2023年04月07日

刃靴(斧刃保護)作り

2023/04/06

先日、手斧の修理をしたので、引き続き刃靴を作りました。

刃沓と呼ぶ方もいらっしゃるのですが、沓は靴という意味もあるので、靴にした方がすんなり受け入れられたので、私は刃靴の方を使っています。

建築関係の方は、沓という字を良く耳にされると思いますが、支承という意味合いで使われることばなので、看板製作で少なからず耳にしていることもあり、ちょっと違和感があったということもあります。

刃靴(斧刃保護)作り


最後に刃靴を作ったのは、タイムスタンプを見ると2014年10月、アストロプロダクツの手斧、正確には枝払いを購入した際、付属のカバーはペラペラのゴム製だったので製作しました。

随分間が空きましたが、作り慣れた物なので結構覚えているものですね。

革で作られたホルスターは格好良いのですが、和斧には合わないこおとも多く、また、負けるとも劣らず使い勝手が良いので、私は長年刃靴を使い続けています。

材料は…

刃靴(斧刃保護)作り


メインのやや太めの紐

取り回しを考えながらやや長めに切っておきます。

刃靴(斧刃保護)作り


メインの紐よりやや細めの紐を、この辺りに結んで製作開始!

テントに付属してきたけれど、物足りなさを感じてお蔵入りしているガイロープはありませんか?
私はしばしばそういう物を利用しています。

今回は、メインの紐は少し伸縮性がある物を使ってみました。
作り易さや目の整い易さは伸びない方が良好ですので、最初はそういう物で試してみてください。

刃靴(斧刃保護)作り


刃靴(斧刃保護)作り


スタート位置が決まったら、左右順にひたすら編み込んでいくだけです。

この紐は、思いのほか使うので要注意です。
今回は2mにしましたが、きっちり目を詰めていったのでギリギリでした。
長すぎても作業性が悪いのですが…

刃靴(斧刃保護)作り


ひとしきり編んでひっくり返してみると、綺麗に溝ができていておぉ!って感じになると思います。

刃靴(斧刃保護)作り


そして完成

洋斧でしたら真上へダイレクトに持っていくのですが、和斧は外れてしまうことがあるので、私はいつも画像のような結び方をしています。

刃靴(斧刃保護)作り


伸縮する紐を使ったので、少し目が不揃いですが、実用に問題ありませんし、使っているうちに結構馴染んでくるので心配無用です。

刃靴(斧刃保護)作り


結構深くまで食い込み、刃を保護してくれています。

これからの季節、雨降りキャンプなんてこともあると思いますが、手持ち無沙汰な時は刃靴を作ってみては如何ですか?


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Posted by 電脳工房 at 18:10│Comments(0)工作室
 
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