2023年05月17日

Coleman NORTH STAR 2000 イグナイター修理とメンテナンス


ツーバーナーに続き、ランタン(NORTH STAR 2000)もメンテナンスしました。

ポンプカップとキャップのゴムはツーバーナーと概ね同じ要領でパーツも共通です。

今回はイグナイター(点火装置)の修理も併せて行いました。

3点あるNORTH STARのうち、普段使っている物はベストコンディションですが、残る2点はグルキャンを長らく自粛していたので出番は少な目、一度点灯させれば一晩は点けっぱなしに出来るので、イグナイターが故障していても不自由を感じることはあまりなかったので、長らくそのまま使っていました。

Coleman NORTH STAR 2000 イグナイター修理とメンテナンス


1点は良くある赤いボタンの紛失
奥にあるマイクロスイッチを押すだけの物なので、細い棒状の物を差し込めば動作します。

もう1点はボタンはあるのですが、押してもウンともスンともいいません。

先ずは赤いボタンを移植して、いわゆるニコイチで完品を作ることにしました。

Coleman NORTH STAR 2000 イグナイター修理とメンテナンス


いざ開けてみると、赤いボタンを留めてあった割ピンがコロンと出てきました。
赤いボタンが抜けないよう、穴に通してあるだけの物で、特段広がったり折れたりしている訳ではなかったので、ボタンの方が破損したのでしょう。

電池ボックスの接点部分には緑青がわき、リード線は黒っぽく見えました。
案の定、少し触れただけで脱離してしまい、ハンダを除いて外してみると、表面が真っ黒くなっています。

もしかしたらもう一方のイグナイターも、こんな調子で劣化して断線しているのかな?なんて思いながら、新しいリード線に交換。

Coleman NORTH STAR 2000 イグナイター修理とメンテナンス


各部接点を磨いて終了。イグナイターは正常に動作し、調子よく点火することができました。

ボタンが無い間、ライターで点火するなどしていたので、煤汚れが甚だしく… キャンプ場でゆっくり出来る時に一通り磨くことにします。

もう一点は、コンディションこそ大差無いものの、トランスの下に何やら液漏れのような症状があり、接点を磨いたりリード線を交換してもやはりウンともスンともいいません。

これはとりあえず新品に交換し、時間がある時にパーツをしっかりチェックし、調達できそうならば修理して予備にすることに。

それにしても、これまでイグナイターを何個購入したり修理したことでしょう。もう少し、シッカリした物を作って欲しいです。

しかも、軽井沢の直営店へ行っても置いてあった試しはなく、オンラインショップでも欠品していることが多々あります。
イグナイターが無いモデルを長年使ってきたので、ライターでの点火は苦にならないのですが、扱いが不慣れな方は不安が大きいと思います。

なんてことを言い続けてかれこれ20年以上経ちます(1996年発売)。
対策する気が有れば、とっくにされていますよね(笑)


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Posted by 電脳工房 at 18:00│Comments(0)工作室
 
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