2022年07月05日
EENOUR CA45 ポータブル冷凍冷蔵庫 仕様
EENOUR楽天市場店では現在、楽天のお買い物マラソンに合わせ、期間限定のクーポンなども発行していますので、他のECサイトよりお安く買えるタイミングがあったり、レビュー投稿で保証期間の延長があったりしますので、慌てずじっくり見極めて、どうぞお値打ちにお求めください。
今回は仕様に関してのレポートです。
S42:14kg / TAW45L:19.2kg / CA45:24kg
前回、重量について触れました。
コンプレッサーや冷媒が内蔵され、-20℃まで冷やせるのに、一般的な高性能クーラーボックスと3kg程度しか差が無いS42は奮闘していますが、TAW45LやCA45はなかなかの重量級です。

Coleman Ultimate Xtreme ホイールクーラーとの比較

EENOUR TAW45Lとの比較
高密度の断熱材でこれだけ厚みがあり、コンプレッサーをはじめとする冷却装置を内蔵しているのですから無理もありません。

それを支えるのが大口径のホイールです。
よくある一体成型では無いのか、内外の質感が違うように感じられ、アスファルトを転がしてもカラカラという安っぽい音もしませんでした。

ハンドルもシンプルですがガッチリしていて、しっかりしたホイールと相まって自宅庭先の緑地や砕石でもモリモリ運ぶことができました。
CA45を一言で表現するなら、「ヘビーデューティー・ヘビーユースに向くタフなモデル」という印象で、差し当たって憂鬱になるのは車への積み下ろし程度で、他は気兼ねなく使い倒せるという手応えです。
S42やTAW45Lのような見た目の華やかさはありませんが、使い方だけを考えれば私にはこのモデルが一番合っているのかもしれません。

このハンドル表面部分に、運送時用の発泡スチロールがくっついてしまっていました。このところの猛暑も影響したのかもしれません。
袋を被せておくなりすれば対処できるのでしょうけれど、昨今問題になっているビニール・プラゴミが増えるのも面白くありません。
濡れ雑巾で擦ったら跡形も無く落ちましたので、同様の症状だった方は慌てず騒がず拭いてみてください。

フタはゴムでビシ!っと固定。ですが、他メーカーのモデルで脱着に苦しんだ妻も、スルっと操作できる程度の締め感です。
フタの気密は意外と重要で、発泡スチロールのケースでも、ガムテープで封をするだけで、冷気の逃げ方が変わってきますし、Coleman Ultimate Xtremeも合わせ部分に隙間テープを貼り、ベルトでキチっと締めると保冷能力に歴然と差が出るくらいです。

お決まりの栓抜き

ハンドルの下はドレンを装備
外側から回して脱着するタイプなので、強烈に冷やして内圧が下がった時の脱気にも使えそうです。

ハンドルの反対側は大きな廃熱用ダクト。その中央にアダプターの差し込み口があります。

付属品はDC12VとAC100用のアダプター
TAW45Lでレポートしたのと同様、車やポータブル電源ではDC12V、常用や予冷はAC100での稼働が省エネです。


CA45とS42のアダプターは、ほぼ同じ仕様でした。

左右のストレージは仕切板で分けられていて、それぞれバスケットが装備されています。
左(小)ストレージのバスケット下には僅かな空間があり、ここにも何かしら入れることが出来ます。
仕切板をもう少し左に設置すれば、この部分がもう少し使いやすくなると思うのですが、何かしら意図(理由)があるのでしょう。
左(小)ストレージは-6℃~20℃、右(大)ストレージは-20℃~20℃に、それぞれ独立して設定することができます。
CA45がS42やTAW45Lと違うのは、仕切板を外すと一室で使うことができる点でです。
参考まで庫内を実測してみると
右(大)ストレージ:約29.8L
左(小)ストレージ:約12.4L
左(小)ストレージ下:約4.7L ※バスケット外
合計46.9Lでモデル名の45よりやや多めです
仕切板は約3.6L
思いのほか体積があり、外して使えばトータル50Lちょっとの勘定になります。

操作性は他モデルと大差無く、マニュアルを見なくてもすんなり扱えたのですが、TAW45Lと比べるとよりシンプルでした。
各部仕様も含め、冒頭に書いた通り質実剛健なタフモデルという印象が一層強くなりました。

早々に梅雨が明け、暑い日が続いたので、CA45の庫内温度も34~35℃に跳ね上がっていました。
数字が滲んで見え、撮影も結構苦労(数字がきちんと写らず何枚も撮影)したのですが、実際には暗い所も含めて他モデルよりクッキリと見えますので、恐らく輝度が高いからなのでしょう。

消費電力のMAXを確かめたかったのでAC100で接続していますが、CA45はMAXモードでそれぞれ最強で冷却、ポータブル電源 EENOUR P703 の表示では55Wで冷却がスタートしました。
2022/07/05
今回は仕様に関してのレポートです。
S42:14kg / TAW45L:19.2kg / CA45:24kg
前回、重量について触れました。
コンプレッサーや冷媒が内蔵され、-20℃まで冷やせるのに、一般的な高性能クーラーボックスと3kg程度しか差が無いS42は奮闘していますが、TAW45LやCA45はなかなかの重量級です。

Coleman Ultimate Xtreme ホイールクーラーとの比較

EENOUR TAW45Lとの比較
高密度の断熱材でこれだけ厚みがあり、コンプレッサーをはじめとする冷却装置を内蔵しているのですから無理もありません。

それを支えるのが大口径のホイールです。
よくある一体成型では無いのか、内外の質感が違うように感じられ、アスファルトを転がしてもカラカラという安っぽい音もしませんでした。

ハンドルもシンプルですがガッチリしていて、しっかりしたホイールと相まって自宅庭先の緑地や砕石でもモリモリ運ぶことができました。
CA45を一言で表現するなら、「ヘビーデューティー・ヘビーユースに向くタフなモデル」という印象で、差し当たって憂鬱になるのは車への積み下ろし程度で、他は気兼ねなく使い倒せるという手応えです。
S42やTAW45Lのような見た目の華やかさはありませんが、使い方だけを考えれば私にはこのモデルが一番合っているのかもしれません。

このハンドル表面部分に、運送時用の発泡スチロールがくっついてしまっていました。このところの猛暑も影響したのかもしれません。
袋を被せておくなりすれば対処できるのでしょうけれど、昨今問題になっているビニール・プラゴミが増えるのも面白くありません。
濡れ雑巾で擦ったら跡形も無く落ちましたので、同様の症状だった方は慌てず騒がず拭いてみてください。

フタはゴムでビシ!っと固定。ですが、他メーカーのモデルで脱着に苦しんだ妻も、スルっと操作できる程度の締め感です。
フタの気密は意外と重要で、発泡スチロールのケースでも、ガムテープで封をするだけで、冷気の逃げ方が変わってきますし、Coleman Ultimate Xtremeも合わせ部分に隙間テープを貼り、ベルトでキチっと締めると保冷能力に歴然と差が出るくらいです。

お決まりの栓抜き

ハンドルの下はドレンを装備
外側から回して脱着するタイプなので、強烈に冷やして内圧が下がった時の脱気にも使えそうです。

ハンドルの反対側は大きな廃熱用ダクト。その中央にアダプターの差し込み口があります。

付属品はDC12VとAC100用のアダプター
TAW45Lでレポートしたのと同様、車やポータブル電源ではDC12V、常用や予冷はAC100での稼働が省エネです。


CA45とS42のアダプターは、ほぼ同じ仕様でした。

左右のストレージは仕切板で分けられていて、それぞれバスケットが装備されています。
左(小)ストレージのバスケット下には僅かな空間があり、ここにも何かしら入れることが出来ます。
仕切板をもう少し左に設置すれば、この部分がもう少し使いやすくなると思うのですが、何かしら意図(理由)があるのでしょう。
左(小)ストレージは-6℃~20℃、右(大)ストレージは-20℃~20℃に、それぞれ独立して設定することができます。
CA45がS42やTAW45Lと違うのは、仕切板を外すと一室で使うことができる点でです。
参考まで庫内を実測してみると
右(大)ストレージ:約29.8L
左(小)ストレージ:約12.4L
左(小)ストレージ下:約4.7L ※バスケット外
合計46.9Lでモデル名の45よりやや多めです
仕切板は約3.6L
思いのほか体積があり、外して使えばトータル50Lちょっとの勘定になります。

操作性は他モデルと大差無く、マニュアルを見なくてもすんなり扱えたのですが、TAW45Lと比べるとよりシンプルでした。
各部仕様も含め、冒頭に書いた通り質実剛健なタフモデルという印象が一層強くなりました。

早々に梅雨が明け、暑い日が続いたので、CA45の庫内温度も34~35℃に跳ね上がっていました。
数字が滲んで見え、撮影も結構苦労(数字がきちんと写らず何枚も撮影)したのですが、実際には暗い所も含めて他モデルよりクッキリと見えますので、恐らく輝度が高いからなのでしょう。

消費電力のMAXを確かめたかったのでAC100で接続していますが、CA45はMAXモードでそれぞれ最強で冷却、ポータブル電源 EENOUR P703 の表示では55Wで冷却がスタートしました。
2022年07月05日
EENOUR CA45 ポータブル冷凍冷蔵庫 サイズと断熱性能
2022/06/28
前回まで、EENOUR TAW45L ポータブル冷凍冷蔵庫のレポートをしていましたが、最新モデルのEENOUR CA45を使う機会に恵まれました。
正確には、CA45を購入したけれど、短時間運用なので荷物を減らすため、内蔵バッテリーだけでミニマムで運用したいという方から、週末TAW45Lと入れ替えてくれないかと相談いただき、良い機会なのでOKしたという成り行きなのです。

このモデルの最大の特徴は、6cmという分厚い外装や回転成形プロセスにより、断熱性・保冷性が抜きに出ているという点です。
例えばColemanのクーラーボックスは
スチールベルト 約3.0cm
ポリライト 約3.5cm
エクストリーム 約4.0cm
アルティメイトエクストリーム 約5.8cm
とされています。
アルティメイトエクストリームと同じカテゴリーに分類される「高性能タイプ」のYETIは 断熱材厚5cm、アイスランドは 外装厚5cm、他は厚さが明示されていない物も多いのですが概ね5~6cmです。
ここで注意しなければならないのは、外装も含めた厚さなのか、断熱材そのものかという点です。
上記でもYETIは断熱材厚、アイスランドはボディ厚と明記されていましたが、その辺りがあやふやな物も沢山あります。

気に入って買い足しまでしたColeman Ultimae Xtreme ホイールクーラー 50Lも約5.8cmとされていますが実測してみると5.4cm程度で、奥の方へ行けば5.8cm程度あるのかもしれませんが、何れにしても外装込の厚さでしょう。

何故ここに凹凸を付けたのでしょう?
もしかしたら車のプレスラインと同じく、強度を出すための物なのかもしれませんけれど

外装を含めても厚さは3.3cmしかありません。

物のついでというか余談になってしまいますが、フタ部分にドリンクホルダーが付いていることにより内側が出っ張ってしまい、この部分は1.5Lや2.0Lのペットボトルが縦に入れられないので、ほんの数本あるいは寝かせて入れることを余儀なくされます。
ホイール部分の凹凸も使いにくいので、ドリンクホルダーはそちら側にしてしまえばもう少し使い勝手が良くなるし、そもそもこれにより薄くなってしまうのでこれは要らない機能。開発した方はきちんと使い込んだのかな?と思う構造をしています。
諸々突っ込みどころはありますが、性能面では十二分な及第点で、他の高性能クーラーボックスより出番はかなり多く、それにも勝る外装厚のEENOUR CA45の断熱性・保冷性は言うまでもありません。
素材にも大きく左右される断熱性・保温性ですが、高密度発泡ウレタンが採用されていますので、単に厚いというだけではありません。
一般的な高性能クーラーボックスに勝るとも劣らないほど分厚い断熱材を採用しているので、同程度のコンプレッサーや冷媒を使っている機種と比較しても冷却性能は格段に高く、商品説明には「氷も作れる」と書かれていることからも、自信のほどがうかがえるのですが、それ以上に注目したいのは保冷能力です。
万が一電源を喪失しても、保冷剤や氷が入っていれば、高性能クーラーボックス並みに冷たさをキープできるという点。これは私が使っているS42やTAW45Lとの大きな違いになります。

「氷も作れる」という点では、この2機種でもカッチンカッチンに凍らせることができます。
画像はTAW45Lで凍らせたものです。
ただそれが、製氷といえるほど短時間かといえばそうでもなく、実際に運用してみるとその差は歴然でした。

次にサイズ感ですが、厚い断熱材=サイズUPという経験をされた方も多いと思います。
私もYETIやアイスランドを初めて使った時は、Coleman Ultimae Xtremeと比べても、え!?という感じでした。
その時と同じくらいの衝撃を受けることを覚悟していたのですが、実際に目の当たりにしてみると拍子抜けするほどでした。もちろん、大きい事には変わりないのですけれど、想像していた程ではありませんでした。
画像は左から
Coleman Ultimae Xtreme ホイールクーラー 50L
EENOUR CA45
EENOW S42
です。
ただし、重量はグっときます。
S42:14kg / TAW45L:19.2kg / CA45:24kg
このクラスの高性能クーラーボックスは10~12kg程度ですから、CA45はちょっと覚悟が要る重量です。
保冷剤や氷が要らないのでその分の重量は差し引くことができますし、庫内も目一杯使えるので差は縮まりますが、小柄な方には堪える重さです。
TAW45LやCA45はフルサイズのバスケットが付属していますが、使い勝手という点だけでなく、目一杯詰め込んだ時の車への乗せ下ろしの際は、バスケットごと一旦抜き出してなんて事も想定しているのかな?と、このモデルの積み下ろしをして感じました。