2024年04月08日

siroca(シロカ) コーン式自動コーヒーメカー

夫婦揃ってコーヒー好きなので、毎日の朝はコーヒーのいい香りからスタートします。

普通のコーヒーサーバー
デロンギのエスプレッソマシン
忙しい時のスティックコーヒー
などを経て、落ち着いたのがsiroca(シロカ) コーン式自動コーヒーメカーです

これを購入した切っ掛けは、妻が転職後想像を絶する忙しさで、趣味のパン焼きやお菓子作りもままならないどころか、毎朝疲れが取れないままグッタリしていて、ハンドミルでゴリゴリやる時間など到底取れなくなり、挽いた物を併用していたのだけれど日が経つと今一つ、それではと購入したままお蔵入りしていた電動ミルを引っ張り出してきたものの、プロペラをぶんぶん回して挽くタイプのそれは、静電気で薄皮があちこちに付いたり、最後まできちんと出てこないのでハケで吐き出したりと、ちっとも時短にならないのに閉口したからでした。

余談ですが、体の疲れは入浴や就寝で何とかなっても、精神的な疲れはなかなか解消できるものではありません。
職場環境からくる疲労も改善される様子が無いどころか悪化している様子で、黒猫チャコが我が家に来てくれてようやく持ちこたえているという感じです。

真面目な性格は今さらどうしようも無いし、どうかしようとも思わないのですが、どうにかならないかな…

さてこのコーヒーメーカー
商品名の通り、ミルはプロペラを回すのではなく、岩塩や胡椒をすり潰す器具のように、すり潰すような感じで粉にしていきます。
発熱が少ないので風味への影響は最小限
何より静電気がほとんど発生しません

挽き加減や風味も調節できるので、細かめに挽いてリッチテイストに。
濃い目が好きな私はそのまま、妻はミルクたっぷりのカフェオレにしてという感じです。

商品としては大変満足できるもので、電脳工房でも同じ機種を購入しました。
現在は廃盤になっているようですが、保温機能が無い代わりに、サーバーがダブルステンレスで保温できるタイプです。
この辺りは一長一短ですが、電脳工房では作業に入り放置してしまうことが多いので、ステンレスサーバーで正解でした。

良い所多めですが、幾つか難点もあります。

●液晶表示がダメになる
メルカリやヤフオクで液晶表示の一部がダメになった物が結構沢山出品されていますが、我が家の物も時刻表示の一本が表示されなくなってしまいました。高温多湿になる器具なので、仕方がないといえばそうなのですけれど。

●脱着可能な吸水タンクが変形して渋くなる
私は力任せに脱着しますが、妻は結構しんどいようで、給水ポットやヤカンで直接注水しています。

●豆のストック部分が小さすぎる

●使っているうちにポタポタ… もといボタボタ垂れるようになる
レビューを見て解っていたのですが、比較的短期間で症状が出始めました。
ゆっくり注ぐと酷いので、一気に注ぐようにしていたのですが、毎回の事なので不快です。


ほとんどが我慢できる事なのですが、垂れるのは本当に困りものです。

そんなコーヒーサーバーが先日壊れてしまいました

ここでしっかり考えれば良かったのですが…

ひとまず、シリコーンシーラントが使われているようで、接着というよりシリコーンが固まり、蓋部分の溝へ入り込んで固定されるという感じで、シリコーンが経年劣化で痩せてしまい外れたのでしょう。

何度も修理したくないので、樹脂やガラスもしっかりくっつく接着剤を使ってめでたしめでたし…

ではなく、しっかりくっついたのは良いのですが、ボタボタが悪化してしまいました。
注ぎ口ではなく側面で注ぐと全く垂れてきません

あ、そうか…

接着剤の隙間から漏れてしまうのか

レビューを見た時に注ぎ口の変形に触れている方が散見されたので、形状の問題だと思いこんでいたのですが、画像にあるように縦筋が数か所ありますし、明らかに浸みている様子もうかがえます。

使っているうちに垂れるようになってしまったというレビューは、元々のシリコーンの不備や、経年劣化での痩せなどでできた隙間のせいでした。

と、いうことで、マスキングしてシリコーンを充填してめでたしめでたしでした。

コーヒーサーバーは色々使ってきましたが初めてのケースです
sirocaさん、改善してくれませんか?

  

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2024年04月04日

カブのメンテナンス

先日、除雪機を仕舞ったり凍結防止帯の電源を切ったりして春を迎える準備が出来ましたが、ようやくバイクも気持ちよく乗れる季節になってきたのでメンテナンスをしました。

私のクロスカブ110や会社で乗っているBENLY110は、チョイ乗りしているのでコンディションは把握できているのですが、バッテリーの事を考えると決して良い乗り方ではありません。




以前、ハイエースへカプラーを装着し、簡単に充電できるようにしましたが、クロスカブもバッテリーへアクセスするのに少し手間が掛かるので、同様のカプラーを装着しています。

カバーを外さなくてもシートを上げるだけで充電できるので、長期間乗らなかったりおや?っと思った時に便利です。


購入したまま使っていなかったメッシュのシートカバーも取りつけました
お尻が涼しく汗をかきにくいので快適だそうです


次は妻のスーパーカブ110
シートをめくると… やっぱり居やがった!(怒) 3匹越冬していました


小さいカバーを外すだけでバッテリーへアクセスできるので、パーツが足りなかったこともあって後回しになっていますが、近いうちにカプラーを取りつけましょう。

それにして、ポータブル電源が普及して便利になったものです。
バイクを移動させたり延長コードを引っ張って来なくても、こんなに手軽に充電出来てしまうのですから。


ボックスの清掃などなど… ここには臭い普通のカメムシが潜んでいました

妻のボックスは新しいのでパッキンが縮んでいないからか、毎度ヘリの隙間に入り込むだけなのですが、私のボックスは隙間があるようで、ボックスへ入れておいたヘルメットの中に潜んでいました。
慌ただしいゴミ捨ての時だったら、点検せず被っているところでした


オイル漏れなど目視で点検し、空気圧をチェックしてメンテナンス完了。

半年ぶりくらいですが、セルを回すとすんなりエンジンが掛かりました。
カブ系のエンジンって元々タフですが、インジェクションって不動知らずですね。

次回休みが取れたとき、少し遠出をしてタンクをスッカラカンにして、新鮮なガソリンを入れてあげましょう。
  

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2024年04月02日

春の支度


暖冬で雪が少ないなんて喜んでいましたが、終盤の降雪でつじつまが合ってしまったようです。

とはいえ、春の雪ですからあっという間に融け、除雪機の出番は結局一度しかありませんでした。


用心して仕舞わずにいたのですが、車のタイヤ交換と併せて片付け、バイクポートの片隅で来シーズンまで待機してもらいます。


もののついでに、重宝している焚付用の木の袋が破れてしまったので詰め替えました。

2月に開催された国営アルプスあづみの公園のアイスデイでのイベント時にも提供したのですが、何の気なしにボックスへ入れて現地へ向かうと、強烈なカメムシの臭いに見舞われたので車を停め、確かめるとここに潜んでいたカメムシが犯人だということが判り、急遽ルーフキャリアへと移動するなんてことがあり、袋の破れよりカメムシ退治の方が主目的だったんですけれど。


開けると同時にこんにちは


追い出しては詰め替えての繰り返し
油断すると屁をこくので用心しながらの作業は、なかなかの手間とストレスです。

結局一袋目はカメムシ35匹、サシガメ15匹が越冬していました。


ようやく一袋目が終わったところで心が折れてしまい翌日回し

二袋目は木を抜き出していなかったので密度が高かったからか、はたまた暖かくて這い出して裏山へ帰っていったのか、精々20匹くらいで済みました。

凍結防止帯もコンセントから抜き、ようやく春を迎える準備が整いました。




  

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2024年04月01日

黒猫のはなし 15 春眠暁を覚えず


寝る子だから猫と呼ぶようになったという説をしばしば耳にしますが、黒猫チャコも例に漏れず本当に良く寝ます。

しかも、夏は涼しい場所、冬は暖かい場所を良く知っていて、室温がしっくり来ない時にチャコを探して隣へゴロリとすると、なかなか快適でうっかりすると転寝をしてしまいます。

そんなチャコは、寒の戻りが有った時は妻の布団へ潜り込み、リビングに居ると炬燵の中へと入るようになったのですが、ここ数日は私の布団の足元を陣取り、リビングに居ると野良猫がブロック塀で日向ぼっこをするように、こんな風にして寝るようになりました。

こういう行動を見ると、ようやく信州の遅い春がやってきたことを実感します。




先日植えた猫草の生育も早めです
この分なら数日で食べられる丈になることでしょう
今日も天気が良いそうなので外へ出してきました


花や野菜を育てる時は、水耕栽培か穴が開いた鉢を使うものだと思い込んでいたのですが、改めて調べてみると必ずしも穴が開いている必要は無いようです。

むしろ、タッパーを使うと土の乾燥具合が判りやすいという記事もあり、購入して試してみることにしました。

普段はあまりやらないのですが、チャコが心待ちにしているようなので、数日水へ浸けて発芽を促進しています。


夜になると少し寒くなったのか、暖かい炬燵布団の上へ移動して相変わらず寝ているチャコ。

来月で3歳になりますが、私や妻の傍で寝たり寛ぐことが少し増えてきました。



  

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2024年03月31日

HIACE(KZH106) 燃費の大幅改善


先日、燃料フィルターを交換しました。

交換直後から、トルク感のUPをはじめ、体感できる違いが出てきたうえ、燃料ゲージの落ち方が緩慢になった感じがしたので、期待度は日増しにUPしていきました。

11/05 8.60km/L
11/20 タイヤ交換
12/16 6.56km/L
12/25 6.62km/L
12/30 6.55km/L
01/09 8.03km/L
02/03 フロントショック交換
02/05 7.29km/L
02/16 6.77km/L
02/18 リアショック交換
02/24 7.25km/L
02/28 エンジンマウント交換
03/05 7.75km/L(中距離+雪渋滞)
03/15 6.68km/L
03/20 オイル交換(SUPER for DIESEL添加)
03/21 7.24km/L

距離を入れていない時もあるのですが、拾えるだけ拾った燃費はこんな感じです。

タイヤ交換と同時に燃費がガタ落ちしたように見えるけれど、正月明けて間もない給油が8.03km/Lだったところをみると、、降雪などによる渋滞の影響が大きいような気がします。


燃料警告灯がチラチラ点くようになったので給油へと向かいました


本来、DIESEL-1は燃料フィルターを交換してから添加するべき物なのですが、交換前に500ccを2回添加しており、効果はさほど無いと思いますが、今回も500cc添加することにしました。


その分給油量が減りますが、燃料フィルター交換時に軽くこの分くらいは捨てていますので、差し引きゼロとして勘定します。


58.7L給油で8.72km/Lという結果です

街乗り 126km - 中距離(上越往復) 275km - 街乗り 111km(街乗りトータル237km)
街乗りと中距離半々といった感じで、街乗りは大きな渋滞は無かったので、条件として比較的良い方です。

とはいえ、ここ数年長距離を走ってもオドメーターが500kmを超えることは無かったので、間違いなく燃料フィルター交換の成果は出ています。しかもスタッドレスタイヤでです。

交換した甲斐がありました!


ラジオのMCが、当分降雪の心配は無いので、この週末はタイヤ交換に絶好なタイミングです!と言っていたので、良い機会だったので交換してしまいました。


外したスタッドレスタイヤを、定番のピンク石鹸で洗浄。
フロアジャッキやエアーインパクトがありますので、交換作業より、この作業の方が面倒です。


これで年末に履き替える時は、手や服を汚す事なくサクっと交換できます。

燃費が悪くなる原因は、スタッドレスタイヤの使用や渋滞のほか、軽油の種類が変わるという点も見逃せません。
比較的細かく解説されています


こんな指標もあるようです

信州では、不凍詮の開け閉めだとか、凍結防止帯の仕様で、水道管の破裂や凍結を防止するのですが、不凍栓は手間が掛かりますし、凍結防止帯は電気代が嵩みますので、3月中旬になると何時止めようかとソワソワしはじめます。

そんな事もあって、とっくに種類が切り替わっていると思い込んで満タン給油してきましたが、この表を見ると切替は4月に入ってから。
加えて、都会と同じ軽油になるのは5月に入ってからのようです。

桜の開花が半月~一ヶ月遅いのですから道理ですね。

燃料フィルター交換の真価が判るのは、その頃になってから… 楽しみに待ちます

年間10,000km走るとして、7.5km/Lだと1,330L、8.5km/Lだと1,177Lでその差は153L。

元々信州は燃料代が高い地域なのですが、現在更に上昇傾向にあります。
安めに見積もって142円/Lとしても、一年で21,726円も節約できる勘定になり、フィルター代の2,300円は2ヶ月も経たないうちにペイできてしまいます。

なんて、ユルっとした計算をして、少し気持ちよくなっておきます(笑)
  

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2024年03月30日

黒猫のはなし 15 猫草栽培

ようやく水が凍らない季節がやってきたので、猫草の栽培を再開しました。


昨年購入した種の残りを2鉢に分けたのでスカスカです

まだまだ朝晩は寒いので、四隅に割りばしを立て、ビニール袋を被せて簡易温室化して育てています。
少しでも天井に近い方が暖かいので、冷蔵庫の上へ置いていたのですが、チュールには目もくれないのに猫草を見つけるとみゃーみゃー鳴いて駆け寄っていく子なので、叩き落とされたりガードに引っかかって落ちたら可哀想なので、キッチンへ置くことにしました。


葉の部分しか食べないのでしっかり伸ばしてから与えたいのですが、気温が上がらないので生育が悪く、もうこれ以上引っ張ると可哀想なので5cmくらい伸びたところで与えました。

2日目になると丸坊主


種の大袋を買い、先に丸坊主になった方で育て始めたのですが、ようやく根が出始めた頃にはもう一方も丸坊主になってしまいました。


噛みちぎろうとすると根っこさら抜け、あたりに土をばら撒いてしまうので、以前から気になっていた水耕栽培用の鉢も買い足し、都合4個でローテーションすることにしました。

なかなか届かないので改めて商品情報を見てみると、中国からの発送で半月も掛かるそう。

地元のホームセンターを探しても、使い捨ての鉢・土・種がセットになった商品しか見つからず、致し方無いので辛抱して待つことにします。

いっそ大きなプランターで育て、芝生のようにカットして小さい容器へ移し替えれば良いかな?なんて思ったりしますが、先ずは評価が極端に分かれている(レビューの中には種が入っていなかったという、説明を見れば解ることにクレーム染みた投稿をしている人も結構います。)水耕栽培の勝手を確かめてからですね。
  

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2024年03月26日

らーめん 三空(安曇野市)


ラーメン店がしばしば替わってきた場所ですが、オープンして以来気になっていたものの、いつも混んでいて諦めていたらーめん 三空。

気合を入れてオープン20分前に行ってみました
先客は3組だったので入店はスンナリ
ポツポツ雨が降っていたのが良かったかな?


札幌味噌ラーメンのお店です


選んだのは定番中の定番らしい濃厚札幌味噌920円
+150円の大盛(1.5玉)にはしなかったと思うのですが、(前に週に行ったお店と記憶が混同してしまい)定かではありません。

小ライスとザンギ2個のザンギセット(380円)にしたので、きっと大盛にしなかったかと…

濃厚ですがスッキリした味わいで、なるほどこれは人気があるわけです。

ショウガはどうかな?と思ったのですが相性はとても良く、良い感じの味変になりました。


信州の山賊焼きに比べ、ザンギの定義はずっと緩い感じがしますが、カリっとして芳ばしい衣に包まれた鶏肉は、味も濃すぎず薄すぎず。
鶏肉が好きで何でもモリモリな私に比べ、豚肉が好きな妻は鶏肉料理に関しては評価が厳しめですが、とても気に入ったようです。

今まで好きでしばしば行っていたお店が、何だか味が変わったような感じがして足が遠のいていたので、このお店が選択肢に加わって嬉しいです。

食べ終わって帰る時には駐車場は満車
3組くらいが待っていました

浅間の鬼やんがあった場所に昨年開店した札幌味噌らーめん そらや
梓川のスープカリーの店 MERA
同じ建物内にある豚丼 すみ亭
人気店舗のこれらも系列店だそうです

MERAのスープカリーは妻のお気に入り
すみ亭北海道十勝帯広名物のタレ焼きも気になっていたのですが、これを機に行ってみようと思います。
  

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2024年03月25日

HIACE(KZH106) 改良・整備状況まとめ 整備編


あれこれ装備して快適になったHIACE

今度は車輌本体をきっちり整備して、まだまだ頑張って貰わなければ。



大きな縦揺れも気になっていたので振動対策から

問題を切り分けるため、ワコーズのケミカル DIESEL-1 を添加してみました。
結果として軽減されたのですが、根本的な問題は解決されることはありませんでした。



次はエアフィルターです

少し前の車検で交換済なので問題になるほどヤレておらず、エアブローだけしました。
むしろ、ボックスの方に問題ありだったのでしっかり補修し再塗装しました。

ワコーズのDIESEL-1
ワコーズのSUPER for DIESEL(少量添加)
エアフィルター清掃
ECUリセット

どれが最も奏功したのか解らないのですが、エンジンまわりそのものに不安を感じるような揺れは、助手席に乗る妻も感じるくらい軽減されたのですが、しばらく乗ると慣れてしまい不快感という点では及第点には遠く及びませんでした。

意を決してディーラーにエンジンマウントの交換を依頼し、スケジュールが空くまでの間にショックアブソーバーの交換をしました。





特に気になっていたのはフロントでした
カーブでのロール
カックンブレーキ
小さな段差でも響く
キャンプ用品を満載にしていた時は、それでもまだ我慢できたのですが、車中泊ベースにしてリアの荷重が減ったら、不快感は益々大きくなりました。

純正のショックアブソーバーはふわふわしたフィーリングなので、走りに拘っている方には案配が良くないようなのですが、コーナリングは安定するしガツンという衝撃は減るしで言う事無しです。

特にフロントは完全に抜けてしまっていたので乗り心地は激変。
交換はいたって楽なのに、どうして今まで交換しなかったのでしょう。

そしていよいよエンジンマウント交換です
DIYでも何とか出来そうな感じではあったのですが、季節的に雪が降ったり気温が低かったりする中、ありったけの工具をかき集めて丸一日掛けるような作業にモチベーションが上がらずディーラーにお願いしました。

ディーラーでも結構苦労されたようで、左右のマウントを交換するのに、当初3時間の見込みだったのが4時間掛かってしまったということで、1時間分の追加料金が発生しましたが、費用としては十分満足できるものでした。

それ以上に満足できたのが費用対効果でした



次はオイル交換です

エンジンマウント交換の少し前にオイルを交換し、SUPER for DIESELを添加したのですが大きな改善はみられませんでした。
整備の際手違いでオイル交換されてしまい、SUPER for DIESELが無い状態に戻ったのですが、何しろ振動が一気に減ったのでこの段階でも効果を感じることなく、ただただ快適に乗っていました。

幸いオイルを抜くのは非常に楽なので、一部を抜き出して残っていた1/3程度を添加して戻しました。
TURBO車は通常車より添加率を少なめにとの指示があるのですが、更にその半量程度の添加です。

しかし効果は走り出して間もなく感じられ、加速時のザラザラした感じが全く無くなり、僅かですが音や振動も低減した感じがします。

エンジンマウントの交換は、物理的に振動や音を解消するだけでなく、こういう違いも感じることが出来るようになりました。
言い換えれば、何かしら不調がある時は音や振動に現れるものなのですが、それを感じ取れるようになったということは非常に大事で、今回振動対策を行った最も大きな理由でもあります。




今までの不快が一気に解消されたのですが、最後に気になっていた整備、これはどうしても外せません。

DIESEL-1の説明には、添加前に燃料フィルターを交換しろと書かれています。
洗浄効果が大きいので溜まっていた物が落ち、経路を塞いでしまう可能性があるからだそうです。

後回しになってしまっていたことに加え、最後に何時交換されているのかも定かではなく、燃費の悪さもあって一刻も早く手を付けなければなりません。

燃費はここ数年ずっと中・長距離は7km/L台前半、長距離8km/L台前半という状態だったのでした。
冬場は軽油が凍らないよう添加物が増え、スタッドレスタイヤも履いているので燃費が落ちるのは毎年のこと。
降雪降雨での渋滞も多めだったのですが常時7km/Lを切る状態になってしまい、もしかしたらDIESEL-1が落とした汚れのせいかな?とも思えてきました。

もしかしたら本当に新車からそのままだったかもしれない
ヤレ具合に愕然としました

バイクの燃料フィルターは、燃料コックの上や経路の中途でむき出しになっているので比較的清掃し易いですし、詰まりが生じると症状がハッキリ出ることが多いので比較的頻繁に整備するのですが、車はなかなか気が回りませんでした。

振動の軽減で出来るを尽くして残るはここ!という感じですが、もっと大きな期待は燃費の向上でした。

振動はこの段になるとプラシーボと言えなくもないレベルになっているのですが、一番感じたのはトルク感のUPと加速のスムースさです。
アクセルを踏むと力強くスルスル出ていく感じ。
そういえば高速道路での追い抜き時、パワーの衰えを感じたのだけれど、全ての原因はここに有ったのでしょう。

肝心の燃費ですが

街乗りの段階でゲージの下がり方が少し穏やかになった感じがし、往復275kmほどの中距離を走行して帰ってきた時は、間違いなく改善されているという手ごたえを感じることができました。
DIESEL-1の再添加と併せ、詳細は後日掲載できればと思っています。

振動対策はエンジンマウント交換
燃費改善は燃料フィルター交換
乗り心地はショックアブソーバー(特にフロント)交換

が最も効果的でした

残る懸案事項は
ミッションマウント交換
オルタネーター交換(今のところ予防交換の域)
ですが、ひとまず快適さが戻ってきたのでここで一段落とします。
  

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2024年03月22日

HIACE(KZH106) 改良・整備状況まとめ 改良編


2023/07/03

時折不便を感じながらも、広い車内空間がアドバンテージになり、そこそこ快適だったHIACEに手を加えはじめたのが2023.07のはじめ。

バックドアを内側から開けられるようにした部品に、ナイロン紐を使っていたのをステンレスワイヤーに変更し、開閉の為のバーを取りつけるところからスタートしました。

私はドアのヘリを持って勢いを付けて閉じることが出来たのですが、小柄な妻も開閉できるようになりました。
元々ワゴン車だったので、スライドドアが助手席側にしか無く、標準で装備して欲しいくらいの機能です。



次はドライブレコーダー

バックカメラも付いて快適になりました
特に雨天時は後退灯が暗く視認性が非常に悪いのですが、広域に見渡せるようになり状況が把握し易くなりました。

様々な機能が付いていますが、普段はほとんど切っています。
何より便利なのは「前車発進」を知らせてくれる機能
前車の発進が解っていて間髪入れず追従しても、ほぼ100%知らせてくるのには閉口しましたが、7ヶ月使っていたらすっかり慣れました。

12,000円弱でこれだけ便利になると解っていたら、もっと早く装備していたのに…



長年懸案になっていたルーフキャリアへのソーラーパネル設置
ここから一気に快適度は増していきました



ソーラーパワーでポータブル電源へのチャージが行えるので、スポットクーラーや扇風機がどこでも気軽に使えるようになりました。
涼しい信州から何故わざわざ暑い所へ行くの?という妻を説得できるようになったので、ダメ押しでバックドアへ取り付けるアイテムを投入しました。
RVパークやキャンプ場でしか使えませんが、アクティビティ主体の時は活躍してくれることでしょう。
この日は運転席・助手席へ取り付けるメッシュネットを忘れてしまったので、実力を完全に発揮することはできませんでしたが、結構快適に過ごすことが出来たので期待大です。



ただし、スポットクーラーを引き込んで養生テープで目張りしたのですが、黒猫チャコが外へ出た妻を追ってホースの引き込み部分から脱走してしまったので、これを使う時はスポットクーラーは助手席の窓を使うしか無さそうで、防水BOXへ入れてキャリアへ載せられるよう、知恵を絞らなくては…



折角ソーラーパネルを設置したので、ポータブル電源の常設場所も作りました。
今まで必要な時に積んでいき、平置きしていた電子レンジも載せられるようにして、スペースも有効活用できるようになりました。



そして待望のFFヒーター設置

暑がり寒がりの妻を、これで連れ出すことができます。


これまでは、思い立ったら何時でもキャンプへ行けるよう、道具を一式詰め込んでおき、出掛けに食材・クーラーボックス・着替えを積んでいき、車中泊する時は荷物を一気に下ろすというスタイルでした。


FFヒーター設置を機に、車中泊ベースで積載は最低必要限の物だけにしておき、キャンプへ行く際はテントなどを積んでいくというスタイルに変更しました。

この辺りは事情がありまして

義父の形見分けで軽トラを頂いたのですが、エンジンブローでボツになってしまい、看板材など大き目の物の搬送に困るようになり、ハイエースを出来るだけ空荷に近い状態にしておかなければならなくなったというのが一番の理由。

結果オーライだったのですけれど



そうこうしている内に、お日さまの位置が随分低い季節になってしまいました。

連泊や万が一の被災時に、少しでも発電量を稼げるよう、ソーラーパネルを傾斜できるようにしました。
これはソーラーパネルの設置を考えていた頃からのアイデアだったのですが、思っていた以上に成果があり頼もしいです。



バッテリーが使用不能になり交換したのを機に、手軽に充電ができるようカプラーを取り付けました。

延長コードはもちろんのこと、ポータブル電源でも手軽に充電することができます。
今までは、助手席シートを前に出し、カバーを外し、クランプを繋げるなんてことが必要だったのですが、それらが省ける手軽さだけでなく、急に出かけることになってもサッと出発できることが最高に便利です。



バッテリーの交換ついでに懸案だったターミナルも交換したのですが、長さが足りなくなってしまったので、その内に付けようと思っていたカットオフスイッチも装着し、配線も分電パーツを使うなどしてスッキリさせました。

カットオフスイッチは長らく乗らない時のバッテリー上がりを避けるためにと思っていましたが、電装品の装着や最近ではECUのリセット時も便利に使っています。



サードシートを外して構造変更し、バンとして登録したのでセカンドシートの後ろへ布団を敷いてもしっかり足を伸ばして就寝できます。言い換えれば布団を敷きっぱなしにして移動し、目的地へ着いたら直ぐに寝られるという訳です。
いざ使ってみると、荷物や黒猫チャコの用品一式はセカンドシートへ積んでと思っていたのですが、到底積みきれないので運転席・助手席も使うのですが、使い勝手が悪くて仕方ありませんでした。
以前のように運転席・助手席とセカンドシートを倒してフラットにして就寝しようと思ったのですが、ヘッドレストを外したりシートを倒したりと手順が多く面倒なので、運転席・助手席シートはそのままで、セカンドシートを倒せば寝られるようにしました。

足元がシートの凹凸で寝心地が今一つだったのが解消され、快適そのものという感じです。
パーツは分割形式にしたので、シートのすぐ後ろを外せば思い切り倒すこともできます。


床下(?)収納も便利です


改良の最後はMAX1000Wだったポータブル電源を、MAX1500WのEENOUR P1500へパワーアップして一段落。

電子レンジ・電気湯沸器・ヘアードライヤーなどほとんどの家電が使えるようになったのはもちろんですが、ヒートガンや電動工具を複数台使う際、消費電力を気にしたり、複数台運用したり、時には発電機をかなくても済むようになったのは何よりです。

仕事では防災用品も扱っていますが、万が一の被災時への備え
鉄工(溶接)や木工でのラックやベッド製作(車中泊仕様)やDIY支援
ポータブル電源に関するアドバイス
屋根上ソーラー設置
など、出来ることを出来るだけやっていきたいと思っています。

いつかやりたいと思いつつ、一歩を踏み出せずにいらっしゃる皆さん。
どうぞお気軽にお声がけください

また、妻が主宰している信州焚火会では、キャンプを中心に屋外活動を行っており、電脳工房もバックアップしています。
キャンプブームが去ったと言われていますが、去ったのはコロナ禍で居酒屋の代替手段としてキャンプ場での酒盛りをしていたような層で、本当に自然が好きでアウトドアを楽しんでいる方たちや、時には防災訓練を兼ねてキャンプに盛り込んでいる方たちは、むしろキャンプ場が空いてきたことを歓迎しています。

ベテランの皆さんはもちろんですが、キャンプや車中泊をはじめたいとおもっていたけれど機会が見つからなかった方や、もっとスキルアップしたり楽しいことを知りたいという皆さんも、一度活動に参加してみませんか?

整備編へ続く  

Posted by 電脳工房 at 18:00Comments(0)雑記帳

2024年03月22日

HIACE(KZH106) 燃料フィルター分解


ゴミが増えるだけだと解っていても、バットに吐き出された異物が気になり、燃料フィルターをバラしてみました。
分別にもなりますし…


軽油がタップリ残っているので、ディスクグラインダーを使う訳にはいかなのですが、幸いバンドソーがありますのでそれでカットしました。

元々は肌色や山吹色の濾紙が真っ黒です

思っていたほどドロドロ感が無いのは、先日添加したDIESEL-1が溶かしたから?
DIESEL-1の取扱説明書には、経路を詰まらせることがあるので、フィルターを交換してから添加するよう書かれています。

ガムテープのように巻かれている濾紙を伸ばしていくと、手にザラザラ感がありました。
目に見えるような物は無いですし、ショップタオルで拭いても黒くなるだけだったのですが、黄砂が飛んでいる時のフローリングみたいなザラザラ感です。

濾紙がこれだけ汚れていると、燃料ポンプの負担もさぞかし大きかったことでしょう。

内心、どえらい物がどろどろ出て来て、それをスッキリさせたので燃費の向上につながったぞ!
という状態も考えていたのですが、そこまでは酷く無くて良かったです。

満タン状態なので一旦このまま走って燃料フィルター交換前後のフィーリングを確かめ、その後DIESEL-1を添加して再度比較してみます。
  

Posted by 電脳工房 at 07:00Comments(0)雑記帳