2020年02月18日

グラス製作 塩尻・Bar On The Roadさん (1)



グラス製作 塩尻・Bar On The Roadさん (1)


オープン時にデザイナーさんがお作りになった
On The Roadのロゴが主役ですから
出しゃばってはいけません
ママさんからイメージを伺い
シンプル基調で幾つかの候補からお選びいただいたのがこちら

レザーとサンドブラストそれぞれの得手不得手がありますが
サンドブラストも幾つも技法があり

お店のパーティションなど広い面積の同じデザインを何枚も製作する際は
着色した糊をシルクスクリーンで印刷し
ベルトコンベアーへ載せて上から砂を落として擦ったり

紫外線で変質する樹脂フィルムを使い
より繊細な表現をしたり

グラス製作 塩尻・Bar On The Roadさん (1)


画像はそれを使いミラーの裏面を加工
白い部分は素通し(擦りガラス状)
黒い部分はミラーを残しているのですが
そこそこ実用できていたようです

法的な制限がありますのでこのての物の製作を承ることはできませんが
ドットの密度で濃淡を表現し、写真もこんな感じで仕上がりますので(向き不向きはあります)
御用向きがありましたら思い出していただけると嬉しいです。

グラス製作 塩尻・Bar On The Roadさん (1)


今回は、最もオーソドックスなフィルムのマスクで製作しました。

カッティングマシンと貼り付きの限界がありますのでサイズ的な制約がありますし
マシンが頑張ってカットしてくれても数が多いと根気勝負になってきます

グラス製作 塩尻・Bar On The Roadさん (1)


カット刃が新しい時でないとカット時の難が増え
かといって一気にカットして時間を置いてしまうと
断ち切った接着剤が繋がってしまい作業し難くなります

自宅にも持ち帰り、妻に手伝ってもらっての夜なべ作業となりました。

グラス製作 塩尻・Bar On The Roadさん (1)


数量が少なければマスキングシートで養生するのですが
今回は塩ビシートを加工して使いまわしのマスクを作りました

グラス製作 塩尻・Bar On The Roadさん (1)


マスクして加工し、剥がして洗浄の繰り返しです。

グラス製作 塩尻・Bar On The Roadさん (1)


養生にミスがあると余計な所が削れてしまいます
念入りに、念入りにチェックをしてブラスト開始。

この作業自体はあっという間です

使用しているのは直圧式サンドブラスターという物で
エアー圧やメディア(研磨剤)量の微調整ができるので
細かいマスクも吹き飛ばすことなく加工できます



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Posted by 電脳工房 at 18:00│Comments(0)サンドブラスト
 
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