2018年11月06日

キャンプ場日誌 蛇石キャンプ場 08

これからの季節、落ち葉に埋もれ、やがて雪が積もる蛇石キャンプ場は利用者も一気に減り、凍結が心配される頃になると止水され、トイレも利用できなくなります。

以前、冬場の利用について辰野町へ尋ねたとき、女性の非常にアクティヴな印象を受ける職員さんが、冬場でも利用できる近在のトイレを教えてくださり、どうぞ遠慮なく利用してくださいと仰ってくださいました。

水はもとより飲用不可なので持参、時間がある時は、国道からキャンプ場へと向かう交差点から程近い所に、徳本水という銘水が湧いているのでそこで汲んでいくので問題ありません。

トイレも場合によっては簡易トイレという手もあります。
東北の震災以降大きな災害が立て続けにあり、防災用品としての簡易トイレも様々な製品がリリースされていますので、使い勝手を試してみるという点では、非常に良い機会にも成り得ます。

しかし、一般的にはオフシーズンで、私たちも止水までの間はデイキャンプでの焚火が多くなり、活動はでゴミの回収程度に留まり、雪が降ると作業もお手上げなので、清掃・整備活動も一区切れとなります。

以降は、来季に向けて知恵を絞る時期となります。

(1) 基本的なルールの掲示



駐車場中央部、奥の石に時折乗り上げてしまう方も居るので、ガードと併せて掲示する案が有力です。
ここの看板は、電脳工房が寄贈を申し入れました。

(2) ゴミ投棄に関する注意の掲示

(3) 直火に関する注意の掲示

(4) 車止めの修理









バールではびくともしません。
掘り起こして捨てコン等で補修する必要があります。
力自慢の皆さん、ぜひお力添えください。

(5) 入口案内の修理



などなど…

折角の風情を台無しにしてしまうような掲示物は、極力避けたいというのが、蛇石愛護会や辰野町役場の皆さんとの共通した気持ち。しかし、悪化していく一方なのが現実です。

直火の問題に関しましては、耐火煉瓦を使ってベースを作り、直火場所を固定させ、みだりに直火場所を増やさないようにできないかと考えています。
併せて、清掃用のホウキとチリトリを置いてみてはどうかと考えているのですが、悲しい事に用途外で使って壊したり、使いっぱなしで放置したり、持ち帰ってしまう輩も居るかもしれません。
きちんと使い、きちんと返してくださる方は、最初からデタラメな使い方はしませんよね?

渋谷のハロウィンの大騒ぎを見ると、あのての者たちが流行りのアウトドアをやってみようと繰り出し、好き勝手やって帰っていく姿を連想してしまいます。
良識などあるはずもなく、常識で語っても響かず、一部は地方のこういうキャンプ場にもやってきます。

知恵だけでなく、費用やマンパワーにも限界があります。
どうぞ皆さまのお力添えを、よろしくお願いします。  


Posted by 電脳工房 at 12:00Comments(0)整備・清掃活動

2018年11月06日

キャンプ場日誌 蛇石キャンプ場 07



焚火族に人気で、行った時には大抵利用者が居るので、お邪魔にならないよう控えていた奥のエリア。
今回も数名のグループで、直火を楽しんでいる様子でした。

時間が取れたので、今回は帰りを遅めにし、そのエリアもチェックしました。



彼らが設営していた辺りの様子
ここで焚火をしたというより、何となく積んでいったのでしょうか?
痕跡無くただ積まれていただけなのですが、こういう物が次の利用者を呼ぶので、崩して隅の方へ片付けました。



恐らく本体はここだったのでしょう。
きちんと片付けられていました。
当たり前であって欲しいことなのですが、とても嬉しく思えました。
あまりにも酷い様子ばかり見てきたので、感覚が麻痺しているようです。



更に奥へと向かいます。
はぁ… こちらも石積みだらけです。

ここが定位置になるから良いじゃないの?
そう言われる事がしばしば有りますが、他人が使い何を燃やしたのか解らない所を利用する人は、思いのほか少ないものです。
てんで勝手にまた石を積み、こういう場所は燃えカスや灰の捨て場所になるのです。



一番奥のエリア
直火族一番人気とも言えるエリア
この日も、いかにもという幕が張られ、煙りを上げていました。
こんな僅かなスペースなのに焚火痕が4箇所!



右端は今回の直火場所だったのでしょう。
石積みを壊すと燃えカスの山に混じって…

米ですよ米!
罰当たれ!本気でそう呟いてしまいました。



燃えカスや残飯は袋へ入れて回収
次の主犯はどんな輩でしょうか
観察用のカメラを設置したいくらいです。

さて、これで帰れるぞ。
清々しい気持ちで辺りを見渡したのですが…



おや!?



前回の靴や電源コードでもびっくりしたのですが
今回は扇風機です
しかも壁付け式の物ですから、誰が一体何のために。

不法投棄するにしても、駐車場からは目一杯離れています。

ぶら下げて車まで戻ったら、前出の桑畑やマンガン採掘の話しを聴かせてくださったご老人と妻が、一体何を何処から掴んできたのかと、目を白黒させていました。  


Posted by 電脳工房 at 06:00Comments(0)整備・清掃活動

2018年11月05日

キャンプ場日誌 蛇石キャンプ場 06

一夜明け、先ずは地元の方たちが楽しんでいた場所の、直火痕片付けです。

気さくに声を掛けてくださった奥さんが、「焚火ちゃんと片付けておいたからね」と仰ってくださったのですが…



想定内なのですが燃えカスの山。
ただ、塊ではなく、きっと突き崩しながら小さくしていったのでしょう。

山や川原での焚火は、水を掛けて燃えカスを細かく砕き、土を掛けて痕跡を無くすというのは以前は常套手段でしたので、ご年配の方がされる焚火やその始末というのは、こういう状態が普通とも言え、崩し均してくださったところで第一段階はクリア、気に掛けてくださったことで先ずは十分、次のステップへと進めます。

ブッシュクラフトなどでの直火解説でも、そのように書かれていることが多い気がします。
燃やし方や石の積み方ばかり記事にし、片付け方など一切触れていない物も多いなか、きちんと片付けるという点に触れていることは、限られた紙面にあっては工夫もあってのことだと思いますが、それでもまだ不足です。



炭化した燃えカスは微生物の手には到底終えず、長い年月をかけて粉々になって行くだけ、直火をするならば本当にしなければならないのは、完全に燃やし尽くして灰にすることです。
そして、それが出来なければ、焚火台の力を借りるとか、火消し壷を持っていき燃えカスを持ち帰るべきなのではないでしょうか。

現状に復せば良い

そこにも大きな勘違いがあると思います。

他の方がほとんど足を踏み入れることが無い、そんな場所ならいざ知らず、不特定多数の方が訪れるキャンプ場では、燃えカスを埋めて済ませるだけでは不十分だと思うのです。

焚火をしようと穴を掘ったら燃えカスがゴロゴロ。ならば他をと掘ればまたゴロゴロ。
その繰り返しで、燃えカスや積んだ石混じりの山が出来ていきます。
それらが土になんか還るわけがありません。
そもそも、誰が何を燃やしたのか解らない燃えカスが出てきて、興醒めしませんか?

「後か利用する人たち」のことを考えれば、精々土に混ぜて土へ還すことが出来る灰止まりではないでしょうか。



そんな事を考えながら燃えカスを集めて焚火へ投入。



駐車場や遊歩道からも目につくところです。
ここで直火をする方が現れないことを願います。



続いて、今回潰したかったもう一つの大きな直火痕。
大きな石があり、これも前回断念したところです。

完全に無くすつもりで行ったのですが、前出の奥さんが「毎年ここで焚くのだけれど、バイクのキャンパーが使っていたので今日はこちらにした。」と仰っていたのを思い出しました。
本来は完全に燃やし尽くすか持ち帰って欲しい燃えカスですが、段階を経るという点では、これの存在も必要悪なのかもしれません。



奔放に捨てていくのでどんどん広がっていくことに歯止めを。
周囲の燃えカスや灰をスコップで集め、体裁を整えました。



直火をしたり灰を捨てるなら、せめてここでやって欲しい。
一か所に集まれば、燃えカスを回収して焚火へ放り込んだり、追い付かない量ならばえり分けて持ち帰れば良い事。あちこち荒らされるよりはずっとマシです。
様子を見ながら、効果や処分方法は、蛇石愛護会の皆さんや、辰野町と相談したいと思います。

  


Posted by 電脳工房 at 18:00Comments(0)整備・清掃活動

2018年11月05日

キャンプ場日誌 蛇石キャンプ場 05

さて、一通り綺麗にし終わり、今回も気持ちが良いキャンプのスタートです。



紅葉祭りは前の週に終わっているのですが、紅葉がまだとても綺麗。
観光客もひっきりなしに訪れてくるので、一角では地元の方たちがちょっとした出店を開いていました。

蛇石愛護会の皆さんが清掃してくださり、何時も気持ちよく利用させていただいていること。
キャンパーの急増に伴い追い付かないところが出てきていること。
同じ利用者としてこの環境を守りたい気持ちから、時折来ては清掃していること。
色々な話しをさせていただきました。

観光客の方々も声を掛けてくださいました。
中のお一人は、以前この一帯が桑畑で、下の集落では養蚕が盛んに行われていたとか、奥の方でマンガンの採掘が行われ、日本でも屈指の生産量を誇り、蛇石キャンプ場付近には現場事務所があり、常時20名位が寝泊まりしていたというような話しをしてくださいました。
ご高齢の方でしたが、自然は変わらないというけれど、以前はだだっ広いだけだったここも、今では木々が背を伸ばし、すっかり様子が変わってしまったと、感慨深そうにされていました。









「僕たちの遊び場」

そんな気持ちがあると、地元や観光客の方たちとのそんな触れ合いもより楽しく、遊び場に対する愛着も一層増した感じがしました。



夕方近くなると、一気に寒くなるので、焚火タイムのスタートです。

かぼちゃの種や銀杏を炒ってお塩をパラパラ、これだけで御馳走です。



UNIFLAMEの特注ダッチオーブン、10inch ULTRA DEEPのシーズニングをしました。



何を作ろうか迷ったのですが、寒い亀裂はやっぱりこれ、根室から取り寄せた缶詰を使った、花咲がにの鉄砲汁です。

本場では生を使いますし味噌仕立て、我が家では塩味の潮汁っぽいこれが人気、缶詰は3~4倍に希釈しますがうまみがたっぷりで美味しいです。

いつもの倍量を作り信州焚火会のメンバーにもおすそ分けをしましたが、大きいULTRA DEEPにあっては半分にも満たない量でした。



暖まりながら、チーズ・ソーセージ・マシュマロなどを、テレスコーピングフォークでくるくる。

普段は小さめの焚火をしているというお子さんたちも、すっかり焚火の虜になったようです。
お父さんも、薪作りを頑張ってみようかな?という様子で、親子の関わりが益々深まったり、自分で作った薪で楽しむ焚火が、一層格別なものなんだって知って貰えそうで、何だかとっても嬉しいです。



多めの熾
炎も楽しいけれど、僕はこんな感じがとっても好き。
今日も上手に寄せ、燃え残りゼロを目指します。
それも焚火の醍醐味の内です。  


Posted by 電脳工房 at 15:00Comments(0)整備・清掃活動

2018年11月05日

キャンプ場日誌 蛇石キャンプ場 04

投稿の前に、蛇石キャンプ場での活動について、キャンプ場口コミサイト - HATINOSU(はちのす)の管理人様の、一方ならぬご理解とご支援をいただきましたこと、この場をお借りして心から御礼申し上げます。
キャンプ場などの実情は、私どもよりも触れる機会が遥かに多く、日ごろから心を痛めていらっしゃるご様子で、好意的な言葉も頂戴し、大変励みになっています。

今回の私どもの取り組みも、行政や委託を受けご尽力くださっている地元の皆さまと、キャンパーとして、あるいは、ボランティアグループとしての関わり方について、何かヒントになればという思いもあって試行錯誤していますが、何とか形にしていき、一つのモデルケースになればと思っています。

さて

前回の清掃・整備活動から3週間が経過した先週末、信州焚火会のメンバーとCAMP & CLEANをしてきました。

今回最大の目標は、駐車場脇の大きな焚火痕を潰すことです。
一か所はもう何年も前からあり、もう一か所は最近できた物です。



先ずは後者のこれ
駐車場脇の便が良く、フラットな場所のど真ん中、画像は前回訪れた時のものです。



前回、レーキでは歯が立たなかったので、バールを持参しました。
テントが設営されていたので、声を掛けての作業スタート。転がっている石を片付けた後でバールを突き立てると、拳骨くらいの石や燃えカスがゴロゴロ出てきました。
一人や二人が焚火したような量ではないので、恐らく誰かが焚火したまま石積みを放置し、そこでの焚火や燃えカスの廃棄が積み重なった場所なのでしょう。
不法投棄されるとゴミがゴミを呼ぶ、それと全く同じ状態で、最初に直火の不始末をした者はやっぱり「主犯」、そういう意識を持って欲しいです。

ちなみに、このテントのお二人は、ピコグリルを使っていらっしゃり、撤収時もしっかり灰になるまで燃やし尽くし、綺麗に利用されていました。



燃えカスは薪の力を借りて少しずつ燃やし、まだもう暫く利用者が居るでしょうから、落ち葉で覆って完了です。
画像の奥では妻が灰と土を混ぜ、踏み固めています。



画像の丁度中央辺りですが、ここも落ち葉で覆い、しっかり痕跡を消しました。
痕跡が残っていると、そこがまた直火場所・廃棄場所になり、放置される傾向にあります。



次はゴミ拾い
また、こういうバカ者が居ました。
アルコールの空き缶、なべ焼きか何かの容器、使い捨てのBBQコンロだと思われる脚付きのアルミ容器。
そしてお決まりの金網です。



にわかキャンパーが減ったためか、期間が短かったからか、今回はだいぶ少な目でした。



金属類をオレンジの袋へ移し、可燃ゴミは小さいポリ袋二つ。

減ったことを喜ぶべきか、綺麗にしてもなお捨てる輩が居ることを残念に思うべきか…

そして、前回の金網に代わり、今回目についたのはこれ。





カマドというカマドに放り込まれたタバコの吸い殻です。

この場所は、撤収時にに喫煙所が如くたむろしている姿をしましば目にします。
ここへ捨てる以前に、炊事場という人が多く集まる公共性が高い場所で、タバコをぷかぷか吸うこと自体、意識が低いなぁと思います。
タバコの吸い殻を焚火へ放り込む。
ゴミを持ち帰りたくないからと焚火で焼却処分する。
投棄だけでなく、どれもこれも「心無い振る舞い」ではないでしょうか。



炊事場全景
もしかしたらゴミは、紅葉祭りに合わせて、愛護会の皆さんが片付けてくださったのかもしれませんが…



シンク
前回清掃したそのままです(嬉)
スポンジの放置等もありませんので、廃棄そのものが減ったと考えた方が自然のような気がします。



シンクも少し汚れていましたが、前回にくらべればずっと綺麗です。

蛇石愛護会の皆さん、ご利用になった皆さん、本当にありがとうございます。

そして、汚したり荒らしたりするのは、こういう所でのキャンプやBBQを、「気分が良い屋外居酒屋」みたいな感覚でいたり、ブッシュクラフトブームに浮かれ、直火を有り難がる一部のにわかキャンパーだけなのかもしれず、出来ることがまだまだ沢山あるように改めて思えました。  


Posted by 電脳工房 at 12:00Comments(0)整備・清掃活動

2018年10月24日

キャンプ場日誌 蛇石キャンプ場 03



ゴミ掃除と焚火痕の回復が終わりました。

持っていったレーキなどだけでは事足りず、黒く痕跡が残ってしまいましたが、ここまで頑張れば自然も力を貸してくれることでしょう。



次はシンク回りです。



こんな所で調理し
インスタ映え~なんて言いながら撮影してしまうのでしょうか?

自身が使って放置するのは言語道断ですが
その後利用する方も、どうしてこのまま調理ができるのでしょうか?



あれもこれも

金網と同様、毎回目につくのはスポンジです。
どうぞ使ってくださいというつもりなのでしょうか?



極めつけはこれ
使いかけの焼肉のタレなど、誰かが使うとでも思ったのでしょうか?

怒りだとか驚きだとかを通り越し、ただただ悲しくなりました。
それでもと思い汚れていない物(持ち主が滞在しているかもしれない物)を残して清掃完了
※結局翌日も放置されていたので持ち帰って処分しました



ほんと、気持ちが良い!



シンクもピカピカ
これで美味い物が作れます



砂肝+ニンニク+自家製韓国唐辛子



ひざ軟骨+ニンニク+大人だけ韓国唐辛子



いつもの三河黒七輪で妻が好きなイカ焼き
七輪テーブルはこの日も大活躍でした
おつかれさま~



旬の秋刀魚も欠かせませんが
注目していただきたいのは使っている網
ステンレス製のかなりシッカリした物です。
使いやすいうえ、さすがにこれなら使い捨てなんて考えられません。

良い物を長く使う
今の我が家の基本方針です



食事が済んだら友人たちと三家族
焚火を囲んでの至極のひと時です

きちんと整え綺麗になったキャンプ場で過ごす時間は
何時にも増して格別なものでした

「僕らの遊び場」を守るため

キャンプ前後のほんの僅かな時間
シンクを擦ってみたり、ゴミを集めてみたり。
出来ることを出来る範囲で構いませんので
ちょっとだけ時間を割いてみませんか?

心ある皆さんが少しずつでも力を寄せれば
キャンプはもっと楽しくなるかもしれません

皆さまとの交流、情報交換、そして活動への参加を歓迎いたします。

アウトドア倶楽部 nature(ネイチャー):全国
mixi (承認制・非公開グループ)
facebook (承認制・非公開グループ)

信州焚火会:長野県松本・安曇野拠点

蛇石キャンプ場が軌道に乗りましたら、馬羅尾高原キャンプ場、そして次は…
草の根活動を広げていきたいです。  


Posted by 電脳工房 at 20:00Comments(0)整備・清掃活動

2018年10月24日

キャンプ場日誌 蛇石キャンプ場 02



蛇石キャンプ場へ着いて直ぐ
目に飛び込んで来たのは無数にある焚火痕です

車から下りた妻は怒り心頭です
見るからに、それと解る怒り方です。



放っておくと燃えカスや灰の捨て場になるので、次回は根こそぎ片付けることにします。



見えている所だけでも5箇所
平らで設営し易い場所も焚火痕だらけです

今居るのは自分だけかもしれませんが
ここで焚火をしてしまったら、後から来る方が設営できなくなってしまう。
そんな簡単な事がどうして解らないのでしょうか?

自然に還る?勘違いも甚だしいです
燃えカスが分解されるのにどれだけ時間が掛かることでしょう
炭化した物など微生物も分解してくれません



焚火のその先には…



見た瞬間、妻がポロポロ涙を零していました。



奥のエリアへ向かう導線を邪魔する焚火痕



石を除くと燃えカスだらけ
ここもフラットで駐車場所から近い都合が良い場所です



焚火痕の先は一段落ちているところです
緑に包まれ、川の流れを観ながら焚火をし、さぞかし気分は良かったでしょうね。
このバカ者は
私も妻同様トサカ、いえ、トサカの先の毛まできていました。



なぜ靴が?
なぜ電源コードが?
見方によってはかなりおどろおどろした物です



言葉を失ってしまいます



何故カマドへ捨てるのでしょうか
誰かが燃やしてくれるとでも思うのでしょうか



毎回目につくのがこれ、金網があちこちに捨てられています。
使い捨てされるような廉価な網など製造・販売しないで欲しいです。
いや、私も廉価な網を購入し、繰り返し何度も使っていますから、やっぱり使う者の心がけですね。



トイレの脇には不法投棄された家具

蛇石愛護会の方が纏め、廃棄のタイミングを待っているそうですが、それを動かすと後ろから出てきたのはビールの空き缶。



大きいポリ袋一杯の金物、同じポリ袋二つ分のゴミ。
帰りに持ち帰り産廃業者へと持ち込みました。

一つだけ、良い事がありました。
2人で準備をし、後から女性や子どもが続々と集まってのデイキャンパー。
一見してパリピのような感じなのですが、清掃している様子を見て声を掛けてきました。

ボランティアでやっている事を話すと
その後行く先々にあったゴミをまとめ出してくれました。
こういう問題を口にすると、決まってやり玉に挙げられるブラジル人のグループです。

情報サイトでは花火を打ち上げていたグループが居たそうですが
ちょうどその時行っていた妻の同僚に話を聞くと、日本人の若者グループだったそうです。

何れにしても
ネットで綺麗ごとを並べても何の抑止力にもならない
やっぱり体を張らないとダメだよね
そうしていると少しは響くこともある
そんな事を実感しました。  


Posted by 電脳工房 at 18:00Comments(0)整備・清掃活動

2018年10月24日

キャンプ場日誌 蛇石キャンプ場 01



(同行のと~るさん撮影)

信州には沢山の無料~廉価キャンプ場があります
ここ、蛇石キャンプ場もその一つです。

少し間が空き久しぶりに訪れた10/13-14
辺りはまだ綺麗な緑に包まれていました



ここから一気に紅葉し
2018年は10/27-28に紅葉祭りが開催されます

それを過ぎると客足は一気に減り、信州の長い冬へと向かいます。



緑が芽吹きだしたGW直前の様子です

ここから半年余りのオンシーズンを
いつも素晴らしい風情と景観で迎えてくれます

ところがここを荒らすケシカラン輩がいます
全国各地の様々なキャンプ場で起きている問題の例に漏れずと言った方が良いでしょうか



このキャンプ場は、直ぐ脇を流れる川に天然記念物の蛇石があり、それを目当てに来る観光客や、山へ入る人、トレッキングを楽しむ方たちで天気が良い日は結構賑わいます。

信州・辰野の観光資源の一つで、町から委託を受けた「蛇石愛護会」の皆さんが、ほとんどボランティアに近い状態でトイレの清掃等を行ってくださっています。

GWやお盆休み、連休なども関係なく、いえ、むしろそういう時こそ大忙しで。
僅か数名でローテーションしての清掃は、想像しただけでも大変なことです。

キャンプブームで利用者が増加しただけでなく、モラルに欠ける利用者の急増。
ゴミを捨てたり、花火を打ち上げてみたり、流行りのブッシュクラフトを気取って焚火をして片付けていかない者。

行く度に、妻やアウトドア倶楽部natureのメンバーさんの力も借り、清掃活動を行ってきましたが、キャンプのついでにという程度では限界を感じ、かといって蛇石愛護会の皆さんのお邪魔になってもいけないので、春先に町役場、そして町役場から伝えていただき、蛇石愛護会の方と連絡を取り協力を申し出ました。

その後、折を見ては訪れ出来る範囲の事はやってきましたが、人が減った先日いよいよ本番を迎えたという状況です。

全国どこでも同じような状況だと思います
同じような思いでいらっしゃる方も沢山いらっしゃることと思います
惨状を撮影しtwitter・instagram・SNSへ投稿される方も沢山いらっしゃいます

けれど現状は、それでは追い付かない、それでは心に響かない輩で酷くなる一方です。

蛇石キャンプ場は、先に書きました通り、蛇石を観に来る方たちがメインで、キャンプ場の利用はおまけのような物と言っても過言ではありません。
キャンプ場と観光のエリアが明確に分かれている訳でもなく、観光客や地元の方から、直火痕・ゴミの投棄・シンクの荒れなどへの苦情が重なれば、キャンプ禁止となっても致し方ありません。

そもそもここは国有林で、辰野町が使用許可を得て施設を運用している所です。

大人が自らの遊び場所を守り、次の世代へときちんと残していく。

さて、どこまで出来るでしょうか。  


Posted by 電脳工房 at 15:40Comments(0)整備・清掃活動

2018年06月12日

焚火台と火消壷のすすめ

空前のアウトドアブームを言われて数年が経過し、以前はちょっとキャンプ慣れした方たちが嗜んでいた焚火も、分母が増えた以上に浸透しました。

直火を何かと有り難がる傾向も強くなったのですが、直火OK=ほったらかしOKのような意識は本当に残念です。

信州には無料~廉価なキャンプ場があり、その多くはボランティア同然の地域住民の皆さんの厚意によって成り立っています。



このキャンプ場は、所定の場所で受付をし、現地のボックスへ清掃協力費200円を投入するのですが、残念なことにその何れもしない輩が沢山います。

直火が容認されているのですが、行く度に目にするのは至る所にある直火痕。



使った者が片付けずこうなっていると、そこを使おうという気にならず、新たに石組みをするのは目に見えています。



持参した薪の力を借り、燃えカスを燃やします。



地均しをして、これでようやく「直火での焚火終了」です。
いえ、これが出来て初めて「直火OK」ではないでしょうか?



少し外れた隅のスペースだけでなく、平坦でテントの設営に適した場所でも直火。ここにも直火跡が二か所あったので片付けました。
他の利用者の事を全く考えていない振る舞いには、怒りを通り越して何だか悲しくなってしまいます。



何となく灰捨て場になっているところにある燃えカスも広い集め、何とか土に還ってくれそうな物だけにします。



こちらは蛇石キャンプ場。無料で予約も不要です。

見えている所だけでも二か所
駐車場脇で便が良く、平坦な場所のど真ん中での直火&放置です。



これだけの塊を放置していくのって、どういう神経をしているのでしょう。



持参した薪や拾い集めた柴の力を借りて…

大抵はこのようにダッチオーブンを使って美味い物をこしらえます。
捨てればゴミ、使えば燃料です。



焚火台を使えばこの通り

CAPTAINSTAGのこの焚火台はとても優秀で、右に出る物が無いくらい良く燃え、燃えカスもほとんど出ません。
しっかり灰になっているので、直ぐに自然に還ってくれますし、持ち帰れば畑の土壌改善にも使えます。

大きい燃えカスを残さないよう工夫し
それが出来ないのだったら焚火台の力を借り
燃えカスは持ち帰って燃えるゴミとして廃棄
自然に還すのはせめて灰だけに
出来れば灰も持ち帰って埋め立てゴミとして廃棄
※ゴミの分別はお住いの自治体でご確認ください

ここにはかまどがあり、灰をそこへ捨てていく方がいます。
無料で利用しているそこを、誰が掃除するのですか?
掃除される迄の間、捨てた方にとっては単なる灰でも、後から来た方にとってはゴミに過ぎず嫌な思いがします。
誰か使う人が居たらとでも思うのでしょうか?
金網も幾つも捨てられています。

ゴミの受付をしてくれるキャンプ場以外では、全てのゴミを持ち帰ることが当たり前であって欲しいですし、利用するのでしたら、そいういうものだという意識でいて欲しいです。
それが自然と触れ合うキャンプの醍醐味であり、ルールでもあると思うのです。

電脳工房では、BBQコンロ・焚火台・三河黒七輪と一緒に火消壷をお勧めしています。それは、単に炭の有効活用ということだけでなく、焚き火の燃え残りや燃えカスを扱う為でもあります。
焚き火の終わりにできた熾火は、燃え尽きるのを待っていると寒くなってしまいます。
風が無ければそのまま放置してという方も少なく無いと思いますが、火消壷へ入れてしまえば直ぐにそして安全に就寝することができます。
水を掛けることを推奨する方もいらっしゃいますが、濡れてグズグズになった燃えカスや灰ほど始末が悪い物がありません。

木炭を使わないという皆さんも、ぜひ火消壷に目を向けて見てください。
LOGOSの製品は、BBQコンロや七輪に適したポータブルサイズの火消壷のほか、グループやファミリーでのBBQや焚き火でも使える、大型サイズの火消壷もありますので、用途に合ったサイズをお選びください。

差し当たって、お菓子の空き缶だって良いんです。
今はあまり見かけなくなりましたが、お煎餅が入っている類の一斗缶。蓋付きの物は天切缶といいますが、半サイズの物は結構扱いも良いです。

と、ここで書いたところで、お読みくださっている皆さんは、当たり前のように意識し工夫されていることと思います。
打てる手も少なく、本当に困ったものですね。



ある日、狭い炊事場へ置きっぱなしにされ、水も出しっぱなしになった発泡スチロールのケースがありました。
主は見あたりません。



すぐ脇にあるかまどの半分を占拠する荷物の山
利用する人は少ないのですが、炊事場一帯が異様な雰囲気にあり、あまり気分が良いものではありません。



焚き火も放置

どこから見つけてきたのか、数日前の雨降りで湿気っているのは明らか。
燻って漂ってくる煙や臭いも不快ですが、それ以前に薪というにはお粗末過ぎます。

現地調達するならば、せめてノコと手斧くらいは準備して欲しいものです。

その内に、楽しそうに話しながら、5~6名ほどで意気揚々と帰ってきたので、釣りにでも行っていたのでしょう。
折角上機嫌で楽しそうにしていたので、水を差さないようぐっと堪えて迎えた翌朝。
山のような燃えカスを放置して帰ろうとしたので、さすがにそれは無いぞと、呼び止め一言意見をしました。
今回は私たちが始末して帰るけれど、次回からは「皆の遊び場」として大切にして欲しいと。

蛇石キャンプ場はライダーにも人気のキャンプ場です。
軽装だから直火は仕方がない?
いえいえ、バイクでも
snowpeak 焚火台S
ONOE F-2527
UCO フラットパックポータブル グリル&ファイヤーピット
UCO ミニフラットパックポータブル グリル&ファイヤーピット
などなど、小型の焚火台やコンロで楽しんでいる方が沢山いらっしゃいます。

「気持ちの問題」ですよね。

火消壷というのは、炭代の節約・焚火の始末に役立ってくれる・撤収が手短に済むといった実用的な面だけでなく、炭の作り手の苦労を考えたり、自然環境の事を考えたりといった優しい気持ちにも通じ、きっとそういう気持ちを持って七輪やBBQコンロをお使いになっている方は、お料理が一味も二味も美味しくなっているだろうなと思うのです。

資源に、自然に、懐に優しい「火消壷」をとお勧めしていますが、やっぱり一番は「気持ち」というところなのではないでしょうか。

これからの季節、蚊取り線香の缶が空くことが多いと思います。なかなか手頃なサイズの火消壷になります。
エスプレッソを良く飲んでいた時は、Illy(イリー)の空き缶七輪や小型BBQコンロ用として重宝しました。
まだ火消壷をお使いになったことが無い方は、そんな所からでも始めてみませんか?
  


Posted by 電脳工房 at 06:00Comments(0)整備・清掃活動