートします。