2020年01月25日

キャンプ場日誌 芥子坊主農村公園キャンプ場 04 清掃活動

2020.01.18-19に信州焚火会の新春焚火会が芥子坊主農村公園キャンプ場で開催されました。



スタート前の清掃活動を依頼し、メンバーの皆さんにご尽力いただきました。



どうして植え込みの中へ放り込むんでしょうね

駐車場の植え込みからゴミを引きずり出すのに一苦労されていました



公園内には手入れで切られた赤松が積まれていたのですが、幾ら針葉樹とはいえ含水率50%近くも有る生木、それもこんな太い物が容易く燃えるはずはありません。

そういえば随分前になりますが、蛇石キャンプ場にも電信柱ほどの燃えカスがあり、行くたびに少しずつ小さくなっていったのですが、どうしてもスッキリしなかったのでチェンソーで玉切りし、薪にしたなんてこともありましたっけ。



別の所からも

無知というより何も考えていないのでしょう





他の施設と同様、放置された焚火痕があちこちに。



燃えカスを集めたのですが、幸いしっかり乾いていたので、薪の力を借りて一緒に焚きました。

捨てればゴミ、燃やせば燃料。
暖かさとたっぷりのお湯を恵んでくれました。



タバコの吸い殻もデフォルトです





バールやスコップを持っていったのですが、サイトの焚火跡は無く作業は不要でした。

恐らく、寒いので利用者自体が少ないのと、サイトで焚き火をする程度では追い付かないので、多目的広場で焚き火をするからなのでしょう。



そうは言っても魔がさされてもいけませんので、サイト周辺の枝を拾い集めて一掃しておきました。
こんな感じの枝が結構沢山ありました。



持ち帰って分別しました。
この程度で済んでいるのは、季節的なことやまだまだ穴場だからということもあるでしょうし、麦わら帽子や昆虫採集用のケースなど、夏っぽいゴミが回収されたところを見ると、関係者の清掃が行き届いているだけでなく、利用者のマナーも良い方なのでしょう。

数年前、「格安旅行のための情報サイト」はちのすさんに掲載され、徐々に利用者が増えている様子です。
ゴミがゴミを呼びますので、定期的にこうして清掃していければと思っています。

回収してきたゴミの処分は、例えば蛇石キャンプ場は辰野町ですので、電脳工房がある松本市へ出すのはアンモラル、会社の産廃と併せて業者に引き取っていただき、少し高めの処分料となってしまいますが、ここは松本市の施設ですので、松本クリーンセンター/松本市リサイクルセンターへ持ち込み、比較的リーズナブルに(可燃ごみは150円/10kg)処分することができるので幾分気が楽です。

そうは言っても積み重ねれば結構な金額になっていきますので、「零細企業の地域貢献」で収まる程度の出費で済むよう願うばかりです。

信州焚火会の皆さん、お疲れさまでした!  


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2019年12月31日

キャンプ場日誌 芥子坊主農村公園キャンプ場 03 焚火痕

今年も一年お付き合いくださいまして
本当に有難うございました

来年も皆さんにとって良い年になりますように
そして、電脳工房を相変わらずよろしくお引き立てくださいませ。

さて、2019年最後の投稿は、残念な画像が並んでしまいます。



こんなにも清々しいキャンプ場なのに









あちこちにある焚火痕

見た目の悪さだけでなく、延焼も心配です。



捨てられていた大量の燃えカス



こんな非常識な所でも



「キャンプファイヤー等の焚き火は」
この部分の解釈違いからくるのでしょうか?

それでも、こういう緑地で直火をする神経が理解できません。

春になったら、看板の作り直しやサイトへの表示(寄贈)を、関係各所と相談してみたいと思います。

さてこれで、新年はスッキリとスタートさせることが出来ます。

信州焚火会では2020.01.18-19にここ、芥子坊主農村公園キャンプ場で新春焚火会を開催する予定で、スタート前の小一時間、清掃活動にご協力くださることになっています。

清掃活動-焚き火昼の部-焚き火夜の部-希望者はキャンプor車中泊
という流れになります

多目的広場には薪ストーブか石油ストーブをインストールしたシェルターを用意し、万が一装備が不足してしまった場合も安心してお過ごしいただけるようにします。

冬キャンプに挑戦してみたいとか、装備確認をといおう皆さんもぜひどうぞ。

それでは皆さん、良いお年越を!  


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2019年12月30日

キャンプ場日誌 芥子坊主農村公園キャンプ場 02


さて、冬季止水&トイレが閉鎖されているキャンプ場ではどうすれば良いでしょうか。

水はポリタンクやペットボトルで持参します。
芥子坊主農村公園キャンプ場は、少し足を伸ばせば、アルプスの伏流水が湧き出ているところがあり、安曇野の里(安曇野市豊科南穂高6780番地)では組んで持ち帰る方がひっきりなしに訪れます。
環境省から「名水百選」、国土交通省からは「水の郷」に認定されており、こういう水を使うのも楽しみの一つです。

さて、トイレは…

暗闇へと消えていく人が居たり
カヤの平キャンプ場の大樹には立小便禁止の札が掛けられていたり
オンシーズンでもそんな調子ですから困ったものです

様々なメーカーから携帯トイレがリリースされていますので、ぜひそういう物を利用していただきたいです。

車へ載せておけば、万が一の大渋滞でも安心です。



グループで活動されるときは、このようなテントを準備されることをお勧めします。
電脳工房でもお取り寄せ可能ですので、ぜひご用命ください。

防災訓練も兼ねて使えば、イザという時も抵抗なくお使いいただくことができます。

とは言いましても、最初のうちは抵抗があるのは仕方がありません。
利用する方が一人増え、二人増え…

そうなることを期待し、最初はハードルを下げるため、松本青年の家の館長さんに相談したところ、トイレや水道の利用をご快諾いただきました。



中学生の頃合宿で訪れて以来です。





青年の家でも通年キャンプができ、施設利用料もとてもリーズナブルです。



宿泊等もありこちらもリーズナブル
和室もありますし予約しておけば食事も提供してくれます



外水道



BBQコーナー



事前に連絡しておけば、お風呂も準備くださるとのこと。

気さくな館長さんが好意的に相談に乗ってくださり心強いです。

十分なバックアップのもと、電脳工房も信州焚火会をはじめ、様々な活動を応援していきたいと思います。  


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2019年12月29日

キャンプ場日誌 芥子坊主農村公園キャンプ場 01

信州は無料・廉価キャンプ場が多い反面
水道が凍結する冬季に閉鎖するキャンプ場も少なくありません。

開設されていても止水とトイレの使用は禁止
ボットンタイプのトイレがある施設が稀に使用できることがあるのですが、心無い利用者が多く閉鎖されてしまったところもあります。

冬の活動場所として白羽の矢を立てたここ、芥子坊主農村公園キャンプ場もその一つです。



山の中に作られた施設です



テントサイトでは裸火(焚き火・炭火・キャンプファイヤー)の使用は禁止、多目的広場で楽しみます。



駐車場は結構広く満車になることはそうそうないでしょう



多目的広場は十分広く大人数でもOKです



トイレはボットンですが清掃が行き届いていました
凍結とは無縁なのですが冬季は閉鎖…残念です



炊事場というには物足りなさを感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、必要にして十分です。
これも冬季は止水されます。



東屋がありますので急な雨でも安心
ただし、ここでの火気使用は禁止されています。

分類としては「低規格キャンプ場」となりますが、不自由なことは何一つありません。

キャンプ場って本来はこの位で良いんじゃないかな?と思いますし、時折「キャンプは不便を楽しむ遊び」と仰る方もいらっしゃるのですが、正直不便だと感じたこともありません。

ルールを守りきちんとした知識を持ち合わせていれば、煮炊きしたり暖をとれる便利な焚き火が、一部の利用者の蛮行によって禁止されてしまう類のこと、あるいは、遊び場そのものを失ってしまうこと、そういうことこそが「不便なこと」なのではないでしょうか。

自然に溶け込み、地球の一員として迎えられたとき、火があり、水があり、食べ物があり、寝る場所がある。それだけで本当は幸せな気分になれるはずです。

そこに点火用の道具やランタン、調理器具などが加われば鬼に金棒、十分便利なはずなんです。

思い起こせば子どもたちが小さい頃、タープなど一般的ではなくブルーシートを活用し、調理のほとんどは炭火で賄っていました。
その頃のキャンプが、もしかしたら一番楽しかったかな?
時折そんな風に思うことがあります。

Colemanのホワイトガソリン器具を目の当たりにした時は、文明開化!という感じで随分興奮しましたけれど、いまだに「その時以上」は無い気がします。









サイトは、斜面をところどころ均したタイプ。
ファミリーテントが精一杯というサイズです。

とても清々しい空気が流れていました。  


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2019年07月26日

キャンプ場日誌 蛇石キャンプ場 14 焚火痕





前回に比べるとずっとマシです。

そう、マシなだけで、根絶された訳ではありません。



燃えカスや灰が一か所に集まる事を目論み、必要悪として致し方なくこんな具合に体裁を整えたのですが…



見事にぶっ壊され、見覚えがある幾つかの石は、直火用に石組みで使われていました。



具にチェックすると
石を戻さずやっても精々崩すだけ
灰や燃えカスは捨てず
原状に復さない
相変わらずの様子です







それだけならばまだしも、ゴミを突っ込んでいく有様。
最後の画像は、奥に割れたラムネの瓶が放置されていました。



更にここには金網が2枚

捨てるなと言っても無理ならば、金網の捨て場をとも考えたのですが、この有様を見るときっと変わらないことでしょう。
少なからずゴメンナサイという気持ちがあれば、シンク下にある他の金網へ積み重ねると思います。

今回は雨降りのため、薪の力を借りて燃えカスを燃やし尽くすこともできませんし、地面がグズグズなので小さい燃えカスや灰の回収も困難なので作業を先送りしたのですが、やはり何かしら注意を喚起する掲示物が必要なのかもしれません。

野趣あふれ、かくも素晴らしいキャンプ場へ、注意書きの看板を幾つも増やすことは凄く抵抗があります。

積めるような石を尽く無くすとか、灰捨て場を整備するなど、色々考えてはみるものの、常識で考えた手段など何ら効果が無いように思えます。

当面は地道に活動していくしか無さそうです。

今回ご尽力くださった、信州焚火会の皆さん。お疲れ様でした。
熱心に作業下さり、心から感謝します。  


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2019年07月25日

キャンプ場日誌 蛇石キャンプ場 13 かまど





さて、次はかまどです。


前回は、タバコの吸い殻が奔放に捨てられていたかまどですが、今回は随分マシでした。

今まで、ここを調理で使っていた方を見たことがありませんので、焚き火やコンロの灰(燃えカス)捨て場のように使われているのでしょう。

ゴミを捨てずに持ち帰る

燃えカス=ゴミなので持ち帰る

皆が皆、そうしてくだされば、一斗缶などで灰捨て場を準備することができるのですが、現状ではそれを置いたと同時にゴミが投げ込まれることでしょう。

灰捨て場をきちんと作り、捨て場所に金網を置き、それを通過しない物はゴミなので持ち帰ってもらう。
そんなことを考えましたが、捨てる人はきっと構わず捨てていくことでしょう。

地区の行事などで使う時以外は、カバーを被せて露出しないようにしておく。
試してみる価値はありそうですけれど、見えないと余計に突っ込んで隠すような気がしてなりません。

何か良い方法は無いものでしょうか。
ずっと考えているのですが、妙案が浮かびません。

良いアイデアが有りましたら、教えていただけると嬉しいです。  


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2019年07月24日

キャンプ場日誌 蛇石キャンプ場 12 シンク周り







蛇石キャンプ場は、廉価・無料キャンプ場としては、いたってマナーが良い方だと思います。
前回、沢山の焚火痕を潰し、ゴミを回収しましたが、その時に比べると遥かに綺麗に利用されていました。

辰野町や蛇石愛護会の皆さんのご尽力もありますが、水道の水が(汲み上げのため)飲用不可ないので、ポリタンクやジャグで持参しなければいけない、そのちょっとしたハードルで多少スキルがある方が利用することが多いからなのでしょう。



シンクの周りが今一つ不衛生なのは前回、そしてその前も同じこと。



しかし今回は、金網やスポンジはほんの僅かしかありませんでした。



一方、前回は手が及ばず作業できなかった東屋近くのシンク周りには、捨てられた山盛りの金網がありました。

これらの様子から、捨てる人が比較的少数であるということと、この辺りの作業にはには手が及んで居ないと推察でき、この程度で済んでいるのは、利用する方の意識の高さを表しているとも言え、大荒れるのは、シーズン中利用する日帰りBBQ客やにわかキャンパーによるものだと言っても過言ではないでしょう。



信州焚火会のメンバーさんたちもせっせと作業くださり、とても綺麗になりました。

これで気持ちよく調理することができます。





かなり荒れていたのでBefore画像の掲載は差し控えます。
東屋近くのシンクも綺麗になりました。

シンクが傾いていて川側に水が溜まってしまいます。
仮に平らな石を詰め水平に近くしましたが、次回は天気が良かったら水平器なども持ってきて、ブロックからきちんと設置することにしましょう。  


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2019年07月23日

キャンプ場日誌 蛇石キャンプ場 11 車止め








昨秋、これからの課題として幾つかの画像を掲載しました。

2019.07.20-21に信州焚火会で企画した、整備・青銅活動を兼ねたキャンプでは、それが露呈するようなシーンがありました。



奥の車は蛇石キャンプ場から程近い諏訪のナンバーです。

30分ほどあちこちを見て回り、ようやく場所を決め、随分時間を掛けてカーサイドタープを設置していました。
ペグダウンを省略したかったのか、炊事場の柱へもロープを張っていたのですが、他の利用者は少な目でキャンプ慣れした様子の方たちばかりだったので、実害は無さそうですけれど。

あとから来た手前の車は静岡ナンバーだったので、きっと良い所があるよと、観光で来た仲間を招いたのでしょう。

あれだけ時間を掛けて場所を選んだうえ、車の脇には壊れた車止めがあります。もとより、そこが駐車場スペースでないことは、容易に判断がつくはずです。便利さ以外何も考えていないのでしょう。
こういう事を平気でできる人が居るというのは信じがたいのです。

駐車場の直ぐ脇のスペースへ設営した際は、テントの直ぐ向こうへ駐車するようにしているのですが、お風呂や買い出しに行っている間に、他の車を停められてしまうこともしばしばあり、万が一AT車の踏み違いがあればテントへ向かってまっしぐらに突っ込んでいくことでしょう。

焚火痕を潰したり、シンクを掃除することに目が行きがちでしたが、真っ先に解消しなければならないのは、本当は車止め(柵)の修理なのかもしれません。  


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2019年07月22日

キャンプ場日誌 蛇石キャンプ場 10

これまでの主な活動内容











例年、GWまでは利用者もほとんど居ない蛇石キャンプ場ですが、キャンプブームもあってか、今シーズンは利用者が結構多かったようで、3月に二度利用した娘、以降利用した幾人かの知人・友人も、キャンプ場からの便りをお寄せくださったのですが、毎度他に数組のキャンパーが居るとのことでした。

オフシーズンにキャンプ場を利用されている方は、心得ている方がほとんどなのですが、中には水源だ何だと全く気にせずその辺りで平気で用を足す人も居ます。
携帯型トイレも様々な物がリリースされ、使い勝手も以前に比べ随分良くなっており、車へ一つ載せておけば、災害への備えとしてはもちろん、大渋滞に巻き込まれるなど、不測の事態にも対応できます。ぜひこういった物を活用いただければと思います。

なお、ここ、蛇石キャンプ場は、直ぐ近くに横川ダムがあり、そこのトイレは通年使用することができます。数年前に役場に電話し、冬季使用の可否を伺った際教わったのですが、当時担当されていた女性職員さんが、ご自身もキャンプなどを楽しまれているのかな?と思えるようなトーンで、火に気を付けてどんどんご利用ください!と仰ってくださったのが印象的でした。

出来る範囲で清掃をしてくださり、個人的にもちょこちょこ立ち寄っては清掃をしてきたのですが、そろそろ夏休みの声も聞こえてきましたので、信州焚火会の皆さんにご協力いただき、整備・清掃活動を兼ね、キャンプをしてきました。



長引く梅雨のため生憎の雨模様。
かえってグズグズにしてしまうので、焚火痕の始末はできず、ゴミ拾いとシンク周りの清掃しか出来なかったのですが、前回に比べ状況は遥かに良く、ほっとしました。

「ゴミがゴミを呼ぶ」

一連の活動で少なからず貢献できたのかなとも思えますが、トイレはとても綺麗で気持ち良く利用させていただき、女性陣も大絶賛でしたので、何を言っても辰野町並びに蛇石愛護会の皆さんのご尽力あってのことです。



日毎朽ちていった東屋への橋も



新調され安全に渡る事が出来るようになりました。

本当に気持ちが良いキャンプ場です。

細かい様子はまた次回…  


Posted by 電脳工房 at 14:00Comments(0)整備・清掃活動

2018年11月28日

キャンプ場日誌 蛇石キャンプ場 09



蛇石キャンプ場に限らず、管理人不在のキャンプ場では、かまどが灰捨てやゴミ捨てにされがちです。

蛇石キャンプ場から南下した、飯島町にある御座松キャンプ場でも同様で、HATINOSUさんにも画像とレビューが投稿されています。
https://www.hatinosu.net/camp/archives/1728/

昔に比べ、キャンプ道具も沢山の種類があり、しっかり揃えている方も多いので、かまどを使って調理をする方はほとんどいらっしゃらず、いっそ無くしてしまった方が衛生上良いのではないかと思う事があります。





清掃を行った三週間後、燃えカスや灰が捨てられていましたが、どうしても気に食わないのがタバコの吸い殻です。

先だって、こういう公共性が高い場所での喫煙自体考えられないかと書きましたが、せめて携帯灰皿を使って欲しいですね。

「ゴミがゴミを呼ぶ」

その典型的な場所なのですが、だからといって行くたびにゴミ捨て場になっているのを見るのも癪に障ります。

諸々考えた結果、先ずは清掃用具を置いてみて、様子観察してみるのが一番ではないかと、電脳工房から一式と置き場所を寄贈する旨を、辰野町の担当へ伝えました。

正直言って、アンモラルな人間は、清掃用具を置いても清掃になど使わず、自分勝手に、自分の為に、自分の物が如く使うもので、盗難・破損・使いっぱなしは当然の如く危惧されます。

先々、予算取りしていただく事も可能かもしれませんが、町民の皆さんからの税収で購入した物が、盗まれたり壊されたりでは話になりません。

様子観察というのは、使い勝手だけでなく、その辺りを見極めたいという思いでもあります。

効果的な道具が備品としてきちんと使われるようであれば、その先は町に委ねても良いと思うのです。先ずはその為の初めの一歩です。



これはという物を幾つか揃えてみました。

今どきは、金属製のチリトリも選択肢が少なく、昭和な私はちょっと寂しいです。
3箇所あるかまどへ各1個
4個購入して一つは自分の車へ積みっぱなしにすることにしました。

伸縮ガーデンクリーナーは、会社や自宅で普通のサイズを使っているのですが、伸縮具合で先端の広がりを変えることができ、広げて落ち葉集め、縮めて燃えカスと灰の分別など、結構便利に使えるのですが、焚火やかまどではもっとコンパクトな物の方が良いかな?と思い、柄が短い物を購入しました。

荒神ホーキという小型のホウキは、旋盤クズ、ドリルクズ、テーブルソー周りの清掃に便利です。
シダが使われているので相当固く、かまどの灰をかき集めるのにも重宝すると思います。
色々な種類があるのですが、メーカーによっては毛がどんどん抜けてしまったり、なぜかコシが無くなってしまう物もあります。
リーズナブルで評判が良い物を購入し、様子を見てみることにしました。

十能という小型のスコップのような物
灰をかいたり火が点いた炭を運んだり、色々使える物なのですが、電脳工房は小型のスコップとして使う事も多く、これからの季節は車とフェンスの間など、普通の雪かきが入らないスペースに積もった雪を掻き出すのに重宝します。

十能はナイフの十徳と同じニュアンスなのでしょうか?



今まで使っていた共柄(総金属)ではなく、木柄の物を購入してみました。
木柄の方が熱が伝わり難いので、火が点いた燃料を扱うのに良いらしく、かまどの清掃にはその辺りは考慮しなくても良いのかもしれませんが、これも比較してみたいと思います。

調子が良い物を見極め、来春のシーズンインには、各かまどへ配備したいです。

他に思いつくのは短柄のシダホウキ(庭ぼうき)、ガーデンスコップくらい。

かまど用の清掃用具と言っていますが、正直焚火の片付けにも使い、きちんと戻して貰えたらと思っています。
ガーデンスコップや普通のスコップを置いておくと、燃えカスやゴミを埋めるのに使われてしまうかな… 直火用の穴を掘るのに使われてしまうかな… ほんと、悩ましいです。

どうのように置いておくかも知恵の絞りどころで、箱の様な物を作るときっとゴミを放り込まれることでしょう。^^;

ただぶら下げただけでは、風で飛んで行ったり音を立てて煩いこともあるかもしれません。

炊事場の柱へ角材を渡し、そこへぶら下げてみてはと提案したものの、振れ止めはどうしたものかと思案しています。

良いアイデアがありましたら、お寄せいただけると幸いです。  


Posted by 電脳工房 at 18:00Comments(0)整備・清掃活動