電脳工房 (株式会社 池上商会)

本年もよろしくお願いします

新春最初の投稿は収納袋のお話しです

キャンプで使うクッカーは、人数やシーンによって変わるので、これ！というものがなかなか定まりません。
友人や家族を招いて、少し多めの人数で調理する時はUNIFLAMEのfan5。
夫婦2人だけの時はfan5 DUO。
何れもキャンプ仲間にいただき昨年仲間入りした物、それまではfan5より一回り大きいくクッカーのセットを使っていました。


sarupouchさんに専用の収納袋まで製作していただき、気に入って使っています。

スロークッキングをする時にはTrangiaのストームクッカー L。
アルコールバーナーベースなので、火力という点では物足りませんが、スタッキングできるので嵩張らず、ガスやホワイトガソリン器具でも使えるので、オールマイティー感は高く、お勧めできる道具の一つです。

こういった類のクッカーセット最大の難点はフライパンだと言えます。

最もダメージを受けやすいのに、単独で購入できないとか、経年劣化でコーティングが剥がれてしまい単品で購入すると割高だとか、結構憂鬱な思いをされた方も多いと思います。

折角スタッキングできるのに、フライパンだけ別に持っていくというのも癪に障ります。



そんな憂鬱をどうにか解消できないかと長年考えていたのですが、数年前にCOCOpanと出会い一気に解消され、ご縁があり電脳工房でも取り扱わせていただくことになりました。

窒化処理され、黒皮鉄の5倍、ステンレスの2倍の表面強度を持つCOCOpanは、金属製のターナーを使ってもへっちゃら。スチールタワシを使ってもびくともせず、他の鉄製調理器具とは異なり、さっと洗い乾燥させるだけで錆がほとんど出ません。

何より、持ち手を外せますので調理したそのままでテーブルへ。Cook ＆Ｓｅｒｖｅ（クック＆サーブ)も出来ます。
後発で様々な商品がリリースされていますが、窒化処理されたCOCOpanは抜きに出た扱い易さです。

持ち手が外せるのでスタッキングもし易く、キャンプ用としてはもちろん、普段使いでも場所を取らないので有り難いです。

おや？絶賛している割には使い込んでいる様子が…



そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、育っていくにつれて馴染み使いやすくなったCOCOpanは、ダッチオーブンでいうところのブラックポッド化していき妻の愛着も増していったので、時にはヘビーな使い方をするキャンプ用に幾つか新調したためで、自宅で使っている物は画像に写っていない厚手のプレミアなども含めて計7点、こんな具合にスクスク育っています。

そんなCOCOpanですが、長らく懸案になっているのが収納袋の問題です。

ファミリー向け構成では、オフィシャルから洒落た収納ケースがリリースされていますが、夫婦2人ではサイズ的に持て余してしまいます。



使用頻度が多い炒め 24をベースにした構成にピッタリの収納袋をと思い、材料まで揃えたのですが遅々として進みません。

そんな状況で目にしたのが、友人に勧められて購入、先日投稿したカセットボンベ収納袋です。



残念、小さいか！？



いや、入っちゃいました。



炒め 24／モーニング 23／グリル M／持ち手 L型がスルっと入り、スタッキングを工夫すればまだまだ入れることが出来そうです。



折り返しは二回しか出来ませんが



口元がベルクロになっているので不具合は感じられません。

結構厚い生地なので十分使えそうです。

ベルクロはあまり好きではないので、防水帆布で作る際はベルクロ無しで折り返しを増やそうと思いますが、面倒な採寸＆試作の手間を一気に省き、最短距離で製作に取り掛かれそうです。

耐久性の検証は出来ていませんが、COCOpanの収納でお困りの皆さん如何ですか？