2023年09月19日

車中泊用お値打ちアイテム実用


連休直前に届いたアイテムを早速使ってみました

連休の予定が変わり、急遽予約したのが穴水(石川県)の、のとふれあい文化センターの一角にあるRVパーク
一泊500円+電源1,000円というリーズナブルな施設で、館内に入浴施設があるのでとても便利。難点はトイレが少々遠いという点だけです。

テニスコートの脇にあるので、薄暗くなってきた18:00頃迄はシニアのはしゃぐ声が聞こえてきましたが、それ以降はとても静かに過ごすことができました。

電源サイトは4サイトで向かいにフリーサイトがありますが、この日の利用者は私たちを含めて電源サイトの2組だけ。
と思っていたら、旅の疲れでうとうとしていた21:00過ぎに家族連れがやってきて、テントを張って車の中の荷物をそこへ出し、大騒ぎしながら就寝準備が終わったのが23:00近く。おまけに夜中にイモビライザーがけたたましく鳴って… 何とも賑やかというか迷惑な一行です。

RVパークのチェックインは18:00迄という所も多く、ここは少し遅めですが18:30です。
事情があってそれ以降になるのは仕方がないにしても、もう少し静かに利用して欲しいものです。


さて、連休初日の天気は最高気温33℃/最低気温25℃、9月とは思えない暑さで、翌日曜日はもっと上がる予報でした。

ポータブル電源+ポータブルスポットクーラー(EENOUR QN750)という組み合わせで過ごそうと思っていたのですが、流石にこの気温ではと電源サイトにしておいて本当に良かった。


購入したばかりのアイテムをメッシュ状態にし、ポータブルスポットクーラーの冷気を引き込むスタイルです。


今回はシュラフではなく車中泊用の布団を積んでいきました

薄手の掛布団を被り、その中へ冷気を引き込むと上半身全体を冷やすことができ、直接体へ冷気を当てるよりずっと涼しく過ごせました。

交代で妻が先にお風呂へ行って間もなく、バサバサという音がしたので慌てて黒猫チャコを探すも姿が見えません。
どうやら、何時になく甘えん坊になっていた黒猫チャコが後追いしたようで、ホースの間へ頭を突っ込んで押し広げて脱出した様子。慌ててライトで照らすと車の下で丸くなっていました。

臆病な子なので好き勝手逃げることはしないのですが、手を伸ばすと逃げるのは何時ものこと。驚かせないように慎重に立ち回ってようやく捕獲しました。

余裕なく装着する状態なので隙間から出てしまうことは考えられなかったのですが、ホースの隙間を狙い、ジッパーを押し広げるとは思ってもみませんでした。

念のため持っていった養生テープをあちこちに貼り、ハーネスを着けると借りてきた猫になるので、窮屈で可哀想ですが装着し、それでもやんちゃ娘の挙動が心配で、妻と二人寝ては起きてを繰り返しながら朝を迎えました。

さて、肝心の車中泊用テントの使用感ですが…

フロントドア用のメッシュを持って行き忘れてしまったので、通気という点は評価出来ないのですが、真夜中に(しっかり涼しくなった頃には)冷気が入ってきましたし、かといって外気と車内の温度が同一という訳でもなく、ポータブルスポットクーラーの冷気も結構保持してくれ、暑い時間帯でもいたって快適に過ごすことができました。

特に朝の7:00頃から一気に気温が上がり、汗をかきながら撤収していたのですが、車の中へ逃げ込むとひんやりしていて、ポータブルスポットクーラーの効果を感じることができました。

日中気温が25℃を越える季節の車中泊は無理だと思っていたのですが、車中泊用テント+ポータブルスポットクーラーの組み合わせで最高気温33℃/最低気温25℃迄ならば何とか寝られるという手応えを得ることができました。
この様子分だと車中泊用テントだけでも、今まで躊躇していた気温でも快適に過ごすことができそうな気がします。

何より、僅かハッチ半分の空間ですが圧迫感がぐっと減り、ロールアップしていた部分を下ろすと朝の日差しを遮ってくれたのは想像以上の使い勝手でした。


もっとユルい条件で一つ下のモデルQN650を使用/排熱は車外へ取りまわしたものの本体を車内で運転/車を締めきって使用という環境で比較するのは酷なのですが、今回の方がずっと快適に過ごすことができ、とりわけ購入した車中泊用テントのメッシュが良い働きをしてくれたとの実感があります。

これからの季節、ポータブルスポットクーラーも不要になり、黒猫チャコが脱走する心配も無くなりますし、フロントドア用のメッシュは常時積んでおくことにしますので、次回車中泊はその組み合わせを試してレポートします。  

Posted by 電脳工房 at 15:00Comments(0)雑記帳EENOUR QN750