2024年02月21日

HIACE(KZH106) フロントショック交換

愛車ハイエースバン(元はワゴン)は経年車輛なので手を加えたい所が沢山あります

保安部品は毎年車検の度に適宜交換して貰っているのですが、他の部分は何かあったらという感じになってしまいます。
今回は「乗り心地」を重視してショックアブソーバーの交換をすることにしました

HIACE(KZH106) フロントショック交換

HIACEバンとCLIPPERバンもあったので、予備車両として数年寝かせていたのですが、長距離を走る機会が多かったので2013年7月にサードシートを外して構造変更し、バンとして復活させました。

最初の出撃は尾白川渓谷キャンプ場、もう10年以上前になることにビックリ!

その頃はまだ良かったのですが、距離がどんどん伸びていくにつれて足回りの劣化を感じるようになり、6~7年程前にはいよいよ交換しなくてはと思うに至りました。

しかし、その数年前に新居を構え、倉庫を建てたり妻のパン焼き小屋を建てたりと、そちらのDIYに夢中になってしまい、タイトなコーナーでのロール、少し強めにブレーキを掛けた時に妻にカックンブレーキ!と怒られる、小さいギャッブでも突き上げるような不快感があるといったことを我慢しつつ乗ってきました。

電子レンジ&ポータブル電源用ラック設置

FFヒーター設置

車中泊仕様化

あれこれ手を加えたのでまだまだ頑張って欲しいと思い重い腰を上げました。

正直なところ、キャンプ主体で常時満載状態だった時は、ショックが沈み込んでいたので我慢できる範疇にあったのですが、車中泊仕様にして軽くなったら、症状が悪化して辛抱たまらなくなったとも言えるのですけれど。

HIACE(KZH106) フロントショック交換

ショックアブソーバーは10万kmを交換目安にと言われることが多く、メーカーのカヤバでは5万kmでチェックしろとしていますが、現在この車はその倍を超えています。

HIACE(KZH106) フロントショック交換

固着しているのは目に見えているので、ワコーズのラスペネをたっぷり吹いてしばらく放置。

運転席側はすんなり外れたのですが、助手席側はインパクト等も試したのですがどうにもこうにも回らず、最後はアウターをパイプレンチを使ってようやく外すことができました。

HIACE(KZH106) フロントショック交換

外したショックとカヤバの補修用(純正同等品)
上部のワッシャーやブッシュは付属していました

HIACE(KZH106) フロントショック交換

下部のボルト・ナット・ワッシャーは付属していないので別途準備する必要がありますが、思いのほかヤレていなかったので今回は再利用しました。
注文しておき、タイヤ交換の折にでも入れ替えたいと思います。

HIACE(KZH106) フロントショック交換

外したショックは押し込むと、完全に抜けていてどちらもピクリとも動きませんでした。

乗り心地が最悪なのも当たり前です

HIACE(KZH106) フロントショック交換

ハイエースのショックはタイヤを外すとむき出しになり作業性は良好です

いよいよ交換しなければと思い6年
準備30分
作業50分
片付30分

どうしてもっと早く手を付けなかったのでしょうね

この勢いでリアショックもと思ったのですが、押し込んだ時に片方の戻りが非常に悪かったので、返品交換をお願いしたため後日ということになってしまいました。

こういうケースでは、また長期間放置ということになりがちなのですが、フロントのショック交換で劇的に改善されたので、モチベーションを保つことが出来そうです。

カックンブレーキが無くなりぐっと踏ん張っている感

同じく踏ん張り感があり外輪が沈み込まずスムースにコーナリング

大きなギャップを超えた時の不快な突き上げや何度か続く上下の大きな揺れ解消

新車時のフィーリングがしっかり戻りました

元々柔らかい乗り心地で、例えるならば観光バスのフワフワ感。
人気があるニューSR(青いショックアブソーバー)の方が固くカチット感があるそうですが、私はこの位が丁度良いかな?

HIACE(KZH106) フロントショック交換

余談ですがショックアブソーバ購入の際は、マッチングをきちんと確認しなくてはなりません。

しかし、元々の刻印が薄かったことに加え、シャーシブラックが塗り重ねられていて判読できず、外して直近でしげしげ眺めてようやく何とか判るといったレベルだったので、ディーラーに調べてもらい購入することができました。

バイクですとパーツリストが販売されているうえ、ネットへ掲載してくれているメーカー・車種もあるのですが、車の場合はメーカーに問い合わせても行きつけのディーラーで聞けと言う返事しか返ってきません。

サービスマニュアルまで見なくても、パーツリストから作業性を判断してDIYするか整備を依頼するかの判断くらいは出来るのですが、何とも不便な話しですね。
部品点数が雲泥の差でしょうから仕方がないとは思いますけれど、せめて部品番号くらいはもう少し手軽に(ディーラー等の手を煩わせず)解るようにして欲しいです。


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Posted by 電脳工房 at 12:00│Comments(0)工作室雑記帳
 
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